コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

モニーク・ヘンナガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モニーク・ヘナガンから転送)
モニーク・ヘンナガン Portal:陸上競技
選手情報
生年月日 (1976-05-26) 1976年5月26日(48歳)
自己ベスト
60m 7秒42
100m 11秒26
200m 22秒87・23秒94(室内)
400m 49秒56・51秒89(室内)
800m 2分2秒50
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
陸上競技
オリンピック
2000 シドニー 4×400mリレー
2004 アテネ 4×400m リレー
編集 テンプレートのヘルプを表示する

モニーク・ヘンナガン(Monique Hennagan, 1976年5月26日 - )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州コロンビア出身の陸上競技選手。2000年シドニーオリンピック2004年アテネオリンピックの金メダリストである。

経歴

[編集]

ヘンナガンは、1992年、韓国ソウルで行われた世界ジュニア陸上に出場。400mは準決勝で敗退。4×400mリレーでも4位という結果に終わる。2年後のリスボンで行われた世界ジュニア選手権にも出場し、400mでは、ナイジェリアオラビシ・アフォラビに次いで銀メダル。さらに4×400mリレーでは金メダルを獲得した。

その後少し間をおき、1999年の世界室内陸上では4×400mのアメリカ代表として3位という結果を残す。翌年の2000年シドニーオリンピックでは、400mと4×400mリレーに出場。400mは予選で敗退してしまったが、4×400mリレーでは、ヘンナガンとジール・マイルス=クラークマリオン・ジョーンズラターシャ・コランダーとチームを組み、3分22秒62のタイムでジャマイカらをおさえ、金メダルを獲得した。その後ジョーンズのドーピングによりメダルを剥奪されたが、スポーツ仲裁裁判所が2010年7月16日に失格処分は無効と裁定し、剥奪は撤回された。

ヘンナガンは、2004年の全米選手権400mを初めて制し、同年のアテネオリンピックの出場を決める。しかし、本番では、アメリカの3選手の中ではトップだったものの、3位のロシアナタリア・アントユフに100分の8秒及ばず4位に終わった。しかし、4×400mリレーでは、ディーディー・トロッターモニーク・ヘンダーソンサーニャ・リチャーズとともに、2位のロシアをおさえ、3分19秒01で金メダルを獲得。2大会連続の金メダルとなった。

自己ベスト

[編集]
  • 100m - 11秒26 (2005年)
  • 200m - 22秒87 (2005年)
  • 400m - 49秒56 (2004年)

主な実績

[編集]
大会 場所 種目 結果 記録
1994 世界ジュニア陸上選手権 リスボンポルトガル 400m 2位 52秒25
1994 世界ジュニア陸上選手権 リスボン(ポルトガル) 4×400mリレー 1位 3分32秒08
1999 世界室内陸上選手権 前橋日本 4×400mリレー 3位 3分27秒59
2000 オリンピック シドニーオーストラリア 4×400mリレー 1位 3分22秒62
2001 世界陸上選手権 エドモントンカナダ 4×400mリレー 4位 3分26秒88
2003 世界室内陸上選手権 バーミンガムイギリス 4×400mリレー 3位 3分31秒69
2004 オリンピック アテネギリシャ 400m 4位 49秒97
2004 オリンピック アテネ(ギリシャ) 4×400mリレー 1位 3分19秒01
2004 IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロモナコ 400m 2位 50秒20

外部リンク

[編集]