ロードファイター
ジャンル | レースゲーム |
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対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
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開発元 | コナミ開発1課 |
発売元 | コナミ |
音楽 | 佐々木嘉則 |
シリーズ | ロードファイターシリーズ |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア |
業務用基板 (136.53キロバイト) |
稼働時期 |
1984年12月 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
CPU | MC6809 (@ 2.048 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 3.580 MHz) DAC (@ 1.790 MHz) SN76496 (@ 3.580 MHz) VLM5030 (@ 3.580 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 縦モニター 256×224ピクセル 60.00Hz パレット32色 |
その他 | 型式:GX461 |
『ロードファイター』 (Road Fighter) は、1984年にコナミがアーケードゲームとして開発・販売したレースゲーム形式のアクションゲームである。当初の名称は『レッドカー』。ファミリーコンピュータやMSX、携帯電話アプリに移植された。
概要
[編集]目的は自車シボレー・コルベットを操作して、障害物や敵車を避けながら燃料切れ前にゴールに到着すること(タイムや順位は問わない)。燃料は、燃料補給用の車(MSX版ではハート)に接触して補給する。燃料の残量が一定量以下(ファミコン版では10)になると警告音が鳴り、全ての燃料が無くなると徐々にスピードが落ち、最終的に停止してしまう。ゴールに到達できないとゲームオーバー。AC版は基板の設定で1回だけコンティニューが出来る。
敵車や障害物に接触すると、スピンやクラッシュする。スピンをした場合はカウンターステアを切れば、体勢を立て直せる。クラッシュすると燃料や時間が減り、その場から再スタートできる。敵車には車線を変更しない車と変更する車がおり、AC版ではスピードの速い敵車を追い抜くと順位が上がる(スタート時点では40位)。FC版とMSX版には順位はない。
コースはニューヨークからサンフランシスコまでの全6コース(AC版、MSX版)/4コース(FC版)。各コースをクリアする毎に燃料は回復するが、AC版では一定量しか回復しない。全コースを走破すると全ステージクリアを示すイベントの後、やや難易度の上がった1コース目を繰り返す。
ゲーム中のBGMはない。コルベットのスペックはV型12気筒 DOHCエンジン、2,500馬力、最高速度: 400km/hとなっている。
ゲーム内容
[編集]- 敵車
名称は本作を収録したオムニバス作品『コナミ80'sアーケードギャラリー』より引用。
- 普通車
- 直線的に走る車。
- GTカー
- 幅寄せをしてくる車。
- ライバルカー
- 高速で走る車。追い抜くと順位が上がる。
- 障害物
- 水溜り
- 接触するとスピードが落ちる
- オイル
- 接触するとスリップする
- 「工事中」の看板、トレーラー、トレーラーの落とすドラム缶(AC版のみ)、落石
- 接触するとクラッシュする
- ボーナス
モグラ以外はクラッシュせずに走り続けることで出現。
- 燃料補給車(MSX版以外)
- "B"と書かれたハート形のオブジェクト(MSX版のみ)
- 接触すると燃料補給と300点
- 以後クラッシュや逃すことなく接触し続けると、500点→1000点→2000点→3000点…と得点が上昇していく。
- モグラ
- 条件を満たすとゴール後に出現し、3000点のボーナス。
- コナミマン、戦闘機、列車
- 画面下方から出現し、上方に去って行く。上方に消えると、3000点のボーナス。
- 怪獣
- コース脇に座っている。画面下方に消えると、3000点のボーナス。
- ステージクリア時のボーナス
- 順位ボーナス
- AC版のみ。各ステージ終了時の順位に応じて加算される。完璧なプレイで理論的に可能な最上位に達していると1万点、以下順位が下がる毎に加算点数が減る。
- 敵車ボーナス
- AC版のみ。追い抜いた敵車の数に応じて1台につき50点が加算される。
- 無接触ボーナス
- AC版のみ。各ステージで敵車、障害物、壁に1度も接触しなかった場合、パーフェクトボーナス1万点が加算される。
- 燃料ボーナス
- FC版のみ。ステージ終了時に残した燃料の量に応じて加算される。
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
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1 | ロードファイター | 1985年7月11日 1992年6月18日 |
ファミリーコンピュータ | コナミ開発2課 | コナミ | 192キロビットロムカセット[1] | RC801 NES-39-FRA |
- | |
2 | ロードファイター | 1985年8月22日 1985年 |
MSX | コナミ開発3課 | コナミ | ロムカセット | RC730 |
- | |
3 | コナミアンティークスMSXコレクション Vol.1 | 1997年11月20日 |
PlayStation | KCE東京 | コナミ | CD-ROM | SLPM-86052 | - | MSX版の移植 |
4 | コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック | 1998年7月23日 |
セガサターン | KCE横浜 | コナミ | CD-ROM | T-9530G | - | MSX版の移植 |
3 | コナミ80'sアーケードギャラリー | INT 1998年11月 |
アーケード | コナミ | コナミ | 業務用基板 | - | - | |
4 | コナミ80'sアーケードギャラリー Konami Arcade Classics |
1999年5月13日 1999年11月30日 |
PlayStation | KCE札幌 | コナミ | CD-ROM | SLPM-86228 SLUS-00945 |
- | アーケード版の移植 |
5 | ロードファイター | 2001年 |
iアプリ | コナミ | コナミ | ダウンロード (コナミデラックスパック) |
- | - | |
6 | ロードファイター | 2002年12月2日[2] |
J-スカイ (Javaアプリ) |
コナミ | コナミ | ダウンロード (コナミ J-APPLI) |
- | - | |
7 | ロードファイター | 2003年3月20日[3] |
EZアプリ | コナミ | コナミ | ダウンロード (コナミアプリコレクション) |
- | - | |
8 | ロードファイター | 2006年 |
Windows | コナミ | アイレボ | ダウンロード (i-revo) |
- | - | MSX版の移植 |
9 | コナミ アーケード コレクション Konami Classic Series - Arcade Hits Konami Arcade Classics |
2007年3月15日 2007年3月27日 2007年10月26日 2007年10月29日 |
ニンテンドーDS | M2 | KDE | DSカード | NTR-A5KJ-JPN NTR-ACXE-USA NTR-ACXP-EUR |
- | アーケード版の移植 |
10 | ロードファイター | 2009年11月24日 |
Wii | KDE | KDE | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | MSX版の移植 |
11 | ロードファイター | 2014年6月19日 |
Wii U | KDE | KDE | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | MSX版の移植 |
12 | ロードファイター | 2019年7月25日 |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
コナミ | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | - | アーケード版の移植 |
続編
[編集]- RF-2(1985年10月)
- 正式タイトルは『Konami RF2 Red Fighter』、海外でのタイトルは『Konami GT』。『ツインビー』や『グラディウス』と同じくバブルシステム上で動作する。『ロードファイター』のトップビュー視点から運転席視点になり、また燃料補給アイテムが盾型に変更されたり、妨害してくる敵車にバイクが追加されたりしている。日本国内では『ポールポジション』の筺体に組み込まれる形で流通していた。
- ミッドナイトラン:ロードファイター2(1995年)
- グラフィックが3D化された。首都高速道路をモチーフにしたコースにおいて、抜かした一般車の台数を競う。操作できる車は全て実在する大排気量のスポーツカーをモデルとしており(ただしメーカーや車の名前は出ない)、通常車と改造車の2種類から選ぶことができる。1997年にプレイステーション用ソフトとしても移植されている。
- 『ミッドナイトラン』の改良版。峠道やワインディングなどの一般道をモチーフにしたコースにおいて、前方の車や対向車を避けつつ1位を目指すルール。タイムアタックモードでは対向車は登場せずに、普通に1位を目指しながら走る。コースは、初級・中級・上級の三つで、制限時間内にゴールをするとスタッフロールが流れる。同じ年に発売された「サイドバイサイド」(タイトー)のように実在の車種が多数登場するが、対向車との衝突や派手なスピン(ただしタイムロスになるだけで破損はしない)等を再現した為、実名では登場しない。大雑把にではあるが車のセッティングをすることが可能。Optionおよびその姉妹誌の協力を受けている。
- ワインディングヒート以来14年ぶりとなる新作。7月からロケテストを開始し、9月22日より稼働を開始した。緻密なカスタマイズやドレスアップが可能となり、「ロードファイターチャレンジ」や「全国対戦」など、モード数が増加したほか、スポーツカーを中心とした国内外の車両が実名で登場する。3D対応。また、ロードファイターシリーズでは初のe-AMUSEMENT PASS対応でもある。詳しくはそちらを参照。
関連項目
[編集]- パワプロクンポケット2(2000年) - 本作に類似する『くるまでブー』というミニゲームがある。
脚注
[編集]- ^ 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、274頁。
- ^ “コナミ、J-SKY用サイトで『グラディウス体験版』を含む新アプリを大量に配信開始!” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2002年12月2日). 2019年3月16日閲覧。
- ^ “EZにロードファイターなど懐かしゲーム大量追加” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2003年3月20日). 2019年3月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- ハムスターアーケードアーカイブス公式サイト ロードファイター(PS4版)
- ハムスターアーケードアーカイブス公式サイト ロードファイター(Nintendo Switch版)
- バーチャルコンソール ロードファイター(MSX版)[リンク切れ]
- ロードファイター(MSX版) - Wii Uバーチャルコンソール
- Road Fighter - MobyGames