肥谷圭介
ひや けいすけ 肥谷 圭介 | |
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生誕 |
1979年??月??日 日本・三重県 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 青年漫画 |
受賞 |
ヤングアニマルまんが賞準入選受賞(『DAYS』) 第29回MANGA OPEN山田芳裕賞受賞(『その子の笑顔が世界を救う』) |
肥谷 圭介(ひや けいすけ、1979年 - )は、日本の漫画家。男性[1]。三重県出身[1]。
来歴
[編集]東京デザイナー学院を卒業。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて佳作を受賞後、『ヤングアニマル』(白泉社)へ移籍。同誌で連載されていた『VF -アウトサイダーヒストリー-』(林崎文博)のアシスタントを3日で辞めている。2006年、「DAYS」がヤングアニマルまんが賞準入選受賞[2]。デビュー作となった「DAYS」は一年間かけ制作された。
2009年、「サンクチュアリー 〜僕に彼女ができない理由〜」が第60回ちばてつや賞ヤング部門準優秀新人賞受賞。
2011年、「その子の笑顔が世界を救う」が第29回MANGA OPEN山田芳裕賞受賞[3][2]。
2013年、『モーニング』(講談社)14号にて、肥谷にとって初連載作品となる『ギャングース』を開始[3][4]。同作は、鈴木大介のノンフィクションルポルタージュ『家のない少年たち』を原案としている[4]。2015年、鈴木の入院による休載を挟み[5]、同年36・37合併号から連載再開し[6]、2017年6号をもって完結[7]。
2018年3月4日より『コミックDAYS』(講談社)にて『マーダーボール』の連載を開始[8]。
2018年11月23日、『ギャングース』の実写映画が公開となった[9]。公開に先がけ、肥谷による実写映画キャストで再現した『ギャングース』のキャラクターイラストを公開[10]。
2019年、『ヤングキング』20号より『僕×スター』の連載を開始[11]。それに伴うインタビューにて「期待通りの展開にしていきますので、期待しててください!」と意気込みを述べた[11]。
人物
[編集]本人曰く、よく「冷めていると人から言われる」という[10]。
『ギャングース』連載中は、もっぱら実写化の妄想をしていたらしく、実際に決定した際は「漫画にはない「音」がある緊張感や空気感を想像すると、ドキドキワクワクが止まない」と語っている[12]。
山岸汰誠の『ペーパーホラーショー』について、「すげーおもしろくて続きが楽しみ」と評価している[8]。
作風
[編集]エンタテインメント性のあるストーリーとキャラクターが特徴[2]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]- ギャングース(ストーリー共同制作:鈴木大介、『モーニング』2013年14号[3][4] - 2017年6号[13][7]、講談社、全16巻)
- マーダーボール(監修:日本ウィルチェア―ラグビー連盟、『コミックDAYS』2018年3月2日[8] - 2019年4月[14]、講談社、全4巻)
- 僕×スター(『ヤングキング』2019年20号[11] - 2021年18号[15](第1部)、2022年17号[16] - (第2部)、少年画報社、既刊8巻)
- 蜜を追う(監修:瀬戸晴海、『くらげバンチ』2023年10月27日[17] - 、既刊1巻)
読み切り
[編集]- FIVE(1996年)
- DAYS(『ヤングアニマル嵐』、白泉社、2006年)
- ベリーベリーアイラヴユー(『ヤングアニマル嵐』2007年No.1、白泉社)
- 俺と自販と、時々、オッサン(原作:加藤公平、『ヤングアニマル嵐』、白泉社、2007年)- TVドラマ『世にも奇妙な物語』で実写映像化された。
- チキンパンチ(『ヤングアニマル』2008年4号、白泉社)
- その子の笑顔が世界を救う(『モーニング』2012年13号、講談社)
- カッコイイことだけは言うぜ(『モーニング』2015年33号[18]、『Dモーニング』2015年33号[18]、講談社)
- 異世界転生課(『月刊コミックバンチ』2023年11月号付録「死役所公式アンソロジー」[19][20])
出典
[編集]- ^ a b “肥谷圭介の一覧 プロフィール”. BookLive!. 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b c “Information”. 映画『ギャングース』公式サイト. 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b c “ギャングース(1)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b c “モーニング新連載、犯罪者だけ狙う若者たちの裏稼業もの”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年3月7日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ “「チーズスイートホーム」11年の連載に幕、シークレットマンガをWEBで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年6月18日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ “「ピアノの森」最終章スタート、モーニングで4次元がテーマの新連載も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年8月6日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b “「ギャングース」完結!貧困と格差から抜け出そうともがく少年達の物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年1月6日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b c “「コミックDAYS」特集”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年3月2日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ “映画「ギャングース」は11月23日公開、サイケ&カズキの偵察シーンなど新写真”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年8月15日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b “「ギャングース」映画キャスト版イラスト、原作・肥谷圭介が描き下ろし”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年11月3日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b c “「ギャングース」の肥谷圭介による巨弾拳闘新連載「僕×スター」ヤンキンで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年9月24日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ “肥谷圭介「ギャングース」映画化!高杉真宙、加藤諒、渡辺大知のトリプル主演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年1月19日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ “ギャングース(16)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年6月14日閲覧。
- ^ “マーダーボール(4)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年6月14日閲覧。
- ^ “「大友ファミリーステッカー」がYK付録に、「KIPPO」最新刊発売&創刊34周年記念”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月23日) 2021年8月23日閲覧。
- ^ “肥谷圭介の拳闘怪物譚「僕×スター」が1年ぶりにリブート、第2部の連載開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月8日) 2022年8月8日閲覧。
- ^ “蜜を追う 第1話”. くらげバンチ. 新潮社. 2023年11月10日閲覧。
- ^ a b “「ギャングース」連載再開決定、モーニングで肥谷圭介の読み切り掲載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年7月16日) 2021年6月14日閲覧。
- ^ “「死役所」10周年、作家20人による公式アンソロジーがバンチ付録に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年9月21日) 2023年9月21日閲覧。
- ^ 「異世界転生課」『月刊コミックバンチ』2023年11月号付録「死役所公式アンソロジー」、新潮社、2023年9月21日、77頁、ASIN B0CHC92FZ1。
外部リンク
[編集]- 肥谷圭介 (@hiyagoose) - X(旧Twitter)