マット・ベイノン・リース
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マット・ベイノン・リース(Matt Beynon Rees、1967年 - )は、イギリスの作家。南ウェールズ・ニューポート生まれ。
経歴
[編集]オックスフォード大学、メリーランド大学カレッジパーク校で学んだ。
1996年より、ジャーナリストとして中東の記事を書くようになり、2000年6月から2006年1月までタイム誌のエルサレム支局長を務める。
2004年、ノンフィクション「Cain's Field: Faith, Fratricide, and Fear in the Middle East」を発表。2007年、初めて挑んだフィクション「ベツレヘムの密告者」で英国推理作家協会主宰のCWA賞最優秀新人賞(ジョン・クリーシー・ダガー賞)を受賞し、12ヶ国語に翻訳、14カ国で刊行され、アメリカ合衆国のニューヨーク・タイムズ[1]、イギリスのインデペンデント[2]、フランスのフィガロ[3]など、各国のメディアに絶賛された。
以後、同作の主人公「オマー・ユセフ」シリーズを刊行しており、全7作を予定しているという[4]。
作品リスト
[編集]- ベツレヘムの密告者 The Collaborator of Bethlehem[5](2007年)
- 2009年6月10日発行、ランダムハウス講談社文庫、翻訳:小林淳子、ISBN 978-4-270-10300-5
- A Grave in Gaza(2008年) 日本語訳未刊
- The Samaritan's Secret(2009年) 日本語訳未刊
- The Fourth Assassin(2010年) 日本語訳未刊
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- Matt Beynon Rees - 公式サイト