コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

競艇マクール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マクールから転送)

競艇マクール(きょうていマクール)とは、競艇を専門に扱う雑誌ならびにウェブメディアである。雑誌の発行とウェブメディアの運営、広告の取り扱いを株式会社ネプラス、雑誌の発売を株式会社三栄が行っている。

概要

[編集]

SUPER BOAT MAGAZINE マクール

[編集]

「マクール」は競艇の決め手のひとつ「まくり」と、同誌の編集を担当していた編集プロダクション「有限会社マクール」の社名にちなんだもの。サブタイトルは「全速ツケマイな切れ味 競艇専門マガジン」。

1993年8月に創刊し、SG開催のタイミングで不定期で発行されていた。1995年3月号からは月刊で発刊され、毎月11日に発売。老舗のボートレース雑誌。表紙は競艇通の漫画家で知られる蛭子能収が書いている。編集長は渡辺将司。ボートレース選手でもある西山貴浩が客員編集長を務める。

旬の選手にフォーカスを当てたインタビュー、舟券企画、業界時事ネタ、ボートレースヒストリーなどバラエティに富んだ特集記事、ビッグレース(SGやPGⅠ)展望など、ボートレースに関するあらゆる情報が書かれている。また、著名人によるコラムも豊富。レース場で使用できるクーポンもある。

2012年5月号より表紙の題字を「SUPER BOAT MAGAZINE マクール」に変更した(元々、英語表記として「SUPER BOAT MAGAZINE MACOUR」を用いていたことにちなむ)。

2019年7月3日、マクールの創設者(初代編集長)である主筆・水村和彦(戸田男、ジジーの愛称でも知られた)が急逝。水村は競艇誌の創刊前は自動車雑誌などのライターをしていた人物で、マクールは元々は当時の水村の個人事務所の名称であった。

2022年4月、西日本スポーツなどの記者をつとめていた渡辺将司が編集長に就任した。渡辺はBSフジのボートレース番組「BOAT RACEプレミア 〜ハートビートボート+〜」に解説者として出演している[1]

主な連載

[編集]
  • スペシャルインタビュー
  • マクールトピックス
  • ジジー放談
  • 全国24場 競艇場月報
  • 今、狙える選手に訊く(インタビュー)
  • 愛知支部選手リレーコラム「アイチてください愛知支部」
  • 西山貴浩「97期の笑利への道」
  • 永島知洋「旅打ちで~!エンジョイ!」
  • 藤原邦充「艇言」
  • 金田拓朗「走る!ボート記者」
  • マクール探偵局
  • OB選手「わいわいト~ク」
  • 若林健次「バカ林のボート日々是好日」
  • 渡邊十絲子「天下御免の競艇客」
  • ひまひまデータOFFLINE

Web マクール

[編集]

競艇専門マガジンマクールのモバイル版として、2002年に携帯マクールがiモード公式サイトとしてリリースされた[2]。出走表、ニュース、イチオシ予想などのレース情報や、待受画像やえびすコラム、魔王決定戦などのコンテンツが提供された。 2011年には、iPhoneアプリ・スマホマクールがリリースされた。

主な連載

[編集]
  • 桧村賢一「舟券即戦力」[3]
  • すーなか「今月もどうもすいません」
  • 芦村幸香「幸香のHappy Time」
  • 小林習之「ボート見聞録」
  • 荒尾聡「AUTO FOCUS」
  • 藤原邦充「艇言」
  • 大山千広「ぼーと好いとーばい」[4]
  • 西山貴浩「97期の笑利への道」[5]

脚注

[編集]
  1. ^ BSフジ「BOAT RACEプレミア 〜ハートビートボート+〜」4月前半放送予定 - Digital PR Platform・2021年3月26日
  2. ^ マクールサイト20周年記念 2002年 携帯マクールリリース”. マクール. 2022年8月26日閲覧。
  3. ^ 桧村賢一コラム”. マクール. 2022年8月27日閲覧。
  4. ^ 大山千広コラム”. マクール. 2022年8月27日閲覧。
  5. ^ 西山貴浩コラム”. マクール. 2022年8月27日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]