ペスタロッチー教育賞
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(ペスタロッチ教育賞から転送)
ペスタロッチー教育賞(ペスタロッチーきょういくしょう)とは、ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチを研究し、戦後の教育に貢献した教育学者長田新を記念し、長田が教鞭をとった広島大学大学院教育学研究科が1992年に設立した賞である。民衆教育に貢献した個人・団体に贈られる。一般には、「ペスタロッチ」と表記されることが多いが、長田新は、ペスタロッチーと表記することを好んだため、この賞の呼称は「ペスタロッチー教育賞」である。
受賞者
[編集]- 第1回(1992年) - 宮城まり子(女優・ねむの木学園の創立者)
- 第2回(1993年) - 谷昌恒(北海道家庭学校校長)
- 第3回(1994年) - 児玉三夫(学校法人明星学苑理事長、明星大学学長、明星小学校校長)
- 第4回(1995年) - 山田洋次(映画監督・「学校」)
- 第5回(1996年) - NHK名古屋放送局(「中学生日記」制作スタッフ)
- 第6回(1997年) - 本吉修二(学校法人白根開善学校校長)
- 第7回(1998年) - 黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)
- 第8回(1999年) - 社会福祉法人広島新生学園
- 第9回(2000年) - 丸木政臣(学校法人和光学園学園長)
- 第10回(2001年) - 佐野浅夫(俳優・NHKラジオ第2放送「お話でてこい」の語り手)
- 第11回(2002年) - 社会福祉法人似島学園(原爆孤児の引き受け・障害児教育)
- 第12回(2003年) - 九里茂三(学校法人九里学園学園長)
- 第13回(2004年) - 中野光(日本生活教育連盟委員長、日本子どもを守る会会長)
- 第14回(2005年) - アグネス・チャン(歌手・日本ユニセフ協会大使・教育学博士)
- 第15回(2006年) - 津守眞(学校法人愛育学園理事長)
- 第16回(2007年) - 曻地三郎(しいのみ学園園長)
- 第17回(2008年) - 松田実(ネパール学校建設支援協会Inひろしま代表)
- 第18回(2009年) - 西谷英雄(学校法人光の村学園理事長・学園長)
- 第19回(2010年) - 金森俊朗(北陸学院大学教授・元小学校教諭)
- 第20回(2011年) - 高谷清(重症心身障害児施設びわこ学園小児科医師)[注釈 1]
- 第21回(2012年) - 一般社団法人実践人の家
- 第22回(2013年) - 奥地圭子(NPO法人東京シューレ理事長)
- 第23回(2014年) - 水谷修(元横浜市立高等学校教諭)
- 第24回(2015年) - 渡辺和子(学校法人ノートルダム清心学園理事長)
- 第25回(2016年) - 湊晶子(広島女学院大学学長)
- 第26回(2017年) - 中本忠子(NPO法人食べて語ろう会理事長)
- 第27回(2018年) - 児童養護施設舞鶴学園、和田晋(広島市教育委員会主事、前広島市立二葉中学校校長)
- 第28回(2019年) - 大石由紀子(Oishiサポートセンター代表)
- 第29回(2020年) - 村井実(慶應義塾大学名誉教授)
- 第30回(2022年) - MISIA(歌手)
- 第31回(2022年) - 北川聡子(社会福祉法人麦の子会理事長兼総合施設長)
- 第32回(2023年) - NPO法人学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会見晴台学園
注釈
[編集]外部リンク
[編集]- 広島大学 ペスタロッチー教育賞について - 2006年10月9日時点でのアーカイブ