ベルリン機械製造
種類 | AG |
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略称 |
ベルリナー シュヴァルツコップ |
本社所在地 |
ドイツ ベルリン |
設立 | 1852年10月3日 |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | 鉄道車両 |
特記事項:1966年、DIAGに吸収 |
ベルリン機械製造株式会社(独: Berliner Maschinenbau AG)はかつてのドイツの機関車のメーカー。日本ではシュヴァルツコップ社(シュワルツコップ他の読み方もあり)、ベルリナー社、あるいはベルリン造機などとも呼ばれる。
歴史
[編集]1852年10月3日にベルリンのルイス・ヴィクトル・ロベルト・シュヴァルツコップ(Louis Victor Robert Schwartzkopff 1825-1892)によってL. シュヴァルツコップ鋳物・機械工場として設立された。
1860年の火事と工場の拡大の後、複数の鉄道会社むけにターンテーブル、給水施設とポイントの製造を開始。 最初の機関車は、1867年2月1日にニーダーシュレージッシュ・メルキッシェ鉄道に提供された。 1870年7月1日、株式会社に改組されて、ベルリン機械製造株式会社・旧名L. シュヴァルツコップ(独:Berliner Maschinenbau-Actien-Gesellschaft vormals L. Schwartzkopff, Berlin)という社名を名乗った。1897年には2番目の工場がヴィルダウに開設された。
1907年7月4日に、ミュンヘンのマッファイとの協力が始まり、マッファイ-シュヴァルツコップ工業有限会社が、ヴィルダウの既存の工場の隣に開設された。 1910年には同地で電気機関車とその機器の製造を開始。1924年には、ディーゼル機関車の製造も始まった。
第二次世界大戦の間に工場が破壊され、続いてベルリンとヴィルダウの工場が解体された結果、ベルリン機械製造の機関車製造は1945年に終わった。
1945年9月20日に、残りの工場で生産が再開され、鋳物製造の他、ライノタイプ植字機とビン製造機の製造が行なわれた。1966年に、ベルリン機械製造株式会社はDIAG(Deutsche Industrieanlage 有限会社)に吸収された。