モネ劇場
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(ベルギー王立歌劇場から転送)
モネ劇場(ベルギー王立歌劇場) | |
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劇場の外観 | |
情報 | |
種別 | 歌劇場 |
所在地 | ベルギー、ブリュッセル市 |
位置 | 北緯50度50分59秒 東経4度21分14秒 / 北緯50.84972度 東経4.35389度座標: 北緯50度50分59秒 東経4度21分14秒 / 北緯50.84972度 東経4.35389度 |
外部リンク | 公式サイト |
モネ劇場(モネげきじょう、仏:Théâtre Royal de la Monnaie (La Monnaie) 、蘭:De Koninklijke Muntschouwburg (De Muntschouwburg) )は、ベルギーのブリュッセル市にある歌劇場。ベルギー王立歌劇場とも呼ばれる。
スペイン統治時代の1700年に開場した。歴代の音楽監督は、ジョン・プリッチャード、シルヴァン・カンブルラン、アントニオ・パッパーノ、大野和士らが務めた。2008年から現在までマーク・ウィッグルスワースが音楽監督を務めている。2012年9月よりリュドヴィク・モルロー (Ludovic Morlot) が音楽監督に就任する予定である。
主な録音には、パッパーノ指揮でブリテンの『ねじの回転』やマスネの『マノン』、カンブルラン指揮でギュスターヴ・シャルパンティエの『ルイーズ』などがある。
付属のオーケストラは、劇場での演奏だけでなくシンフォニー・コンサートも行い、その時はモネ交響楽団(仏:Orchestre Symphonique de la Monnaie, 蘭:Symfonieorkest van de Munt)と称する。オーケストラ単独での録音には、大野指揮でマーラーの交響曲第2番「復活」やエル・バシャ独奏でプロコフィエフのピアノ協奏曲全集などがある。
主な世界初演オペラ
[編集]- ジュール・マスネ:『エロディアード』、(1881年12月19日)
- エルネスト・レイエル:『シギュール』、(1884年1月7日)
- エマニュエル・シャブリエ:『グヴェンドリーヌ』、(1886年4月10日)
- バンジャマン・ゴダール:『ジョスラン』、(1888年2月25日)
- エルネスト・レイエル:『サランボー』、(1890年2月10日)
- ヴァンサン・ダンディ:『フェルヴァール』、(1897年3月12日)
- ヴァンサン・ダンディ:『異邦人』、(1903年1月7日)
- エルネスト・ショーソン:『アルテュス王』、(1903年11月30日)
- ダリウス・ミヨー:『オルフェの不幸』、(1926年5月7日)
- アルトゥール・オネゲル:『アンティゴーヌ』、(1927年12月28日)
- 細川俊夫:『松風』、(2011年5月3日)
参考文献
[編集]- 『新グローヴ オペラ事典』 白水社(ISBN 978-4560026632)
- 『ラルース世界音楽事典』福武書店
- 『オックスフォードオペラ大事典』ジョン・ウォラック、ユアン・ウエスト(編集)、大崎滋生、西原稔(翻訳)、平凡社(ISBN 978-4582125214)
- 『歌劇大事典』大田黒元雄 著、音楽之友社(ISBN 978-4276001558)