ベネズエラ空軍
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ベネズエラ空軍 Aviación Militar Nacional Bolivariana | |
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創設 | 1920年 |
国籍 | ベネズエラ |
軍種 | 空軍 |
タイプ | 軍事航空 |
任務 | 航空戦闘 |
上級部隊 | ベネズエラ軍 |
渾名 | AMB |
モットー | Spatium superanus palatinus |
主な戦歴 |
エル・ポルテニャソの反乱 コルベット・カルダス危機 1992年11月ベネズエラクーデター未遂 |
識別 | |
国籍識別標 | |
フィンフラッシュ | |
使用作戦機 | |
攻撃機 |
EMB 312V K-8W |
電子戦機 |
C-26B ファルコン 20C |
戦闘機 |
F-16A/B Su-30MKV |
練習ヘリ |
F-280FX エンストロム 480B |
汎用ヘリ |
Mi-17V5 AS 332B1 AS 532 AC/UL |
偵察機 | モハジェル |
練習機 |
DA40 SF.260B DA42 |
輸送機 |
C-130H Y-8 F-200W |
ベネズエラ空軍(ベネズエラくうぐん、スペイン語: Aviación Militar Nacional Bolivariana)は、ベネズエラの空軍組織。
歴史
[編集]1920年12月10日に陸軍航空学校が創設され、ここからベネズエラ空軍の歴史が始まる。創成期はファルマン製飛行機やコードロン G.3やコードロン G.4を装備し、おもにフランス、ドイツ、イタリアの影響を受けていた。第二次世界大戦後はアメリカ合衆国の援助で再編成され、1946年6月22日に正式にベネズエラ空軍が発足した。
現存する空軍基地の大半は1960年代に建設された。この頃の主力機はF-86やB-25であった。1970年代に入り、石油価格の上昇により軍事費が増大し、空軍の近代化が1980年代まで進められる。ミラージュIIIやT-27、OV-10A/E、VF-5A/Dの他、1983年にはF-16が到着した。
近代化
[編集]アメリカ合衆国がF-16用予備部品の輸出を禁止した結果、ベネズエラ空軍は2005年7月に24機のSu-30を購入することとなった。
2009年までにMi-28が4機引き渡される予定である。これ以外にもロシアからIl-76を2機の調達や、Su-35の購入交渉が進められている。
組織
[編集]空軍総司令官(Comandante General de la Aviación Militar Nacional Bolivariana)の下、以下の職位・組織がある。2007年時点で現役兵総員5,500人。パイロットの平均飛行時間は155時間/年[1]。
- 空軍航空作戦集団
- 空軍防空集団
- 空軍空挺集団
- 空軍兵站集団
- 空軍人事集団
- 教育局
- 航空学保健局(Dirección de Sanidad Aeronautica)
- 管理副局
- 計画部
- 調査教育部
- 生理ENTTO部
- 一般役務部
- モジュール部
- 人事部
- 医療副局
- 調査教育部
- 生理ENTTO部
- 一般役務部
- モジュール部
- 人事部
- 管理副局
- 航空独立事業(Servicio Autónomo de la Aviación)
- 航空独立事業管制網(Cadena de Mando del Servicio Autónomo de la Aviación)
- 予算計画局(Dirección de Planificación y Presupuesto)
- 市場商業化局(Dirección de Mercadeo y Comercialización)
- 成果局(Dirección de Producción)
航空基地
[編集]- エル・リベルタドル空軍基地(El Libertador Airbase)
- ヘネラリーシモ・フランシスコ・デ・ミランダ空軍基地(Generalissimo Francisco de Miranda Airbase)
航空部隊
[編集]- 空軍航空作戦集団
- 第4航空群 運用機、A-319CJ、B-737、ファルコン50、Mi-17
- 第5航空群 運用機、ビーチクラフト BE200
- 第6航空群 運用機、C-130、ショート 330、B-707
- 第9航空群 運用機、セスナ 206、セスナ 208
- 第10航空群 運用機、AS 332、スーパープーマおよびクーガー
- 第11航空群 運用機、ミラージュ50
- 第12航空群 運用機、VF-5
- 第13航空群 運用機、Su-30MK2
- 第14航空群 運用機、SF-260、T-27 ツカノ、セスナ 182
- 第15航空群 運用機、OV-10、T-27 ツカノ
- 第16航空群 運用機、F-16
- 第85航空群
装備
[編集]固定翼機
[編集]- Su-30MKV × 24機
- F-16A ブロック15OCU × 21機
- ミラージュ50 × 12機
- カナディアVF-5A/B × 18機
- OV-10A/E × 8機
- エアバスA319 × 1機
- ビーチクラフト キングエア × 5機
- フェアチャイルド・スウェアリンジェン メトロライナー × 2機
- ボーイング707 × 2機
- ボーイング737 × 1機
- ダッソー ファルコン 20DC/F × 5機
- ダッソー ファルコン 50 × 1機
- C-130H × 6機
- ショート 330 × 2機
- セスナ 208 × 8機
- セスナ 206 × 16機
- セスナ 182 × 2機
- 南昌飛機製造公司JL-8 × 0機(18機発注)
- アエルマッキ SF-260 × 12機
- T-27 ツカノ × 15機
回転翼機
[編集]階級
[編集]日本語 | スペイン語 | NATO階級符号 | ||||
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士官 | ||||||
空軍大将 | General en Jefe | |||||
空軍中将 | Mayor General | |||||
空軍少将 | General de Division | |||||
空軍准将 | General de Brigada | |||||
空軍大佐 | Coronel | |||||
空軍中佐 | Teniente Coronel | |||||
空軍少佐 | Mayor | |||||
空軍大尉 | Capitan | |||||
空軍中尉 | Teniente | |||||
空軍少尉 | Subteniente | |||||
技術官 | ||||||
先任上級技術教官 | Maestro Tecnico de Supervisor | |||||
上級技術教官 | Maestro Tecnico Mayor | |||||
1等技術教官 | Maestro Tecnico de Primera | |||||
2等技術教官 | Maestro Tecnico de Segunda | |||||
3等技術教官 | Maestro Tecnico de Tercera | |||||
1等技術軍曹 | Sargento Tecnico de Primera | |||||
2等技術軍曹 | Sargento Tecnico de Segunda | |||||
3等技術軍曹 | Sargento Tecnico de Tercera | |||||
下士官 | ||||||
先任上級曹長 | Sargento Supervisor | |||||
上級曹長 | Sargento Ayudante | |||||
1等曹長 | Sargento Mayor de Primera | |||||
2等曹長 | Sargento Mayor de Segundo | |||||
3等曹長 | Sargento Mayor de Tercera | |||||
1等軍曹 | Sargento Primero | |||||
2等軍曹 | Sargento Segundo | |||||
兵卒 | ||||||
1等伍長 (1等兵) |
Cabo Primero | |||||
2等伍長 (2等兵) |
Cabo Segundo | |||||
兵 | Distinguido |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Military Balance 2007
参考文献
[編集]Christopher Langton, Military Balance 2007, Routledge