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山口シネマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プラスミックから転送)
株式会社山口シネマ
YAMAGUCHI CINEMA Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
104-0033
東京都千代田区岩本町1丁目11番2号
設立 1954年(昭和29年)
業種 情報・通信業
法人番号 9010001056156 ウィキデータを編集
事業内容 公営競技の着順判定写真撮影、各種有線テレビ放送業務、映像ソフト制作など
代表者 山口良成(代表取締役)
資本金 37.2百万円
売上高 49億円(2014年12月期)
従業員数 446人(2015年1月1日現在)
決算期 3月31日
関係する人物 山口良吉(創業者)
外部リンク http://www.yamaguchi-cinema.co.jp/
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株式会社山口シネマ(やまぐちシネマ)は、東京都千代田区にある競馬競艇オートレースの写真判定映像、および各競技場公式映像の制作を請け負う会社である。

歴史・概要

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  • 1925年3月 創業者山口良吉により、個人商店「山口シネマ公司」として設立。当時発行されていた競馬雑誌に「山口シネマ」撮影の馬の写真が掲載されており、古くから競馬関係の写真を撮影する仕事を請け負っていたと見られる。
  • 1949年 アメリカの競馬で使われたシャッターのない写真カメラを日本で初開発。当時は電力がなかったので蓄音機のぜんまいを動力源として使い、競馬のパトロールフィルムの判定に使った。
  • 1953年 中山競馬場でパトロールフィルムを正式に採用。それまでにカメラの改良やパトロールタワーの高さ調整などの技術開発などの研究を行う。
  • 1954年 個人経営だった山口シネマを法人化、「株式会社山口シネマ(第1期)」として設立。
  • 1957年 業務拡張のため、工場部門を「山口産業株式会社」に分社化。更にトータリゼーターなどの開発を進める。
  • 1962年 競馬場のファンサービスのための場内テレビサービスの実用化を実施。1963年日本中央競馬会と提携して、正式に中央競馬の舞台でも採用される。
  • 1965年 中山競馬場を皮切りに自動タイム計測器を設置。
  • 1969年 中央競馬でのパトロールフィルム業務開始。
  • 1971年 山口シネマ(第1期)と山口産業を再統合。
  • 1976年 判定写真拡大装置が完成し、競馬場などの着順決定の参考材料となる「フォトチャートカメラ」を日本で初めて開発。
  • 1978年 アルゼンチン香港など海外へ進出。
  • 1986年 デジタルビュア完成。
  • 1988年 車載式映像装置「ランニングビジョン」開発。
  • 1990年 社名を「株式会社プラスミック」に変更。
  • 1991年 レース情報システム「オッズプリンター」開発、各競馬場やウインズに設置。
  • 1996年 写真判定のカラー化「カラーデジタルビュア」を開発。まずはアメリカで採用し、2001年から日本国内でも採用。
  • 2006年 携帯電話のサイト「うまステ」開設。
  • 2007年 初の外国人正社員採用。2007国際放送機器展に、2.4GHz HD デジタル無線伝送装置を出展。
  • 2009年 社名を「株式会社山口シネマ(第2期)」に戻す。
  • 2011年 山口総業株式会社と合併。
  • 2015年 本社を千代田区へ移転[1]

関連会社

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出典

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  1. ^ 本社移転のお知らせ”. 山口シネマ. 2016年4月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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