ブルース・エイムス
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(ブルース・エイムズから転送)
ブルース・エイムス Bruce Ames | |
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ブルース・エイムス( 2009) | |
生誕 |
Bruce Nathan Ames 1928年12月16日 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク |
死没 |
2024年10月5日 (95歳没) アメリカ合衆国 カリフォルニア州バークレー |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究分野 | 分子生物学, 生化学 |
研究機関 |
カリフォルニア大学バークレー校 アメリカ国立衛生研究所 |
出身校 |
カリフォルニア工科大学, コーネル大学 |
博士論文 | The biosynthesis of histidine in Neurospora crassa (1953) |
主な受賞歴 |
ガードナー国際賞(1983) アメリカ国家科学賞(1998) |
プロジェクト:人物伝 |
ブルース・ネイサン・エイムス(Bruce Nathan Ames、1928年12月16日 - 2024年10月5日)は、アメリカ合衆国の生化学者である。カリフォルニア大学バークレー校の生化学、分子生物学の教授や小児病院オークランド研究所の研究員を務めている。安く簡単に物質の変異原性を評価するエイムス試験を考案した。
来歴
[編集]ニューヨークで生まれ育ち、ブロンクス科学高校を卒業した。コーネル大学で大学生活、カリフォルニア工科大学で大学院生活を送った。
彼は癌や老化の研究を行い、500報以上の論文を執筆した。トムソン・ロイターによれば、彼は全ての分野を通じて最も引用回数の多い数百人のうちの1人である。
エイムズの現在の研究課題は、ミトコンドリアの老化を起こす物質の同定、特に脳の老化におけるミトコンドリアの役割、病気・飢餓・肥満等を防ぐ微量栄養素の摂取等である。また癌や老化を防止する突然変異源にも関心を持っている。
2024年10月5日、バークレーの病院で死去した。95歳没[1]。
主な受賞歴
[編集]- 1964年 イーライリリー生物化学賞
- 1975年 ローゼンスティール賞
- 1983年 ガードナー国際賞
- 1985年 タイラー賞
- 1991年 アメリカ化学者協会ゴールドメダル
- 1996年 本田賞
- 1997年 日本国際賞[2]
- 1998年 アメリカ国家科学賞
- 2004年 トーマス・ハント・モーガン・メダル[3]
- 2013年 トムソン・ロイター引用栄誉賞
出典
[編集]- ^ Sanders, Robert (2024年10月10日). “Bruce Ames, developer of a simple, widely used test to detect carcinogens, is dead at 95” (英語). Berkeley News. 2024年10月14日閲覧。
- ^ “ジャパンプライズ(Japan Prize/日本国際賞)”. 国際科学技術財団. 2022年10月4日閲覧。
- ^ Smith, Gerald R; Johnston Mark (Feb. 2004). “The 2004 Thomas Hunt Morgan Medal”. Genetics (United States) 166 (2): 645-6. ISSN 0016-6731. PMID 15020453.