コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ファイル:色絵藤花文茶壺.jpg

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

元のファイル (3,522 × 3,522 ピクセル、ファイルサイズ: 2.07メガバイト、MIME タイプ: image/jpeg)

概要

解説
日本語: 野々村仁清(生没年不詳)は丹波国桑田郡野々村(現、京都府北桑田郡美山町)の出で、本名を清右衛門という。瀬戸で轆轤(ろくろ)の修業を積み、洛西の仁和寺(にんなじ)門前に御室(おむろ)窯を開いた。「仁清」という号は、仁和寺の仁と清右衛門の清を合わせたもので、仁和寺を中心とする貴顕たちと交流を深め、それらの人々の求めに応じて華麗で典雅な作品を数多く残している。特に、後水尾院を中心にした宮廷サロンとの仲介役をなした茶人金森宗和とのかかわりの中で、野々村仁清は優美な陶器を次々と生み出した。  仁清の作品は、巧みな轆轤の技術と華麗な上絵付けに支えられた、茶壺、水指、茶碗、香炉、香合などの茶道具で占められているが、その代表作といわれるものが色絵の茶壺である。この色絵藤花文茶壺は、仁清の茶壺の中でも最高の傑作として名高く、京風文化の象徴的作品ともいえる。温かみのある白釉地の上に、咲き盛る藤花が巧みな構図で描かれており、花穂と蔓は赤や紫・金・銀などで彩られ、緑の葉には一枚一枚葉脈を施している。総体が均等に薄く挽(ひ)き上げられた端正な姿は、色絵の文様とほどよく調和しており、下部の土見(つちみ)も壺全体のバランスをよく保っている。底裏に「仁清」の小判形の大印が捺されている。丸亀藩・京極家伝来。
日付
原典 投稿者自身による著作物
作者 MOAMUSEUMOFART

ライセンス

この作品の著作権者である私は、この作品を以下のライセンスで提供します。
w:ja:クリエイティブ・コモンズ
表示 継承
このファイルはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際ライセンスのもとに利用を許諾されています。
あなたは以下の条件に従う場合に限り、自由に
  • 共有 – 本作品を複製、頒布、展示、実演できます。
  • 再構成 – 二次的著作物を作成できます。
あなたの従うべき条件は以下の通りです。
  • 表示 – あなたは適切なクレジットを表示し、ライセンスへのリンクを提供し、変更があったらその旨を示さなければなりません。これらは合理的であればどのような方法で行っても構いませんが、許諾者があなたやあなたの利用行為を支持していると示唆するような方法は除きます。
  • 継承 – もしあなたがこの作品をリミックスしたり、改変したり、加工した場合には、あなたはあなたの貢献部分を元の作品とこれと同一または互換性があるライセンスの下に頒布しなければなりません。

キャプション

このファイルの内容を1行で記述してください

このファイルに描写されている項目

題材

7 12 2016

ファイルの履歴

過去の版のファイルを表示するには、その版の日時をクリックしてください。

日付と時刻サムネイル寸法利用者コメント
現在の版2020年2月8日 (土) 01:172020年2月8日 (土) 01:17時点における版のサムネイル3,522 × 3,522 (2.07メガバイト)MOAMUSEUMOFARTCross-wiki upload from ja-two.iwiki.icu

以下のページがこのファイルを使用しています:

メタデータ