ビーバートン学校区
ビーバートン学校区[1](英: Beaverton School District)は、アメリカ合衆国オレゴン州のビーバートン及びポートランドの一部を包含する公立学区。オレゴン州内で第3位[2]の生徒数を誇る学区で、2005年現在、35,329人の児童・生徒が在籍する。2004-2005年度における、学区の総予算は4億2800万米ドルであった。Jerome Colonnaが学区監督を務めている[3]。
学区内には31の小学校、8の中学校、8の高等学校があり、総勢2,016人の教師が在籍する。
学校
[編集]小学校
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中学校
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オプションの中学校
[編集]- スンマ
公立の代替プログラムで、優秀な6年生、7年生、8年生の教育を目的として設置された。現在、メドウ・パーク中学校とウィットフォード中学校の中に設置されている。入学を希望する生徒は入学願書を記入の上、小論文と教師からの推薦状を提出しなければならない。また、生徒は州が用意したすべての試験において99パーセンタイルを通過する必要がある。
高等学校
[編集]アロア、ビーバートン、サウスリッジ、サンセット、ウェストビューは、学校対抗の運動競技や活動の場となる「メトロリーグ」の所属校である。
オプションの高等学校
[編集]- アーツ・アンド・コミュニケーション・マグネット・アカデミー
- Principal: Michael Johnson
公的に資金援助を受けているマグネットスクールで、生徒の自主性を重んじた教育を採用している。視覚芸術、グラフィックデザイン、彫刻、詩、演劇、舞踏、音楽などの学習に重点を置いている。
- インターナショナル・スクール・オブ・ビーバートン
- Principal: Sheila Baumgardner
このオプション課程は6年生から10年生までの生徒を対象とし、「IBミドル・イヤーズ・プログラム」と呼ばれる課程を提供している。近年、同校に高等学校相当の学年が追加された。
- メルロ・ステーション高等学校
- Principal: Greg Parcher
複数のプログラムがあり、その中には「コミュニティ・スクール」や「スクール・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー」が含まれる。
- テラ・ノヴァ
- Principal: Gary Myers
テラ・ノヴァは「ビッグ・ピクチャー・インスパイアド・スクール」の一つで、9年生から12年生まで合計80人の生徒が在籍する学校である。生徒は1人ずつまたは小さなグループになって、「個別学習プラン」の下、それぞれの学習スタイル、熱意、学習目的に沿った形式で勉強を行う。生徒の学業活動は、このような学習プランや、地域に基づいたインターンシップに重点を置いている。インターンシップ活動の内容は、コンサベーション・コープス・チーム、アウトドア・スクール・カウンセリング、小学校教師、および学習プランチームによって適宜決定された業種となる。
統計
[編集]2009年度において、ビーバートン公立学区には、州教育省が認定した1114人のホームレスが在籍し、これは登録生徒数の3.0%になる[6]。
教師対生徒の比
[編集]- 幼稚園 1:22
- 1-5学年 1:26.15
- 6-8学年 1:24.35
- 9-12学年 1:26.4
生徒内訳
[編集]- マイノリティの生徒率:31%(10,878人)
- 生徒の第一言語数:70以上
- 昼食代の援助資格を有する生徒率:24%
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ "Welcome Center Info Japanese.pdf." ビーバートン学校区.
- ^ Taylor Clark, Willamette Week 11/13/2002: A Picture Is Worth...a Million Bucks?
- ^ “District”. Beavertown School District. 2009年1月8日閲覧。
- ^ http://www.beaverton.k12.or.us/home/schools/springville/
- ^ “Oregon School Directory 2009-2010”. Oregon Department of Education (EN). pp. 81. 2009年9月4日閲覧。
- ^ “Count of homeless students in Oregon school districts, 2008-2009”. The Oregonian. pp. 6 2009年9月18日閲覧。