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ビデオ信号記録装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビデオレコーダーから転送)
家庭用ビデオテープレコーダソニー、1999年)
プロ野球を撮影する放送用ビデオカメラ

ビデオ信号記録装置(ビデオしんごうきろくそうち)、ビデオレコーダ: video recorder)は映像信号(ビデオ信号)を記録するための装置である。

記録媒体による分類

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用途による分類

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(特定用途のものを列挙)

  • 留守番録画:無人でビデオ放送を受信し各種媒体へ記録する装置。ビデオ放送を受信するチューナーと時間を指定するためのタイマーを備える。
  • カムコーダ:内蔵のビデオカメラで撮影されたビデオ信号を各種媒体に記録する装置。
  • タイムラプスVTR:店舗や銀行など監視カメラの記録を必要とする際に、動画をそのまま記録するのではテープ(あるいはその他のデータストレージ)容量が過大となるため、数秒~数分間隔で静止画を記録するようにしたビデオテープレコーダ。
  • 時差記録再生機:地方の民間放送で、キー局からネット送りされてくる番組の放送時間をずらすさいに用いられる。記録再生が同時に可能なランダムアクセス記録装置(ハードディスク、光磁気ディスク半導体メモリ)を使用する。
  • スキップバックレコーダ:地震やシステムの障害などが発生した瞬間の前後をビデオテープレコーダなどで記録するためのバッファメモリを備えた記録装置。
  • ビデオサーバ:テレビ放送局で番組やCMなどの映像素材を蓄積し、編集あるいは送出に用いることが可能なリアルタイム・ランダムアクセス性を備えた大規模な記録再生装置。ハードディスクや光磁気ディスクが用いられる。

参考文献

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  • ファースト・フォワード―アメリカを変えてしまったVTR パーソナルメディア刊 ISBN 978-4893620392
  • ドキュメント日本の磁気記録開発―オーディオとビデオに賭けた男たち ダイヤモンド社刊 ISBN 978-4478380055 ASIN B000J78GIW