パリ造幣局
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(パリ造幣局美術館から転送)
種類 | 国有企業(100%) |
---|---|
業種 | 硬貨とメダルの生産 |
設立 | 西暦 864年6月25日 |
創業者 | シャルル2世 |
本社 | 、 |
事業地域 | 欧州連合 |
主要人物 |
Aurélien Rousseau (最高経営責任者) |
製品 |
コイン メダル |
所有者 | Agence des participations de l'État |
従業員数 | 500人[1] |
ウェブサイト |
www |
パリ造幣局(フランス語:Monnaie de Paris、モネ・ド・パリ)は、フランスでユーロ硬貨の生産を担当している国有企業である。連続稼働している造幣局としては最古のもので、創立は西暦864年である。パリとペサックの二か所で運営されている。
元はフランス財務省下の「通貨とメダル局(Direction des Monnaies et Médailles)」であったが、2007年に独立した法人格となった[2]。
歴史
[編集]西フランク王シャルル2世のピトル勅令によって、西暦 864年6月25日に設立された。したがって、フランス最古の行政機関となる[3]。
パリ造幣局の施設
[編集]- パリの施設
en:Hôtel des Monnaies, Parisは、18世紀の建物でパリ6区に建っている。
一般市民に公開できるようにする2011年に開始された改装プロジェクト「メタルモルフォーゼ[4]」が2017年9月30日に終了し、敷地内の80%が見学可能となった。「Musée du 11 Conti」と呼ばれ、希少なメダルなどのコレクションが展示されている貨幣博物館、イベント会場、レストランなどが入った複合施設となった[5][6][7]。
- ペサック
ジロンド県ペサックの施設では、偽造ユーロ硬貨の分析研究を行う機関などが置かれている。
造幣
[編集]フランスのユーロ硬貨の他、タイやレバノンなど海外の硬貨製造を請け負っている[8]。
出典
[編集]- ^ Le Monde du mardi 9 février 2010, Economie p.6
- ^ Loi du 21 décembre 2006, art. 36
- ^ "La Monnaie de Paris, un futur lieu touristique". La Tribune (フランス語). 2016年3月31日閲覧。
- ^ MétaLmorphoses:メタル+メタモルフォーゼをかけた造語
- ^ Pierre de Boishue, « Les valeurs inestimables de la Monnaie de Paris », Le Figaro Magazine, semaine du 29 septembre 2017, pages 74-81.
- ^ 今見ておきたい、パリの新名所(フランス観光開発機構)
- ^ https://www.monnaiedeparis.fr/ retrieved 27 Sept 2017
- ^ 新硬貨、パリ造幣局が無断公開=機密漏えいで法的措置検討-タイ(時事通信2017/12/06-20:19)
関連項目
[編集]- fr:Ateliers monétaires français - フランスの造幣所
- レジオンドヌール勲章 - 受勲者はパリ造幣局が製造する徽章を自費で購入する。