パリ猫ディノの夜
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(パリ猫の生き方から転送)
パリ猫ディノの夜 | |
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Une vie de chat | |
監督 |
アラン・ガニョル ジャン=ルー・フェリシオリ |
脚本 |
アラン・ガニョル ジャン=ルー・フェリシオリ |
製作 | ジャック=レミー・ジレール |
製作総指揮 | エマニュエル・ベルナール |
出演者 |
ブルノ・サロモネ Oriane Zani ベルナデット・ラフォン ドミニク・ブラン |
音楽 | セルジュ・ベセ |
編集 | エルヴェ・ギシャール |
製作会社 | Folimage |
配給 |
Gebeka Films 巴里映画 |
公開 |
2010年12月15日 2011年6月26日 (フランス映画祭) 2013年7月13日 |
上映時間 | 70分 |
製作国 |
フランス オランダ スイス ベルギー |
言語 | フランス語 |
『パリ猫ディノの夜』(Une vie de chat、英: A Cat in Paris) は、2010年のフランス映画。パリに暮らす泥棒の飼い猫をめぐる冒険を描いたサスペンス・アニメーション。第84回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされた。
スタッフ
[編集]- 監督 - アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
- 製作総指揮 - エマニュエル・ベルナール
- 製作 - ジャック=レミー・ジレール
- 脚本 - アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
- 音楽 - セルジュ・ベセ
- 編集 - エルヴェ・ギシャール
声の出演
[編集]- ブルノ・サロモネ - ニコ(怪盗)
- Oriane Zani - ゾエ(少女)
- ベルナデット・ラフォン - クロディーヌ(ゾエの乳母)
- ドミニク・ブラン - ジャンヌ(ゾエの母親、刑事)
- ベルナール・ブイヨン - リュカ(ジャンヌの部下)
- ジャン・ベンギーギ - ヴィクトール・コスタ(ギャング)
ストーリー
[編集]パリに住む猫のディノは、昼間は少女ゾエの飼い猫なのだが、夜になるとゾエに隠れて、盗賊ニコの手先となって盗みを働くという生活を送っていた。ある日ディノは、ニコのもとへ届けるはずの宝石を、間違って少女ゾエのもとに持ってきてしまう。少女ゾエは自分の知らないディノの秘密を解明しようと、飼い猫ディノのあとを追いかけて、夜のパリへと足を踏み出す。
公開・興行成績
[編集]フランスでは2010年12月15日に171館で劇場公開され、12月15日から19日にかけての週末興行成績で初登場12位となった[1]。また、2011年2月13日に第61回ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門でも上映された。
日本では『パリ猫の生き方』の題で、2011年6月26日にフランス映画祭2011にて上映され[2]、2012年6月にも横浜フランスアニメーション映画祭2012にて上映された[3][4]。その後、日本での劇場公開題を『パリ猫ディノの夜』とすることが決まり、2013年7月13日に劇場公開予定である。
主な受賞・ノミネート
[編集]年 | 賞・映画祭 | 部門 | 対象者 | 結果 |
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2011年 | 第36回セザール賞 | アニメ映画賞 | アラン・ガニョル ジャン=ルー・フェリシオリ ジャック=レミー・ジレール |
ノミネート |
第24回ヨーロッパ映画賞 | 長編アニメ映画賞 | アラン・ガニョル ジャン=ルー・フェリシオリ |
ノミネート | |
2012年 | 第84回アカデミー賞 | 長編アニメ映画賞 | アラン・ガニョル ジャン=ルー・フェリシオリ |
ノミネート |
第39回アニー賞 | 長編アニメ映画賞 | Folimage | ノミネート |
参考文献
[編集]- ^ “Une vie de chat (2010)” (英語). Box Office Mojo. 2012年2月14日閲覧。
- ^ “パリ猫の生き方:上映作品/フランス映画祭2011公式サイト”. フランス映画祭. 2013年4月11日閲覧。
- ^ “横浜フランスアニメーション映画祭2012”. シネマ・ジャック&ベティ. 2013年4月11日閲覧。
- ^ “特集・特別企画: 横浜フランス月間2012 横浜フランスアニメーション映画祭2012”. アンスティチュ・フランセ日本. 2013年4月11日閲覧。