パーヴェル・ベリャーエフ
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(パベル・ベリャーエフから転送)
パーヴェル・イヴァノヴィチ・ベリャーエフ(Павел Иванович Беляев、ラテン翻字の例:Pavel Ivanovich Belyaev、1925年6月26日 - 1970年1月10日)は、ソビエト連邦の宇宙飛行士。チェリシェヴォ(Челищево)生まれ。1965年、ボスホート2号でアレクセイ・レオーノフと共に宇宙へ飛び立った。ベリャーエフは操縦士としてレオーノフを補佐し、この飛行でレオーノフが史上初の宇宙遊泳を行った。
ベリャーエフは、1960年、ソビエト連邦の空軍と海軍が15年近くをかけて進めていた宇宙計画の要員として選出された。彼は本来ヴォストーク8号で地球のヴァン・アレン帯中を飛ぶ予定であったが、このミッションは中止となった。
1970年に胃潰瘍の手術に起因する腹膜炎によりモスクワで死亡し、ノヴォデヴィチ(Новодевичий)修道院に埋葬された。
パーヴェル・ベリャーエフはソ連邦英雄(1965年3月23日)、レーニン勲章、赤星勲章、および多数の賞を与えられている。彼はまたブルガリア社会主義労働英雄、ヴェトナム英雄、モンゴル英雄といった外国の称号も得ている。
1969年にソ連の天文学者リュドミーラ・チェルヌイフが発見した小惑星、2030ベリャーエフはパーヴェル・ベリャーエフの名にちなむ[1]。
脚注
[編集]- ^ Schmadel, Lutz D. (2003). Dictionary of Minor Planet Names, 5th, New York: Springer Verlag, p. 164. ISBN 3540002383.