デュアルパケット定額
デュアルパケット定額(デュアルパケットていがく)とは、ソフトバンクの第三世代携帯電話SoftBank 3G専用のパケット定額制サービスである。
概要
[編集]ソフトバンクモバイルのSoftbank 3G端末への割引サービスのひとつで、パケット定額制を実現するサービスであり、2005年6月1日より開始された。
ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)では2004年11月21日より、基本プラン「バリューパックシルバー」以上の契約者を対象に、Vodafone 3G(現SoftBank 3G)端末でVodafone live!(現Yahoo!ケータイ)やメールサービスを国内で利用する場合において、月額3,900円(税抜)で定額利用が可能な「パケットフリー」を提供してきた。
一方、auがWINサービスにて、通信量に関わらない一律料金ではなく、料金と通信量について最低値と最高値を設定し、その間を従量課金とする「ダブル定額」サービスを提供し、通信量の比較的少ないユーザーでもパケット定額制サービスを気軽に利用でき、いわゆるパケ死の心配が無いとして好評となっていた。
そこでボーダフォンでは、パケットフリーをダブル定額のような課金方法のサービスに改定し、名称を「デュアルパケット定額」とした。その際、適用可能な基本プランの制限も撤廃された。
PCサイトブラウザとPCサイトダイレクト開始後は、PCサイトブラウザを使用した月は自動的に上限5,700円(税抜)、PCサイトダイレクトを使用した月は自動的に上限9,800円(税抜)とする形で対応した。ただし、モバイルパソコン等に接続してのデータ通信や、海外での利用については、定額制の対象外である。
- その後、2006年10月23日に「ゴールドプラン」「オレンジプラン」「ブループラン」の新プランが発表された際には、全プランで契約可能なパケット定額サービス「パケットし放題」とオレンジプラン(W)・ブループランおのおの専用の「パケット定額」が開始され、「デュアルパケット定額」はボーダフォン時代のプランに対してのみの契約可能とされた。
- なお現在は、受付を終了している。
- 新規申込終了:2007年2月28日(水)
- 変更申込終了:2007年5月31日(木)
料金
[編集]- 0~20,000パケット・一律1,000円(税抜)
- 20,000超~78,000パケットは0.05円(税抜)/パケットの従量制(未契約状態では0.2円/1パケット)
(SMSは75%オフ)
- 78,000パケット超は一律3,900円(税抜)。これ以降は使い放題。
- モバイルデータ通信での利用分は定額対象外でパケット単価の割引もない(0.2円/1パケット)。
他社の類似するサービス
[編集]尚、デュアルパケット定額は
- 下限が他社サービスのうち最安の「ダブル定額ライト」と同じ
- 上下限間のパケット単価が他社サービスのうち最安の「ダブル定額」と同じ
- 上限が他社サービスのうち最安の「パケ・ホーダイ」と同じ
であるためどの使用量においても他社のどのサービスの料金も上回らないようになっていた。
関連項目
[編集]- SoftBank 3G
- パケ死
- ソフトバンク4つの定額
- 携帯電話・PHSの定額制サービス
外部リンク
[編集]- デュアルパケット定額
- 一部料金プランおよび割引サービスの受付終了について (2007年1月25日)
- ソフトバンク(旧 株式会社ウィルコム沖縄)
- Y!mobile - サービスサイト
- デュアルパケット定額 (@ymobileOfficial) - X(旧Twitter)
- カスタマーサービス担当 (@ymobile_Care) - X(旧Twitter)