円通院 (宮城県松島町)
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(バラ寺から転送)
所在地 | 宮城県宮城郡松島町松島字町内67 |
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位置 | 北緯38度22分16.8秒 東経141度3分34.8秒 / 北緯38.371333度 東経141.059667度 |
宗旨 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
創建年 | 正保4年(1647年) |
開山 | 洞水(瑞巌寺第100世和尚) |
開基 | 伊達忠宗 |
別称 | バラ寺、薔薇寺 |
札所等 | 三陸三十三観音霊場・第1番札所 |
文化財 | 圓通院霊屋 附厨子1基・棟札1枚 |
公式サイト | 円通院 |
法人番号 | 9370605000267 |
円通院(えんつういん。旧字体:圓通院)は、宮城県宮城郡松島町(日本三景・松島)にある臨済宗妙心寺派の寺院である。本尊は聖観世音菩薩。瑞巌寺の南側に隣接してある。通称「バラ寺」「薔薇寺」[1]。
概要
[編集]19歳で早世した伊達光宗の菩提寺であり、光宗の霊廟である三慧殿が「圓通院霊屋」の名で国の重要文化財に指定されている。光宗は仙台藩第2代藩主・伊達忠宗の次男であり、仙台藩祖・伊達政宗からみると孫にあたる。
三慧殿の厨子には、慶長遣欧使節を率いた支倉常長が西洋から持ち帰ったバラと、フィレンツェを象徴する水仙が描かれている。この厨子のバラをヒントに天野明道住職が、「白華峰西洋の庭」(6,000m2)にバラを植えて一般の観覧に供したため、「薔薇寺」の異名でも呼ばれるようになった。ただし、バラは開花時期が限られるため、院内を覆うコケの方が印象深い。
そのほか、数珠作り体験と、庭園のライトアップで知られる。境内には「縁結び観音」もある。
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]- 圓通院霊屋 附厨子1基、棟札1枚
町指定有形文化財
[編集]- 大悲亭(本堂)
- 山門
- 木造聖観音坐像(本尊)
アクセス
[編集]JR仙石線・松島海岸駅から徒歩5分、JR東北本線・松島駅から徒歩20分。
脚注
[編集]- ^ 平成21年度宮城マスター検定1級試験解答と解説 (PDF) (宮城県)
外部リンク
[編集]- 円通院(公式サイト)
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