メチルイエロー

メチルイエロー
	IUPAC名 p-Dimethylaminoazobenzene
	別称 4-Dimethylaminoazobenzene, DAB, N,N-Dimethyl-4-phenylazoaniline, N,N-Dimethyl-4-aminoazobenzene, Butter Yellow, Solvent Yellow 2, C.I. 11020
識別情報
CAS登録番号	60-11-7
PubChem	6053
ChemSpider	5829
UNII	A49L8E13FD
EC番号	200-455-7
ChEMBL	CHEMBL263116
RTECS番号	BX7350000
	SMILES N(=N/c1ccccc1)\c2ccc(N(C)C)cc2;
	InChI InChI=1S/C14H15N3/c1-17(2)14-10-8-13(9-11-14)16-15-12-6-4-3-5-7-12/h3-11H,1-2H3/b16-15+ Key: JCYPECIVGRXBMO-FOCLMDBBSA-N ; InChI=1/C14H15N3/c1-17(2)14-10-8-13(9-11-14)16-15-12-6-4-3-5-7-12/h3-11H,1-2H3/b16-15+ Key: JCYPECIVGRXBMO-FOCLMDBBBF;
特性
化学式	C14H15N3
モル質量	225.29 g mol−1
外観	黄色結晶
融点	111-116 °C, 268 K, -66 °F (; 分解)
水への溶解度	13.6 mg/l
log POW	4.58
危険性
GHSピクトグラム
GHSシグナルワード	危険(DANGER)
Hフレーズ	H301, H351
Pフレーズ	P281, P301+310
EU分類	T
主な危険性	発がん物質
NFPA 704	1 2 0
Rフレーズ	R25, R40
Sフレーズ	S36/37, S45
許容曝露限界	OSHA規制発がん物質
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

メチルイエロー（英語：Methyl yellow）は、一定の酸性度で色が変化する為、酸塩基指示薬として利用される化学物質である。別名：バターイエロー、C.I. 11020

pH 2.9以下で赤色、2.9から4.0までは赤から黄色に徐々に変化し、4.0以上で黄色に変化する。

発がん性

現在は発癌物質に分類されているが、それ以前はバターイエローと呼ばれ食品に添加されていた^[3]^[4]。摂取した場合、肝臓の腫瘍を引き起こす。