探偵ハード&マック
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(ハード&マックから転送)
探偵ハード&マック | |
---|---|
ジャンル | 海外ドラマ |
出演者 | 登場人物を参照 |
製作 | |
制作 | スティーブン・J・キャネル プロダクションズ |
放送 | |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
シーズン1 | |
放送期間 | 1983年9月18日 - 1984年4月1日 |
回数 | 22 |
シーズン2 | |
放送期間 | 1984年9月23日 - 1985年4月1日 |
回数 | 22 |
シーズン3 | |
放送期間 | 1985年9月23日 - 1986年5月5日 |
回数 | 22 |
『探偵ハード&マック』(HARDCASTLE AND McCORMICK) は、アメリカで1983年9月18日から1986年3月5日まで全66話が放映されたアクションドラマ。
日本では日本テレビ系列(一部の系列局は除く)にて1985年12月13日に金曜ロードショーでパイロット版『探偵ハード&マック最新スペシャル 流線形スポーツ〝コヨーテ〟爆走』で、12月15日からは日曜夜10時30分枠にて『スーパーライダー 探偵ハード&マック』のタイトルでシーズン2・3は1991年に『新探偵ハード&マック』のタイトルで関西朝日放送の深夜枠にて放映された。
日本タイトルの頭に「探偵」が記載されているが2人共探偵のライセンスは持っておらず、互いの経歴・特技などを活用し、コンビで事件を解決し活躍する。
内容
[編集]警察官を経て裁判官になったミルトン・ハードキャッスルは、ロサンゼルス上級裁判所で判事として活躍。定年退職を迎え引退後には何らかの事情で解決できなかった事件を一緒に再捜査する相棒を模索していた時、判事として最後の事件で担当した自動車窃盗前科のある元レーシングドライバーのマーク・マコーミックが適任だと判断した。ハード・キャッスルの保護監察下にあるマコーミックは、判事宅の敷地内にあるゲストハウスに住み込み、反抗しながらも絶妙のコンビネーションで悪党たちに立ち向かう。
登場人物
[編集]- ミルトン・ハードキャッスル (Milton C. Hardcastle)
- 演:ブライアン・キース (Brian Keith)、吹替:富田耕生(探偵ハード&マック) / 中庸助(新探偵ハード&マック)
- "スキッド"・マーク・マコーミック〈マック〉 ("Skid" Mark McCormick)
- 演:ダニエル・ヒュー・ケリー (Daniel Hugh Kelly)、吹替:安原義人(探偵ハード&マック) / 大塚芳忠(新探偵ハード&マック)
スタッフ
[編集]- 製作総指揮 - スティーブン・J・キャネル
- 企画 - パトリック・ハズバーグ、スティーブン・J・キャネル
- 音楽 - マイク・ポスト、ピート・カーペンター
- 製作 - スティーブン・J・キャネル プロダクションズ
- 放映 - 米国ABC
- 番組では影の主演と言ってもいいほど存在感があるマコーミックの乗るコヨーテは劇中でのカーチェイスシーンでは欠かせないスーパー・スポーツカーである。コヨーテの母体となった車両はカリフォルニアにあるマンタ・カーズ社が「モンタージュ」のネーミングで販売した車両。元車は70年代後半にグラチャンマシンとして活躍したマクラーレンM6B(ベルリネッタ)GTをイメージしたキットカーでノーマルのモンタージュとの違いはヘッドライト(スモークの大型ライトカバー装着)・ルーフ(シーズン1第9話からの変更で乗り降りをスムーズにする為にルーフ部分を内側にカット)・トランク(本来は大型リアガラスが装着されているがアイローネゲート風に変更)をカスタムし、エンジンは通常V8が搭載されているがコヨーテはVW社製のオイルパンにポルシェ・914の2.7ℓエンジンが詰まれている。車体寸法は「全長×全幅×全高=4318×1930×1092mm」。車重=763kg
- シーズン2以降はジョージ・バリス(George Barris)がプロデュースしたコヨーテでベース車両は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でおなじみのデロリアン DMC-12。フロント・リアのボディ周りはシーズン1でのコヨーテのイメージを残し、車体・中心部・ガルウイングドアや内装等はデロリアンのパーツが使われている。
- ライセンスプレートはパイロット版(第1話)は付いておらず第2話からカリフォルニアナンバーで「COYOTE X」のプレートが最終話まで付けられている。
- パイロット版(第1話)でのコヨーテは架空の自動車会社「コーディ自動車」が新発売するスポーツカーで試作車という設定である為、リアテールランプの上部にコヨーテ[COYOTE]と室内助手席のグローブボックスにコーディ[CODY]のエンブレムがついている。だがシリーズ第2話からは正式にマックの愛車となる為、これらのエンブレムは取り外されている。
主題歌
[編集]- 「Drive」 David Morgan(シーズン1、シーズン2第13話~)
- 「Back to Back」 Joey Scarbury(シーズン2第1~12話)
エピソードリスト
[編集]アメリカで放送された順番に記載。
シーズン1(探偵ハード&マック)
各話 | 邦題 | 原題 | 放送日 |
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1 | 流線形スポーツ コヨーテ爆走[1] | ROLLING THUNDER(PILOT) | 1983年9月18日 |
2 | 鬼判事の目にも涙!!“罪なくして”人質作戦 | MAN IN A GLASS HOUSE | 1983年9月25日 |
3 | 豪邸を荒らす居候男!! エアポート大追跡戦 | THE CRYSTAL DUCK | 1983年10月2日 |
4 | 裏切りの復讐!! 刑務所長夫人と恋の脱走 | GOIN'NOWHERE FAST | 1983年10月9日 |
5 | マックのじゃじゃ馬億万長者 VS 色仕掛け美人工作員 | THE BLACK WIDOW | 1983年10月16日 |
6 | 炎のボクサー・キッド!! 金メダルを賭けた友情 | THE BOXER | 1983年10月23日 |
7 | 美人検事パメラの復讐!! 爆走コヨーテ VS トラック野郎 | ONCE AGAIN WITH VIGORISH | 1983年10月30日 |
8 | 激走1000km!! 美女クリスタルと映画を作る悪党達 | KILLER B's | 1983年11月6日 |
9 | 脅迫テープを探せ!! 悪ガキ特攻隊コブラの逆襲 | THE PRINCE OF FAT CITY | 1983年11月13日 |
10 | “横滑り野郎”マック、爆走トランザムに挑戦 | HOTSHOES | 1983年11月27日 |
11 | 空中大脱走!! 最強コンビ常夏の楽園で大暴れ | FLYING DOWN TO RIO | 1983年12月4日 |
12 | 幻の地下鉄計画・土中に眠った75万ドル | JUST ANOTHER ROUND OF THAT OLD SONG | 1983年12月11日 |
13 | アメフト選手とチアガール・殺人の疑惑 | THIRD DOWN AND TWENTY YEARS TO LIFE | 1984年1月1日 |
14 | 八百長レースをぶち壊せ! 鬼判事競馬に出走 | WHISTLER'S PRIDE | 1984年1月8日 |
15 | ハード氏都へ行く!! 最高裁レース狂想曲 | MR.HARDCASTLE GOES TO WASHINGTON | 1984年1月15日 |
16 | 豪邸泥棒! LAの夜を騒がす美女と怪盗 | SCHOOL FOR SCANDAL | 1984年1月29日 |
17 | 黒い旋風! 凶悪犯皆殺し恐怖の白バイ機動隊 | THE GEORGIA STREET MOTORS | 1984年2月5日 |
18 | 激突パトカー軍団! 鬼判事故郷で大暴れ(前編) | THE HOMECOMING PART ONE | 1984年3月5日 |
19 | 激突パトカー軍団! 鬼判事故郷で大暴れ(後編) | THE HOMECOMING PART TWO | 1984年3月11日 |
20 | FBI盗聴作戦! 謎の男を追った48時間 | “DID YOU SEE THE ONE THAT GOT AWAY?” | 1984年3月18日 |
21 | 美女の夜着から消音銃!! オトコを殺すデートクラブ | REALLY NEAT CARS AND GUYS WITH A SENSE OF HUMOR | 1984年3月25日 |
22 | 刑務所に火を噴いた囚人暴動!! 二人に迫る銃弾 | SCARED STIFF | 1984年4月1日 |
シーズン2(新探偵ハード&マック)
シーズン3(新探偵ハード&マック)
各話 | 邦題 | 原題 | 放送日 |
---|---|---|---|
1 | 名コンビ、最後の冒険の旅[2] | SHE AIN'T DEEP BUT SHE SURE RUNS FAST | 1985年9月23日 |
2 | 恋のドラッグ・レース | FASTER HEART | 1985年9月30日 |
3 | 戦場からのブラック・マネー | THE YANKEE CLIPPER | 1985年10月7日 |
4 | 復讐列車は行く | SOMETHING'S GOING ON ON THIS TRAIN | 1985年10月14日 |
5 | 謎の墜落機 | THE CAREER BREAKER | 1985年10月28日 |
6 | 黄昏のカンバック・クルージング | DO NOT GO GENTLE... | 1985年11月4日 |
7 | つくられたクイズの王様 | GAMES PEOPLE PLAY | 1985年11月11日 |
8 | リングに散った天使 | STRANGLE HOLD | 1985年11月18日 |
9 | 悩めるシックスティーン | YOU'RE SIXTEEN,YOU'RE BEAUTIFUL AND YOU'RE HIS | 1985年11月25日 |
10 | マックの結婚?! | MIRAGE A TROIS | 1985年12月2日 |
11 | 名誉の重さ | CONVENTIONAL WARFARE | 1985年12月9日 |
12 | 愛と裏切りの二重奏 | DUET FOR TWO WINO INSTRUMENTS | 1985年12月16日 |
13 | 悲劇の墓は予言者の手で | IF YOU COULD SEE WHAT I SEE | 1986年1月6日 |
14 | 陰謀!? 市長選の怪 | HARDCASTLE FOR MAYOR | 1986年1月13日 |
15 | 真実は霧のかなたに | WHEN I LOOK BACK ON ALL THE THINGS | 1986年2月3日 |
16 | 兄弟の別れ道 | BROTHER CAN YOU SPARE A CRIME | 1986年2月10日 |
17 | ファイナルゴールを鮮やかに | ROUND UP THE OLD GANG | 1986年2月17日 |
18 | 親父のくれたヤバイ店 | McCORMICK'S BAR AND GRILL | 1986年2月24日 |
19 | 狂気な訪問者 | POKER NIGHT | 1986年3月3日 |
20 | 海を越えて来た妖精 | IN THE EYE OF THE BEHOLDER | 1986年3月17日 |
21 | ロックを殺した男 | THE DAY THE MUSIC DIED | 1986年3月31日 |
22 | 法の番人を裁け | A CHIP OFF THE OL'MILT | 1986年5月5日 |
脚注
[編集]DVD
[編集]海外DVD[リージョン1]のみ発売。
- Hardcastle and McCormick - The Complete First Season (5pc) (2006年発売)
- Hardcastle and McCormick - The Complete second Season (5pc) (2006年発売)
- Hardcastle and McCormick - The Complete Third and Final Season (5pc) (2007年発売)
- Hardcastle and McCormick - The Complete Series (15pc) (2008年発売)
外部リンク
[編集]日本テレビ系 日曜22時30分枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
白バイ野郎パンチ&ボビー
(第6シーズン) |
探偵ハード&マック
(第1シーズン) |
パトカーアダム30
(第2シーズン) |