ハットゥシャ
表示
(ハットゥサから転送)
| |||
---|---|---|---|
南西部にあるライオンの門 | |||
英名 | Hattusha: the Hittite Capital | ||
仏名 | Hattousa : la capitale hittite | ||
面積 | 268 ヘクタール | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1),(2),(3),(4) | ||
登録年 | 1986年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
地図 | |||
使用方法・表示 |
ハットゥシャ(ヒッタイト語: 𒌷𒄩𒀜𒌅𒊭 - URUHattuşa)またはハットゥシャシュ (トルコ語: Hattuşaş)は、トルコの首都アンカラより東に145キロメートルのボアズカレ(旧・ボアズキョイ)近郊、海抜1000メートルほどの丘陵地帯にある遺跡。紀元前17世紀 - 紀元前13世紀に繁栄したヒッタイト帝国の都。
概要
[編集]1906年、ドイツの考古学者フーゴー・ウィンクラーによって発見された。その後、発掘調査がおこなわれ、大神殿跡、突撃門や上の街神殿群跡、獅子門などが確認されている。1986年、ユネスコの世界遺産に登録された。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
ギャラリー
[編集]-
ハットゥシャの聖地ヤズルカヤの地下遺跡にみえる12神
-
シュッピルリウマ2世のレリーフ
-
イェニジェカレ (yenicekale) に残るヒッタイトの廃墟
-
ハットゥシャの城壁
-
ハットゥシャの大神殿
-
ハットゥシャで発見された、ヒッタイト・エジプト和平条約を記した粘土板文書(イスタンブール考古学博物館)
-
遺跡の陶器
-
神殿跡
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “
hattuscha ()” (ドイツ語・トルコ語・英語). ハットゥシャ調査隊のホームページ. 2015年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年7月14日閲覧。