ハイパー・メリトクラシー
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ハイパー・メリトクラシー(Hypermeritocracy)とは、教育学者の本田由紀による造語で、あえて日本語に訳すと「超業績主義」を意味する。日本の近代社会は、学歴をはじめとする手続き的で客観的な能力が求められてきたという意味で、メリトクラシー的であった。それに対して、今日では、コミュニケーション能力をはじめとする独創性や問題解決力などのような、より本質的で情動に根差した能力が求められるポスト近代社会に移行しつつある。そのような社会をハイパー・メリトクラシーと呼んでいる。
参考文献
[編集]- 本田由紀『多元化する「能力」と日本社会―ハイパー・メリトクラシー化のなかで』 NTT出版、2005年 ISBN 978-4757141049