ノート:高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ
現段階では以下の様な問題点と対策案が叫ばれている。
■問題点
1.プリンスリーグに出場できないチームでも、同等以上の力を持つチームが存在するが、前年度以前の成績が悪ければその年度は出場が不可能なこと。
2.クラブチーム、高校チームのどちらにとっても冬の全国大会より重要度の高い秋の全国大会(高円宮杯全日本ユース選手権)の出場権に影響を与えるが、冬の全国大会とは無関係であること(好成績でも出場枠は無い)。それと同時に冬のユース年代の練習に対するモチベーションの低下につながること。
3.地方と関東圏では、出場枠の比率やレベルが合わない。
ⅰ.北海道地方においては、移動が困難のため出場チーム・レベルとも道予選と同格となってしまう。
ⅱ.東北・北信越・東海・中国などは、関東、九州などに比較し一部の強豪チームを除きレベルの低いチーム構成でリーグ戦を行わなければならず、チーム数も少ないので、レベルの低い状況下で何度も試合を重ねることとなり一部のレベルの高いチームのレベル向上につながりにくい。
ⅲ.関東地方のチームはレベルの高いチームが多いが、高円宮杯への出場権の数が少なくなることがしばしばある。
■対策案
1.前期・後期制の導入 地方2部以下のリーグで、上位に食い込んだチームには、後期1部への昇格または高円宮杯への敗者復活戦などにより出場の可能性を残すこと。(冬の全国大会への出場権を付与するという案も出されている)
2.夏、秋、冬 全国大会の反転 夏のインターハイ(高校総体)、日本クラブユース選手権をそれぞれ合併し、高円宮杯の様な、高校、クラブ混合の大会にし、秋の高円宮杯を、高校選手権(兼インターハイ)、Jユースカップへと変更し、冬に再度高円宮杯の様な、高校、クラブ混合の大会とすること。
〔現状〕
夏→インターハイ、クラブユース選手権
秋→高円宮杯
冬→高校選手権、Jユースカップ(サハラカップ)
〔対策後〕
夏→高円宮杯
秋→高校選手権(インターハイ)、クラブユース選手権
冬→高校・クラブ混合 全国大会
3.レベル統一のために 以前の案としては、関東、関西など多チームに及ぶ地域では、グループA,Bに分けてリーグ戦を行い、決勝トーナメントにより高円宮杯へ出場することの出来る上位チームを選出していた。
しかし、関東においては特にレベルの高いチームと、低いチームとが混在するために、かなり一方的な戦績になってしまい、互いのレベル向上のためにはあまりにも差がありすぎることがわかったために、2008年度以降は、関東1部は1リーグ制となった。
地方では、未だに以前のままの体制であるために、関東・関西の様に変更する余地があるのではないかとの意見も指摘されている。
北海道・東北においては、今までの地方リーグを行った後に、北海道・東北での最終の順位決定戦を行うなどしてレベルの向上を図る。試合日数が増えた分、北海道・東北地方のプリンスリーグへの出場権を持つチームを弱い順から減少させる。
同様に北信越地方でも、東海地方と合併のもと最終の順位決定トーナメントなどを行うことによって、レベルの向上を図り、プリンスリーグに出場するのが不適当とも言える、レベルの低いチームの出場枠を減少させる。
同様に中国・四国地方でも、レベル向上のために、各地方リーグの後、合併のもと最終順位決定としてトーナメントを行い、レベルの向上を図り、プリンスリーグに出場するのが不適当とも言える、レベルの低いチームの出場枠を減少させる。などの処置が必要になる、と言う指摘である。
レベルの低いチームを減少させ試合を減少させた分さらに、前期・後期制を導入し、2部以下のチームを後期の1部や敗者復活戦に昇格させるなどの手段をとることにより、さらに精確にレベルの高いチーム選出を可能とすること。
※以前までの下位チームを省いた上で
北海道リーグ・東北リーグ 前後期の後 → 北海道・東北合同の上位チーム決定戦
北信越リーグ・東海リーグ 前後期の後 → 北信越・東海合同の上位チーム決定戦
中国リーグ・四国リーグ 前後期の後 → 中国・四国合同の上位チーム決定戦
その後、さらに、出場数の調整として、
北部(北海道・東北)
関東1
関東2
中部(北信越・東海)
関西
西部(中国・四国)
九州(沖縄含む)
ごとに区切り、出場数を制限することにより、全体としてより公平なチーム選出が可能となるのではないか? との指摘がある。
—以上の署名の無いコメントは、222.228.110.131(会話・履歴)さんによるものです。Yo987/会話/投稿履歴 2009年3月7日 (土) 07:07 (UTC)