ノート:スーダン (地理概念)
表示
(ノート:歴史的スーダンから転送)
改名提案
[編集]ほとんどの言語版では「en:Sudan_(region)」のように「地方」を表す単語か分類括弧を付与しており、コトバンクでも世界大百科事典、ブリタニカ国際大百科事典の項目名は「スーダン地方」とされているので、この記事を「スーダン地方」に改名することを提案します。「歴史的スーダン」は出典1、出典2で確かに使用されていましたが、出典1では鍵括弧付きで1回使用された以外は「スーダン地方」を使用しているので、過去のものであっても広域地名としては「スーダン地方」の方が適切な項目名と考えられます。 --サンシャイン劇場(会話) 2016年6月9日 (木) 08:22 (UTC)
- 反対 非常に迷うところではあるのですが、現時点では反対します。「スーダン地方」はアフリカ史に関する一般向け概説書での用例があまりにも少ないと思われるからです。一番多い用例は単に「スーダン」と呼ぶものです。この場合、必ず初出時に、現在の国民国家のスーダンとは異なり云々という断り書きがあります。『アフリカ史 (新版 世界各国史)』(川田順造(編集)、山川出版、2009/9)では「スーダーン」でした。他にも調べようとしましたが、1週間以内に資料を集められなさそうなので、ひとまず、意見表明をします。--QuirkyQuidnuncY(会話)
- 返信 それでしたら「スーダン_(歴史上の地域)」ではいかがでしょう。 --サンシャイン劇場(会話) 2016年6月15日 (水) 08:52 (UTC)
- 「スーダン_(歴史上の地域)」だと、はっきり領域の境界がありそうなイメージが、私はするのですが、いかがでしょうか。アラブ人が「黒い人たちの国」と呼んだ地理的名称をヨーロッパ人が取り込んだ、漠然とした概念に、ふさわしいのかふさわしくないのか?そもそも「地域」に「境界があるイメージ」を持つことが日本語話者の共通理解となり得るのか?ちょっとモヤモヤした感じが残りそうではありますが、個人的に、現時点では改名議論に時間を費やすより、記事内容を充実させることを優先したいかなとも思います。「スーダン地方」よりはマシだと思います。私が改名するなら、「スーダン (歴史的な地理名称)」でしょうか。以前は、「ビラード・スーダーン」で改名提案を出そうかと思っていましたが、ちょっと限定しすぎる感じがするのでやめました。--2016年6月19日 (日) 13:03 (UTC)
- 返信 明確な境界線を持たない、および「歴史的な」や「歴史上の」を付けなくとも「過去のものである」と理解されると言う2つの要件を充足するのであれば「スーダン_(地理概念)」はいかがでしょう。記事名の使用事例はありませんが、本文中の解説で「明確な境界線を持たない」かつ「過去のものである」と言う意味で「地理概念」を使用している事例には東国、マシュリク、フランドル・フランセーズなどがあり、英語版のen:Sudan_(region)にも意味合いの面で対応し得ると思います。 --サンシャイン劇場(会話) 2016年6月20日 (月) 07:30 (UTC)
- コメント スーダン_(地理概念)に対しては1週間異議が唱えられていないので、あと3日ほど待って異論が出なければこの案で改名したいと思います。 --サンシャイン劇場(会話) 2016年6月27日 (月) 16:42 (UTC)
- 少々お時間を頂いて考えたのですが、それだと、20世紀中盤からスーダンと呼ばれるようになった地理概念との区別がつかないという問題がありませんか?上掲の山川『アフリカ史』では、「スーダン」の用例のおおむね8割くらいが、(南北)スーダンの領域に重なる地域に対して使われています。残りのほとんどが国家を指しています。1カ所だけビラード・スーダーンについて言及している箇所があって、そこでは「スーダーン」と書かれています。
- いま資料が手元になくて記憶をたよりに書きますが、赤阪賢「マンデ、王国形成の先駆者たち」、『民族の世界史12(黒人アフリカの歴史世界)』、山川出版社、1987年2月28日、 ISBN 4-634-44120-9。では「スーダーン」、D.T.ニアヌ 『一二世紀から一六世紀までのアフリカ』 D.T.ニアヌ、元木淳子訳、同朋舎出版〈ユネスコ「アフリカの歴史」日本語版〉、1992年9月20日。ISBN 4-8104-1096-X。第6章マリとマンディンゴ人の第二次勢力拡張、では「ビラード・スーダーン」、苅谷康太 (2013). “14世紀のスーダーン西部の金産地を巡る情報操作 マンサー・ムーサーの語りの分析を中心に”. Journal of Asian and African Studies No.86.、では「ビラード・スーダーン」、福井勝義、大塚和夫、赤阪賢 『世界の歴史24(アフリカの民族と社会)』 中央公論新社〈中公文庫〉、2010年2月。ISBN 978-4122052895。では「スーダン」で統一、『コンサイス外国地名事典第3版』(三省堂、1998年)では「スーダン」の項に第1義として載っていました。たぶん。あと、バジル・デビッドソン 『アフリカ文明史 西アフリカの歴史=1000年-1800年』 貫名美隆&宮本正興訳、理論社、1975年。では「スダン」だったと記憶しています(この本は長音をすべて表現しないというポリシーで書いているようです。ちょっと珍しい。)。--QuirkyQuidnuncY(会話) 2016年6月28日 (火) 23:58 (UTC)
- 返信 それならば、節分けして古い用例(“歴史的”の定義)と現在の用例(「スーダン」を冠する南北2国家)の両方の地理概念について1記事内で書けば解決する(区別を要しなくなる)と思います。 --サンシャイン劇場(会話) 2016年6月29日 (水) 02:46 (UTC)
- 再確認から1週間を経過しましたが、反論が行われなかったため「スーダン (地理概念)」で確定とし、改名を実行します。 --サンシャイン劇場(会話) 2016年7月6日 (水) 05:41 (UTC)