ノート:デニ・ムクウェゲ
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(ノート:デニス・ムクウェゲから転送)
デニス・ムクウェゲをドニ・ムクウェゲあるいはドゥニ・ムクウェゲへ改名を提案致します。理由といたしまして、コンゴ民主共和国ではフランス語が公用語であり姓名も基本的にはフランス語で読まれていること。フランス語で"Denis"は「ドニ」、「ドゥニ」と発音するからです。--Ultratomio(会話) 2018年10月5日 (金) 09:29 (UTC)
- コメント 現状では反対寄り。個人的には「ドニ」を推したいところですが、ネット上の報道は「デニス」「デニ」「ドニ」の3様あって、もう少し様子を見た方がいいと思うからです。そもそもMukwegeを標準的なフランス語で読んでも「ムクウェゲ」にはならない(「ミュクヴジュ」?)ので、「ムクウェゲ」が正しいなら、名の方も標準的なフランス読みを機械的に当てていいのかどうか、よく分からないです。--Sumaru(会話) 2018年10月5日 (金) 13:49 (UTC)
- コメント 少なくとも姓に関しては無理にフランス語読みを適用する必要はないと考えております。後述するようにコンゴ民主共和国はフランス語以外に地域で通用する複数の共通語があり、うちいくつかでは g の発音は母音によって日本語表記に影響が出るほど派手に変わったりしない事、そして複雑な言語事情故に姓を何語読みするかはまともに問題にせず、既存の日本語文献に従っておけば良いと思われる為です。
- アフリカ諸国は大体そうなのですが、コンゴ民主共和国も一国内で話されている現地語がやたら多く、意思疎通を行うための共通語としてリンガラ語、コンゴ語、ルバ語、スワヒリ語が話されていますが、Ethnologue第18版 (2015) によれば本記事の人物の出身地であるブカヴ含む東部では左記4言語のうちスワヒリ語が優勢です。しかしスワヒリ語において g + e の組み合わせで「ジ」に近い音になるという話は全く聞いた事がありません。更に、同じくEthnologueの地図を見る限りブカヴ周辺では限られた集団のみが使うレベルの Shi(別名: Mashi、Nyabungu)という言語が話されている模様です。そしてここからは臆測となるのですが、ブカヴは現在隣国ルワンダと川を国境として接しており、恒常的な急流でもない限りブカヴの住民とルワンダ語を話す集団との間に伝統的に交流があったとしても何らおかしくはないです。現にEthnologueにもコンゴ民主共和国において(「ブジュンブラの西」、つまりブカヴよりも南という指定はついているものの)ブカヴ含む南キヴ州や、ブカヴより北の北キヴ州のルワンダ国境沿いの湖沼地帯でルワンダ語が話されているとされています。
- また、2006年の時点で既に「ムクウェゲ・ムケンゲレ」という名前で日本語による刊行物において言及された例がある模様です([1]; Google Booksの日本語書籍は機械的に読み取られているのか文字情報が崩れていたりする事がありますが、これに関しては正しいと思われます)。改名の話題とはずれるのですが、今のところ英語文献で Mukengere Mukwege とされている場合([2])と、Denis Mukwege Mukengere とされている場合([3])とが見られます。本記事の人物の出身集団が情報不足である以上、名付けの法則についてもあまりはっきりしないのですが……。
- 以上より、コンゴ民主共和国内言語事情がブカブ周辺を切り取っただけでもあまりに複雑過ぎる為、本記事の出身集団や姓の語源に関する情報が得られない限りは、既存の言及例にある「ムクウェゲ」としておくのが妥当であると思われます。--Eryk Kij(会話) 2018年10月5日 (金) 19:32 (UTC)
- コメント 参考までに:フランス語のニュースではたいてい「ドニ(ドゥ二)・ムクウェゲ」で、「ドニス(ドゥ二ス)・ムクウェゲ」と発音されている場合もあります。
Le prix Nobel de la paix est attribué à Denis Mukwege et Nadia Murad --- ドニ(ドゥ二)・ムクウェゲ
RDC : Denis Mukwege, le docteur qui "répare" les femmes mutilées (2013) --- ドニ(ドゥ二)・ムクウェゲ --- このコンゴ民主共和国での録画では子供たちが Denis Mukwege にフランス語で話しかけています。
Docteur Denis Mukwege, Prix Nobel de la Paix 2018 --- ドニ(ドゥ二)・ムクウェゲ
Prix Nobel de la Paix 2018 : Denis Mukwege sur FRANCE24 --- ドニス(ドゥ二ス)・ムクウェゲ --- これは Denis Mukwege へのインタビューですので、ドニス(ドゥ二ス)も OK かもしれません。--Hparis11ed(会話) 2018年10月5日 (金) 21:35 (UTC)
リンク修正--Hparis11ed(会話) 2018年10月5日 (金) 21:57 (UTC) - コメント (追記) コンゴのニュース(フランス語)では「デニ・ムクウェゲ」が多いように思われます。DMTV 2, BISONIOSO CONGO RDC1 など。Cheik FITA (ベルギーのコンゴ人向けニュース)では「デニス」。日本のメディアも当初はばらつきがありましたが、「デニ」に統一されつつあるように思われます。翻訳されている国際ニュースを除くと、NHK、朝日、産経、毎日、読売、中日、そして2016年に東京大学で行われたデニ・ムクウェゲ医師講演会 などで「デニ」としています。まだ様子を見た方が良いかと思いますが、とりあえず。--Hparis11ed(会話) 2018年10月7日 (日) 13:21 (UTC)
- コメント この記事の初版執筆者です。議論参加が遅れて申し訳ございません。また、謝辞を送って下さった方にこの場から御礼を申し上げます。英語版も参考にしながら新規記事を書いた際にいくつかの記事を参照し、表記の揺れもましたが、本文中でも引用した2013年の朝日新聞デジタル記事内では「デニス・ムクウェゲ」となっており、情報源の信頼性と客観性ではこれが最も高いと判断したので「デニス・ムクウェゲ」を記事名に採用しました。もちろん、「デニ・ムクウェゲ」でもこのノーベル賞を受けた医師を語る事は明白で、日本国内の各メディアがその表記に一本化されていくのであれば、記事名の変更については反対しません。--Rc21(会話) 2018年10月14日 (日) 09:16 (UTC)
- デニ・ムクウェゲへの改名に賛成です。報道機関の多くがこの表記を使用しているのでこれが一番いいと思います[4]。--Rain night 2018年11月5日 (月) 04:39 (UTC)
- コメント デニ・ムクウェゲへの改名に賛成します。なお、改めて今日付で改名提案のテンプレートを貼り付けました。日本語のニュースを見ている限り2021年時点ではデニ・ムクウェゲに統一されているように思いますし、自伝の際にもデニ・ムクウェゲが使用されていました。 --Peace Crimber(会話) 2021年4月2日 (金) 08:49 (UTC)
- 賛成 2018年時点は措いといて、2019年に「デニ・ムクウェゲ」の表記で日本で自伝が発売して以降は、こちらが日本国内でもっとも一般的な表記と見て良いと思います。--こんせ(会話) 2021年4月8日 (木) 08:21 (UTC)
- 報告改名提案のテンプレート添付から1ヶ月が経過し、特に反論も見られなかったため改名を実行しました。 -- Peace Crimber(会話) 2021年5月3日 (月) 13:44 (UTC)