ノート:ガロ語 (ロマンス語)
この言語の名称について
[編集]この言語の名称として、現在「ガッロ語」なる名称が記事名として採用されていますが、なぜ「ガッロ語」になるのか疑問を持っています。私は以前何かの本でブルターニュ地方で、ブレイス語(ブルトン語)に接する地域のオイル語の変種について「ガロ語」という表記を見た記憶がありますし、別の論文でも「ガロ語」という名称を見つけました。この言語でのこの言語の名称はフランス語版(fr:Gallo)によるとgaloとなるようです。フランス語によるこの言語の名称がgalloで(Dictionnaire de français Larousse)、英語にはフランス語から入ったものと思われます。ラルースのオンライン辞書には、発音も聞くことができ、わたしにはカナ書きすればガロのように聞こえます。なぜイタリア語風なのか?初版投稿者がLLという表記からイタリア語と同じ発音だと思われたのか?「ガッロ語」という表記の出典があれば(言語学関係のものが望ましい)、教えていただきたいと思います。--Xapones(会話) 2014年6月19日 (木) 19:07 (UTC)
改名提案
[編集]この言語の名称をガッロ語からガロ語へ改名することを提案します。
- ガロ語への提案理由
- この言語については主に社会言語学・言語政策分野で以下のような専門家・研究者の言及があります。
- 『虐げられた言語の復権』(アンリ・ジオルダン著、原聖訳、批評社、1987年、出版社のサイトに目次あり[1])
- 「フランスにおける諸言語のとらえ方について : 方言と少数言語の復権のために」(原聖著、『一橋論叢』, 102(2): 217-235、一橋大学、1989年、[2])
- 「ブルターニュにおける地域活性化の文化的要因」(タンギ・ルアルン著、『「辺境」の文化力 : ケルトに学ぶ地域文化振興』所収、鹿児島大学、2011年、[3]) - 34ページに「ロマンス語系の言語であるガロ語」として言及。
- 「フランスにおける地域言語の推移と現状―アルザス・アキテーヌ・ブルターニュを事例として―」(三木一彦著、『教育学部紀要』第41 集、文教大学教育学部、2007年、[4]) - 26ページに「オイル語系のガロ語という地域言語」として言及。
- 「EU (ヨーロッパ連合)の言語教育におけるポートフォリオの研究―フランスの外国語教育の現状―」(平尾節子著、『言語と文化』No.9、愛知大学、[5]) - 4-5 学校教育における多言語主義(9ページ)に、「4年生(13 歳) から生徒は第2外国語あるいは地域語を学ばなければならない。バスク語, ブルトン語, コルシカ語, ガロ語,...」との記述がある。
- 「8章 言語問題の諸相」(原聖著、原輝史・宮島喬編『フランスの社会』所収、早稲田大学出版部、1993年、ISBN 4-657-92040-5)
- 「フランスの初等・中等教育における外国語教育政策―学習指導要領と関連法にみる変遷―」(古石篤子著、『慶應義塾 外国語教育研究』No.3、慶應義塾大学、2006年[6]) - 4.3.語種(14ページ)の<リセで履修できる外国語および地域語>の地域語として「ガロ語」が記載されている。
- 地球ことば村のサイト内のブルトン語(ブレイス語)に言及あり。([7])
また、シナ・チベット語族にガロ語 (シナ・チベット語族)という言語があるということなので、現在の記事名のガッロ語のリダイレクトのガロ語は曖昧さ回避ページとして、ガロ語 (フランス)、あるいは、ガロ語 (ロマンス語)などへの改名を考えています。改名候補については他により適切なものがあれば、検討したいと思うので、提案していただければと思います。--Xapones(会話) 2014年7月10日 (木) 01:09 (UTC)
- ガロ語 (ロマンス語)を支持します。--Rasalghul(会話) 2014年7月10日 (木) 14:32 (UTC)
- 賛成 改名に賛成します。曖昧回避ですが、曖昧回避のカッコ内をどうするのが「主流か」を調べるため、「諸語」、「語族」で検索した結果(例[8] の出力を全件数分コピペしてテキスト化した)を、「語 (」でさらにgrepしてリスト化しました(使ったのはテキストエディタに付属のやつです)。本当は単純に「語 (」の題名をもつ項目を検索してリストアップするのが正解なんですが、どうやってWPで検索すればよいのか分からなかったので上記2キーワードで検索しました(右上の検索窓で「語 (」と入力して検索するとカッコなしの「語」を含むのもでてきちゃうみたいです。なぜ上記2キーワードにしたのかは、言語についての記事名がひっかかると思ったからです)。以下はこの手順で取得した項目名のリストですが、実際にはないやつもあります(仮リンクだったり)。
- 漏れもあると思いますが、地方名で曖昧回避したものもあれば、~語族、~諸語で曖昧回避するケースもあり、まちまちでした(ただし、赤リンクをのぞけば地方のほうが優先です)。
- 次に別のアプローチとして、すでにあるガロ語 (シナ・チベット語族)と同じように曖昧回避したほうが、曖昧回避ページをみたときに違和感がないのでは、と思いました。ガロ語 (インド・ヨーロッパ語族)というのはどうでしょうか?なお、ページ下方にあったスタブテンプレート「Language-stub」のリンクPortal:言語学では項目名の曖昧回避についてのキメは見つけられませんでした。--Mizuhara gumi(会話) 2014年7月12日 (土) 09:38 (UTC)
- ガロ語という名称自体については、例えばクラウン仏和辞典などにもガロ語という訳語があてられていますし(そのあとで方言という記述もありますが)、特に問題はないのではと思います。
- 問題は曖昧さ回避のための括弧内の語をどうすべきかだと考えています。曖昧さ回避の対象となっているガロ語 (シナ・チベット語族)のシナ・チベット語族内での位置付けがどうなっているのか、よくは知らないのですが、本記事のガロ語に関しては、インド・ヨーロッパ語族内の、イタリック語派、ロマンス語と言い換えていいと思いますが、その中のオイル語のひとつ、この位置づけはおそらく多くの学者内でも一致を見ていることだと思います(その他の系統分類についてはいろいろ考え方があるようですが)。また、シナ・チベット語族のガロ語の場合は複数の国にまたがって分布しているようなので、括弧内の言葉に語族を採用したのであろうと思います。その点、本記事のガロ語はフランス一国内での分布ですので、フランスという国名もありだと思います。また、シナ・チベット語族のガロ語と対照させてインド・ヨーロッパ語族では少し範囲が広すぎるようにも思います。語学的な系統を重視するなら、ロマンス語やオイル語も十分あり得るのではと思います。そこで、今現在の候補ということで整理してみたいと思います。
- まず、地理的範囲を優先したものとして:
- ガロ語 (フランス)
- 言語の系統の場合:
- ガロ語 (インド・ヨーロッパ語族)
- ガロ語 (ロマンス語)あるいはほぼ同じレベルのガロ語 (イタリック語派)
- ガロ語 (オイル語)
- 候補としてはこのぐらいではないかと思いますが、どうでしょうか?皆様の考えをお願いします。--Xapones(会話) 2014年7月12日 (土) 11:39 (UTC)
- ガロ語 (シナ・チベット語族)との対比から、国名・地名による括りよりは言語による括りのほうがいいと思います。(インド・ヨーロッパ語族)では範囲が広すぎて一目見た時に漠然とした印象を持たれる可能性がありますので、上に挙げられた候補の中では(ロマンス語)もしくは(オイル語)を支持します。どちらかといえば知名度が高いと思われる(ロマンス語)寄りです。記事名に即した(ロマンス諸語)のほうがいいかもしれませんね。--F.M.H(会話) 2014年7月13日 (日) 12:50 (UTC)
- これまでの議論ではガロ語 (ロマンス語)を推す声が多く、これに反対する意見もないようですので、ガロ語 (ロマンス語)への改名ということでよろしいでしょうか?また、現在リダイレクトとなっているガロ語は曖昧さ回避ページとして、ガッロ語は研究者等の言及もないように思いますので、リダイレクト削除としたいと思います。また、その他の候補については、ガロ語を曖昧さ回避ページとするので、特にリダイレクトとして作成する必要もないように思いますが、いかがでしょうか?--Xapones(会話) 2014年7月18日 (金) 06:03 (UTC)
- 了解です。ご提示の内容に異論ございません。--Mizuhara gumi(会話) 2014年7月18日 (金) 13:36 (UTC)
- 報告改名いたしました。--Xapones(会話) 2014年7月19日 (土) 22:44 (UTC)
- 了解です。ご提示の内容に異論ございません。--Mizuhara gumi(会話) 2014年7月18日 (金) 13:36 (UTC)
「ガッロ語」の即時削除について
[編集]今回行われた即時削除についてのご案内です。移動元であった「ガッロ語」が、「WP:CSD#リダイレクト3-1」によって即時削除されています。この即時削除については、適用条件の解釈が間違っています。まず、大元のリダイレクト3では、即時削除の対象項目名に曖昧さ回避の括弧「_(○○)」を持つ必要があります。その上で、改名の議論を経て、かつ削除の合意を得ているリダイレクトが「事前に改名の議論を経て合意を得た移動により発生」した場合には、リダイレクト3-1により即時削除が可能、ということです。結果として管理者によって即時削除として実行されており、その点はまた別の問題ですが。なお、通常のリダイレクトの削除では「Wikipedia:リダイレクトの削除依頼」を経ることになっています。以後、よろしくお願いします。--Frozen-mikan(会話) 2014年7月20日 (日) 06:06 (UTC)
- (訂正)削除の合意までは不要の可能性があるため訂正します。この点は私の解釈であり、正文に沿って行って下さい。--Frozen-mikan(会話) 2014年7月20日 (日) 06:18 (UTC)