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ノース・ベリック線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノース・ベリック線
ノース・ベリック駅にて、380形
概要
系統 ナショナル・レール
所在地 エディンバライースト・ロージアン
スコットランド
起終点 エディンバラ・ウェイヴァリー
ノース・ベリック/ダンバー
駅数 8
運営
所有者 ネットワーク・レール
運営者 アベリオ・スコットレール
車両基地 グラスゴー・シールズ・ロード英語版
ミラーヒル
クレイゲンティニー英語版
使用車両 380形
385形
170形(平日ピーク時のみ)
路線諸元
軌間 1,435 mm (4 ft 8+12 in)
電化 25kV 50Hz AC
テンプレートを表示
ノース・ベリック線
ショッツ線ノース・クライド線
ファイフ・サークル線英語版
CONTg
エディンバラ - アバディーン線英語版
グラスゴー - カーステアーズ - エディンバラ線英語版
STR
BHF
エディンバラ・ウェイヴァリー
CONTgq ABZgr
ボーダーズ・レールウェイ
HST
マッセルバラ英語版英語版
HST
ワリーフォード英語版英語版
HST
プレストンパンス英語版英語版
HST
ロングニドリー英語版英語版
HST
ドレム英語版英語版
ABZgl KHSTeq
ノース・ベリック英語版英語版
eHST
 計画中:イースト・リントン英語版英語版
HST
ダンバー英語版英語版
eHST
 計画中:レストン英語版英語版
CONTf
イースト・コースト本線

ノース・ベリック線(ノース・ベリックせん)はイギリススコットランドエディンバラノース・ベリック英語版を結ぶ鉄道路線である。ドレム英語版英語版までの区間はイースト・コースト本線上を走行し、ロンドン・ノース・イースタン鉄道列車と線路を共有しており、ドレムで北側に分岐する。

ネットワーク・レールの区分上は以下の2路線の一部または全部で構成される。

列車は2020年現在アベリオ・スコットレールによって運行されている。また、交流25kVで電化されている。

運行

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ほとんどの列車はノース・ベリック - エディンバラ・ウェイヴァリー間で完結するが、ピーク時において1つ先のヘイマーケットまで直通する列車があるほか、毎日2本がグラスゴー・セントラルを経由してエアまで直通する。おおむねピーク時と土曜日が30分毎、平日オフピークと日曜日が1時間毎の運行である。

スコットレールはこのほかにエディンバラから東に向かう列車としてイースト・コースト本線ダンバー英語版までの列車を2010年5月から運行している(当初は平日のみ)。これらの列車は2時間ごとに運行され、当初は途中駅をすべて通過していたが、2011年よりマッセルバラ英語版に一部列車が停車するようになった。

車両

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2011年6月以来、380形「デジロ」が使用されている。なおそれまで6年間使用されてきた322形は同年8月に運行を終え、ノーザン・レール英語版ウェイクフィールド線英語版に転属した。2012年12月にダンバー行の列車が土曜日日中にも運行されるようになるとこれらの列車に170形「ターボスター」が用いられるようになったが、2015年9月にはボーダーズ・レールウェイの開業に伴い158形に置き換えられた。2017年12月には土曜日のダンバー行列車に380形が導入され、翌2018年12月に385形に置き換えられた。スコットレールの電車不足により、ピーク時の列車を中心にノース・ベリック線にも170形が用いられる。

2018年9月には385形が導入された。これらは3両編成2本をつないだ形で運用され、380形は2019年末にグラスゴー発着のエアシャー及びインバークライド路線へ転属する予定である。また、配置本数増により、気動車の使用は減少するとされている。

歴史

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現在のノース・ベリック線はイースト・コースト本線区間がノース・ブリティッシュ鉄道の本線として1846年に、ドレム - ノース・ベリックが同社のノース・ベリック支線英語版として1849年から1850年にかけて開通した。

電化はイースト・コースト本線全線電化の翌年である1991年になされている。