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ネビュラ賞 短編小説部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ネビュラ賞 短編小説部門(Nebula Award for Best Short Story)は、ネビュラ賞の部門の一つ。ショート・ストーリー部門短篇小説部門と表記されることもある。

受賞作一覧

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授賞年 邦題 原題 著者
1966年 「悔い改めよ、ハーレクイン!」とチクタクマンはいった英語版 "Repent,Harlequin!' Said the Ticktockman" ハーラン・エリスン
1967年 秘密の遊び場英語版 "The Secret Place" リチャード・マッケナ
1968年 然り、そしてゴモラ英語版 "Aye, and Gomorrah..." サミュエル・R・ディレイニー
1969年 計画する人(「クルーイストン実験」短編版) "The Planners" ケイト・ウィルヘルム
1970年 憑きもの英語版 "Passengers" ロバート・シルヴァーバーグ
1971年 受賞作なし
1972年 ヴァチカンからの吉報英語版 "Good News from the Vatican" ロバート・シルヴァーバーグ
1973年 変革の時英語版[1] "When It Changed" ジョアンナ・ラス
1974年 愛はさだめ、さだめは死 "Love Is the Plan, the Plan is Death" ジェイムズ・ティプトリー・Jr.
1975年 革命前夜英語版 "The Day Before the Revolution" アーシュラ・K・ル=グウィン
1976年 あの飛行船をつかまえろ英語版 "Catch That Zeppelin" フリッツ・ライバー
1977年 影の群れ "A Crowd of Shadows" C・L・グラント
1978年 ジェフティは五つ英語版 "Jeffty Is Five" ハーラン・エリスン
1979年 "Stone" エドワード・ブライアント
1980年 ジャイ-アント英語版 "giANTS" エドワード・ブライアント
1981年 踊る鹿の洞窟英語版 "Grotto of the Dancing Deer" クリフォード・D・シマック
1982年 "The Bone Flute" リサ・タトル
1983年 クリアリー家への手紙英語版 "A Letter From the Clearys" コニー・ウィリス
1984年 調停者 "The Peacemaker" ガードナー・ドゾア
1985年 モーニング・チャイルド英語版 "Morning Child" ガードナー・ドゾア
1986年 彼方には輝く星々英語版 "Out of All Them Bright Stars" ナンシー・クレス
1987年 タンジェント "Tangents" グレッグ・ベア
1988年 アンナへの手紙 "Forever Yours, Anna" ケイト・ウィルヘルム
1989年 おとなの聖書の物語 第17話 ノアの箱舟 "Bible Stories for Adults, No. 17: The Deluge" ジェイムズ・モロウ
1990年 デュラック海のさざなみ英語版 "Ripples in the Dirac Sea" ジェフリー・A・ランディス
1991年 熊が火を発見する英語版 "Bears Discover Fire" テリー・ビッスン
1992年 "Ma Qui" アラン・ブレナート
1993年 女王様でも英語版 "Even the Queen" コニー・ウィリス
1994年 死者登録英語版 "Graves" ジョー・ホールドマン
1995年 "A Defense of the Social Contracts" マーサ・スーカップ
1996年 "Death and the Librarian" エスター・M・フリーズナー
1997年 誕生日英語版 "A Birthday" エスター・M・フリーズナー
1998年 "Sister Emily's Lightship" ジェイン・ヨーレン
1999年 "Thirteen Ways to Water" ブルース・オランド・ジョーンズ
2000年 "The Cost of Doing Business" レスリー・ホワット
2001年 マックたち英語版 "macs" テリー・ビッスン
2002年 "The Cure for Everything" スヴェルナ・パーク
2003年 ロージー "Creature" キャロル・エムシュウィラー
2004年 "What I Didn't See" カレン・ジョイ・ファウラー
2005年 遺す言葉 "Coming to Terms" アイリーン・ガン
2006年 私はあなたと暮らしているけれど、あなたはそれを知らない "I Live with You and You Don’t Know It" キャロル・エムシュウィラー
2007年 エコー "Echo エリザベス・ハンド
2008年 "Always" カレン・ジョイ・ファウラー
2009年 "Trophy Wives" ニール・キリキ・ホフマン
2010年 スパー英語版(別題「孤船」) "Spar" キジ・ジョンスン
2011年 ちょっといいね、小さな人間英語版 "How Interesting: A Tiny Man" ハーラン・エリスン
ポニー英語版 "Ponies" キジ・ジョンスン
2012年 紙の動物園 "The Paper Menagerie" ケン・リュウ
2013年 包嚢(別題「没入」) "Immersion" アリエット・ド・ボダール英語版
2014年 "If You Were a Dinosaur, My Love" レイチェル・スワースキー英語版
2015年 "Jackalope Wives" アーシュラ・ヴァーノン英語版
2016年 "Hungry Daughters of Starving Mothers" アリッサ・ウォン英語版
2017年 ガラスと鉄の季節英語版 "Seasons of Glass and Iron" アマル・エル=モータル
2018年 本物のインディアン体験™へようこそ "Welcome to Your Authentic Indian Experience™" レベッカ・ローンホース英語版
2019年 ジョージ・ワシントンの義歯となった、九本の黒人の歯の知られざる来歴英語版 "The Secret Lives of the Nine Negro Teeth of George Washington" P・ジェリ・クラーク
2020年 "Give the Family My Love" A・T・グリーンブラット英語版
2021年 幽霊屋敷のオープンハウス "Open House on Haunted Hill" ジョン・ウィズウェル英語版
2022年[2] オークの心臓集まるところ "Where Oaken Hearts Do Gather" サラ・ピンスカー英語版
2023年[3] ラビット・テスト "Rabbit Test" サマンサ・ミルズ
2024年[4] "Tantie Merle and the Farmhand 4200" R・S・A・ガルシア

注釈

[編集]
  1. ^ S-Fマガジン 1974年10月号 掲載
  2. ^ 2021 Nebula Awards Winners” (英語). Locus Online (2022年5月22日). 2022年5月22日閲覧。
  3. ^ 2022 Nebula Awards Winners” (英語). Locus Online (2023年5月15日). 2023年5月15日閲覧。
  4. ^ locusmag (2024年6月9日). “2023 Nebula Awards Winners” (英語). Locus Online. 2024年10月24日閲覧。