トラッキングショット
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(ドリーショットから転送)
トラッキングショット (Tracking shot, Trucking Shot[1]) とは、移動しながら被写体を撮影すること。俳優や乗り物などの被写体が移動してフレームの外に消えた時、それを「追跡する(track)」ことから[2]。フォローショット (following shot) [3]とも。
「ドリー」と呼ばれる台車にカメラを取り付け、レールの上を走らせて撮る方法(この場合ドリーショット(Dolly Shot)[4]とも呼ばれる)が一般的だが、手持ちのステディカムやジンバルを使用することもある。
被写体と並行して移動することが多いが、被写体を軸に半円を描いたり、回転したりすることもある[5]。平行移動の場合のみ、カニの横歩きに例えて「Crabbing Shot」と呼ぶこともある[6][7]。
脚注
[編集]- ^ Trucking Shot(MediaCollege.com)
- ^ Blain Brown. Cinematography: Theory and Practice : I:) magemaking for Cinematographers, Directors & Videographers. Focal Press, 2002; pg. 66; ISBN 0240805003.
- ^ 業界用語辞典 「フォロー・ショット」(東京映画映像学校)
- ^ Dolly Shot(MediaCollege.com)
- ^ Mercado, Gustavo. The Filmmaker's Eye: Learning (and Breaking) the Rules of Cinematic Composition. Focal Press, 2010; pg. 155; ISBN 0240812174.
- ^ Crabbing Shot(MediaCollege.com)
- ^ Crabbing Shot(Tara McGeady - Film & Photogtaphy)