カジミェシュ・トヴァルドフスキ
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(トヴァルドフスキから転送)
1933年 | |
人物情報 | |
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生誕 |
1866年10月20日 ウィーン |
死没 |
1938年2月11日 (71歳没) リヴィウ |
出身校 | ウィーン大学 |
学問 | |
研究分野 | 哲学 |
研究機関 | ルヴフ大学 |
学位 | 博士 |
オゴンチクの騎士カジミェシュ・イェジ・スクシプナ=トヴァルドフスキ(ポーランド語: Ritter Kazimierz Jerzy Skrzypna-Twardowski von Ogończyk、 1866年10月20日 - 1938年2月11日)はポーランドの哲学者。
経歴
[編集]1866年、ウィーンで生まれた。ウィーン大学に入学し、フランツ・ブレンターノの薫陶を受けた。
1891年、デカルトに関する論文で博士号を取得。1894年には教授資格を取得し、1895年よりルヴフ大学哲学教授に就任。精力的な教育活動を展開し、いわゆる「ルヴフ=ワルシャワ学派」の礎を築いた。彼の熱っぽい講義は絶大な人気を博し、早朝より聴講のための場所取りをする学生までいたという。
1904年、ポーランド哲学会を設立し、1907年にポーランド初の実験心理学研究所を設立した。1930年に引退。1938年に死去。
研究内容・業績
[編集]哲学的には真理の対応説に基づいた実在論的立場をとったが、哲学者としての独創性よりもむしろ、偉大な教育者として高く評価されている。
主要な弟子にヤン・ウカシェヴィチ、スタニスワフ・レシニェフスキ、タデウシュ・コタルビンスキ、ローマン・インガルデンらがいる。
著作
[編集]- 邦訳された著作
- 『所謂相対的真理に就て』(哲学論叢 14) 池上鎌三訳、岩波書店 1928