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シェリーに口づけ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トゥマシェリーから転送)
「可愛いシェリーのために」
ミッシェル・ポルナレフシングル
A面 追わないで
B面 可愛いシェリーのために
リリース
ジャンル ポピュラーミュージック
レーベル CBS SONY
69-9 CBSA-82007
作詞・作曲 ミッシェル・ポルナレフ
プロデュース ミッシェル・ポルナレフ
テンプレートを表示
「シェリーに口づけ」
ミッシェル・ポルナレフシングル
初出アルバム『シェリーに口づけ』
A面 シェリーに口づけ
B面 初めての愛
リリース
ジャンル ポピュラーミュージック
レーベル EPICCBS SONY
71-9EPIC-83004
作詞・作曲 ミッシェル・ポルナレフ
プロデュース ミッシェル・ポルナレフ
チャート最高順位
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「シェリーに口づけ」
ミッシェル・ポルナレフシングル
初出アルバム『シェリーに口づけ』
リリース
ジャンル ポピュラーミュージック
時間
レーベル UNIVERSAL MUSIC
POCP-7479
作詞・作曲 ミッシェル・ポルナレフ
プロデュース ミッシェル・ポルナレフ
テンプレートを表示

シェリーに口づけ」(シェリーにくちづけ、フランス語: Tout, tout pour ma chérie)は、フランス歌手ミッシェル・ポルナレフ楽曲である。日本では1971年リリースされ大ヒットをしている。ポルナレフは「愛の休日」「悲しきマリー」「愛のコレクション」「愛の願い」「愛の伝説」「忘れじのグローリア」「悲しみのロマンス」「ノンノン人形」など多数のヒットを放ち、70年代前半の日本ではカーペンターズエルトン・ジョンシカゴT・レックスらと並ぶか、彼らをしのぐ人気スターとなった。

解説

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フランス語の題名は「すべてを僕の愛しい人に」の意味である[1]

1969年

日本では当初の邦題は「可愛いシェリーのために」で、フランスでのシングルと同様、"Tous les bateaux... tous les oiseaux"(邦題:追わないで)のカップリング曲としてCBSソニーから発売されたがヒットしなかった[2]。「追わないで」は権利がエピックに移行してから「渚の想い出」に改題されている。

1971年

現在に至る邦題「シェリーに口づけ」でこの年にCBSソニー内に起ち上がったレーベル「エピック」からリリースされ[3]、40万枚を売り上げるヒット曲となった[2] 。同年、この曲が収録された日本でのファースト・アルバム『愛と青春のトルバドゥール/ミッシェル・ポルナレフ 1』もリリースされている。このファースト・アルバムはフランス盤のファースト・アルバム『Love Me Please Love Me[4](1966年)に「シェリーに口づけ」を追加収録をしたものである。

  • 「シェリー」を「シェリー酒」、または英語の女性名"Sherry"と勘違いしたという誤訳説がある。実際には、フランス語における「シェリー (chérie)」とは、英語の「ダーリン (darling)」に相当する『愛しい人』の意味であり、フランス語の原題を英語に訳すと「All, all for my darling」(全て、全てを私の愛しい人に)である。
  • この邦題を付けたのは、当時CBSソニーに中途入社した高久光雄で、"Tout, Tout"がキスの音に聞こえることに由来する[2]
  • この曲はサッカーの応援歌としても歌われ[5]1998年ウルトラス・ニッポンが「アレ!ジャポン!!」の曲名でカバーした。
  • 日本ではテレビドラマ『新しい風』のイメージソング[6]、テレビドラマ『WATER BOYS』の挿入歌[5]、情報番組『朝生ワイド す・またん!』のオープニングテーマ曲(2010年3月29日~2017年10月31日、2023年8月28日~現在)[7]に使用されている。

関連項目

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脚注

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  1. ^ シェリーに口づけ 2022年4月4日閲覧
  2. ^ a b c いい音爆音アワー vol.64 「B面どんでん返し特集」BARKS Japan Music Network。福岡智彦(いい音研究所)。2016年3月24日。2022年11月23日閲覧。
  3. ^ 松山晋也『Michel Polnareff Best』歌詞カード(2004年4月21日)、ユニバーサルミュージック、UICY-6013
  4. ^ Ultratop - Michel Polnareff - "Love Me, Please Love Me"
  5. ^ a b シェリーに口づけ~ベスト・オブ・ミッシェル・ポルナレフ<初回生産限定盤>、タワーレコードオンライン - 2021年4月1日閲覧。
  6. ^ ポルナレフ・ベスト[CD] - ミッシェル・ポルナレフ、ユニバーサル・ミュージック - 2021年4月1日閲覧。
  7. ^ TakeshiMoriのツイート(924940147824541696)