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デ・ラ・ファンタジア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デラファンタジアから転送)

座標: 北緯35度9分42.7秒 東経136度53分1.6秒 / 北緯35.161861度 東経136.883778度 / 35.161861; 136.883778

デ・ラ・ファンタジア

デ・ラ・ファンタジアDe・La・Fantasia)は、2005年平成17年)3月18日から同年9月25日まで愛知県名古屋市中村区平池町の旧国鉄笹島駅(貨物駅)跡地で開催されていた、2005年日本国際博覧会の複合娯楽施設を兼ねたサテライト会場である。

概要

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2005年日本国際博覧会の会場分散は博覧会協会発足の翌年である1998年(平成10年)には開始されたものの、2001年(平成13年)3月BIE総会において博覧会としての分散会場を認めない方針を確認したため、笹島地区は「広域連携による博覧会への参加」という形で事業を進めることとなった[1]

また、「民間活力の導入を図る」の方針により、名古屋市とともに主催者となる事業者をプロポーザル方式により募集することとし、5件の応募[注釈 1]の中から、2002年(平成14年)12月10日、「グループファンタジア」を選定した[1]

施設・パビリオン

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
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19
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8
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6
5
4
3
2
1
略地図[注釈 3]
1
ラ・バーモささしま
2
Zepp Nagoya
3
Pokemon The Park 2005
4
光の建築 ルーチフェスタ(テンピオ)
5
光の建築 ルーチフェスタ(アルコ・トレッタ)
6
光の建築 ルーチフェスタ(ソフィット)
7
デリファンタジア
8
マーケットファンタジア
9
手塚治虫のCOSMO ZONE THEATER
10
アートオブスターウォーズ展・恐竜博2005
11
GLAMOROUS ONE-92
12
AMUSEMENT WORLD
13
DING DONG DANG
14
ミュージックジャングルカフェ
15
市民展示館
16
ステージ広場
17
運営本部棟
18
有料休憩所
19
郵便局
20
駐輪所
21
駐車場
22
駐車場

※ 印はデ・ラ・ファンタジア終了後の現在も営業している施設

複合娯楽施設。109シネマズ名古屋を筆頭に16店舗が出展。
最大1800人収容可能なライブホール
ポケモンをテーマにしたテーマパーク。
  • 光の建築 ルーチフェスタ
イタリアの光の芸術「ルーチフェスタ」、テンピオ、アルコ・トレッタ、ソフィットの3点が出展。
  • デリファンタジア
世界各国のテイクアウト料理を中心としたフードコート、33店舗が出展。
  • マーケットファンタジア
世界各国の雑貨・名産品を販売する施設、18店舗が出展。
手塚治虫ワールドを演出するスーパープラネタリウムを中心とするバビリオン。
  • アートオブスターウォーズ展
  • 恐竜博2005
  • GLAMOROUS ONE-92(グラマラス192)
1980年代のディスコを再現したテーマ館、VIPエリアの結婚式場もある。
  • AMUSEMENT WORLD(アミューズメントワールド)
アミューズメントをテーマとしたバビリオン。
  • DING DONG DANG(ディンドンダン)
  • ミュージックジャングルカフェ
5店舗が出展するライブレストラン。
  • 市民展示館&ステージ広場
様々なイベントが催しがされる多目的ホール。
  • ポケモンだいすき郵便局
臨時郵便局として会期中設置された[4]。また、会期後半の8月1日からはポケモンのキャラクターの小型印も設置された[WEB 1]

交通アクセス

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鉄道
路線バス
シャトルバス
  • 愛・地球博長久手会場東ターミナル ~ ささしまサテライト会場前下車、徒歩2分
ロンドンバス

つばめタクシー運営

ささしま・名城シャトルバス

2005年9月25日までの土日祝日限定

  • 名古屋バスターミナルのレモンホーム0番のりば名古屋駅バス停 ~ ささしまサテライト会場前下車、徒歩3分
  • 名古屋城正門前バス停 ~ ささしまサテライト会場前下車、徒歩3分
自動車

脚注

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注釈

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  1. ^ 応募は『ささばら事業協同組合』(ゲイン、ドリームステージエンターテインメント、サンデーフォークプロモーション)、『グループファンタジア』、『大成建設グループ』(大成建設、ビオー、自然堂、セガ、ドン・キホーテ)、『大林組グループ』(大林組、ナムコ、大広、NHK中部ブレーンズ、東映、大和工商リース)、『二十二世紀生活環境会議』の5件[1]
  2. ^ 事業全体の企画・プロデュースを担当する主体として設立された有限会社で、のちに株式会社へ移行[2]
  3. ^ 座標はおおよそで実際の位置を示すものではない。場所は『事業報告書』17-18頁[3]の地図による。

出典

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WEB

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  1. ^ 小型印”. 日本郵便. 2019年12月30日閲覧。

書籍

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  1. ^ a b c 新東通信 2005, p. 9.
  2. ^ 新東通信 2005, p. 10.
  3. ^ 新東通信 2005, pp. 17–18.
  4. ^ 新東通信 2005, p. 44.

参考文献

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  • 新東通信 編『2005年日本国際博覧会ささしまサテライト事業 De La Fantasia 事業報告書』名古屋市・グループファンタジア、2005年12月。 

関連項目

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外部リンク

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