2009年1月、O2アリーナを運営する「AEGライブ」は、ITV1 ロンドンで放送された『ダンシング・オン・アイス』のコマーシャルにおいて、最初のライブ告知を行った。3月5日にはマイケルが自らO2アリーナで公式記者会見を開催。ライブタイトルの“This Is It”とは「これはアレだ」という意味であり、会見中でマイケルは「これが最後のライブだ」と語った。
マイケルにとって本公演は、1996年 - 1997年に開催された「HIStory World Tour」以来12年ぶりのコンサートになる予定であり、この間に起こったマイケル・ジャクソン裁判などで長期間休止していた音楽活動の再開を意味するコンサートでもあった。