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JNC石油化学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チッソ石油化学から転送)
JNC石油化学株式会社
JNC Petrochemical Corporation
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本の旗 日本
290-8551
千葉県市原市五井海岸5番地の1
設立 1962年(昭和37年)
業種 化学
法人番号 7010001022977 ウィキデータを編集
事業内容 化学製品の製造
資本金 20億円
売上高 395億9600万円(2019年03月31日時点)[1]
営業利益 ▲60億7000万円(2019年03月31日時点)[1]
経常利益 1000万円(2019年03月31日時点)[1]
純利益 1億1200万円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 789億3300万円(2019年03月31日時点)[1]
従業員数 530名(2022年11月現在)[2]
主要株主 JNC株式会社(100%)
外部リンク https://www.jnc-petrochemical.co.jp/
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JNC石油化学株式会社(ジェイエヌシーせきゆかがく)は日本化学メーカーチッソ株式会社の完全子会社(JNC株式会社を介する間接所有)。

沿革

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  • 1962年(昭和37年)6月 - チッソ石油化学株式会社、資本金1億円で設立。
  • 1963年(昭和38年)
    • 4月23日、チッソ石油化学株式会社五井工場竣工[3]
    • 6月15日、チッソ石油化学株式会社五井工場の集粉装置爆発事故発生[4]
  • 1973年(昭和48年)10月8日 - 五井工場でポリプロピレン製造設備爆発事故発生。
  • 1974年(昭和49年)2月14日 - 五井工場で火災事故。前年の事故と合わせて4人が死亡、9人が重軽傷。これら事故に国会議員が介入して恐喝事件に発展した[5]
  • 2003年(平成15年)9月 - 四日市ポリプロ株式会社を吸収合併し、四日市工場とする。
  • 2005年(平成17年)6月 - 無届の劣化ウラン含有廃触媒(劣化ウラン765 kg)を五井製造所で保管していることが明らかになる。
  • 2011年(平成23年)3月 - 東北地方太平洋沖地震コスモ石油千葉製油所で火災発生。隣接するチッソ石油化学五井製造所に飛び火[6]。後日、劣化ウラン含有廃触媒の保管庫の外壁が類焼していたことが公表された[7]
  • 2011年(平成23年)3月31日 - チッソの事業再編に伴い、チッソの子会社からJNC株式会社の子会社に[注釈 1]
  • 2011年(平成23年)10月1日 - JNC石油化学株式会社に商号変更[8]

製造品目

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ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、有機溶剤可塑剤液晶化合物、その他有機化学工業製品を製造している。チッソ連結売上高のうちの約4割をしめる。

事業所

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関連会社

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※主な企業

脚注

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注釈

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  1. ^ 親会社のJNC株式会社はチッソ株式会社の完全子会社なので、JNC石油化学がチッソの完全子会社であることに変りはない(いわゆる孫会社)。

出典

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  1. ^ a b c d e JNC石油化学株式会社 第67期決算公告
  2. ^ 沿革・会社概要(JNC石油化学)
  3. ^ “チッソ石油化学五井工場、きょう盛大に竣工式”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 4. (1963年4月23日) 
  4. ^ “工場の集粉装置が爆発、チッソ石油化学五井工場で”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 7. (1963年6月16日) 
  5. ^ 裏口入学もあっせん 選挙資金ほしさ『朝日新聞』1976年(昭和51年)9月4日夕刊、3版、7面
  6. ^ "東北地方太平洋沖地震によるチッソ石油化学五井製造所の状況について" (Press release). チッソ株式会社. 4 March 2011. 2023年5月31日閲覧
  7. ^ "チッソ石油化学(株)五井製造所 劣化ウランを含有する触媒の保管状況について" (Press release). チッソ株式会社. 8 July 2011. 2023年5月31日閲覧
  8. ^ "子会社の商号変更に関するお知らせ" (Press release). JNC株式会社. 1 September 2011. 2023年5月31日閲覧

外部リンク

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