ダニエル・パナベイカー
ダニエル・パナベイカー Danielle Panabaker | |
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2015年 | |
本名 | ダニエル・ニコール・パナベイカー |
生年月日 | 1987年9月19日(37歳) |
出生地 | アメリカ合衆国ジョージア州オーガスタ |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 女優 |
活動期間 | 2002年 - |
著名な家族 | ケイ・パナベイカー (妹) |
公式サイト |
www |
主な作品 | |
映画 『13日の金曜日』 『クレイジーズ』 『ザ・ウォード/監禁病棟』 『ピラニア リターンズ』 テレビドラマ 『SHARK カリスマ敏腕検察官』 『THE FLASH/フラッシュ』 |
ダニエル・ニコール・パナベイカー(Danielle Nicole Panabaker、1987年9月19日 - )は、アメリカ合衆国の女優。
若い層の視聴者・観客には、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの『アイドル追っかけ大作戦!』(2004年)や『私の日記はベストセラー』(2006年、妹ケイ・パナベイカーと共演)の出演者として親しまれている。
出世作は、CBS系列の法律ドラマ『SHARK カリスマ敏腕検察官』(2006年 - 2008年、ジェームズ・ウッズ主演)。また、『13日の金曜日』(2009年)、『クレイジーズ』(2010年)、『ザ・ウォード/監禁病棟』(2010年、ジョン・カーペンター監督)、『ピラニア リターンズ』(2012年)といったホラー映画に出演していることから絶叫クイーンとも呼ばれる。
その他の出演映画には『スカイ・ハイ』(2005年)、『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』(2007年)などがある。
来歴
[編集]初期
[編集]ジョージア州オーガスタで生まれた[1]。父はハロルド・ジェローム・パナベイカー、母はドナ・マリー・メイヨック[2]。妹のケイ・パナベイカーも女優である[3]。幼少時、一時的にテキサス州オレンジ(ケイの生誕地[3])に住んでいたことがある。
サマーキャンプの演劇授業で演技の楽しさに目覚め、12歳でコミュニティ劇場で演技を開始。やがてコマーシャルのオーディションを受けるようになった。イリノイ州ネイパービルに引っ越した後、Crone中学校(en:Crone Middle School)、Neuqua Valley高校(en:Neuqua Valley High School)に通い、スピーチ・チームに参加。14歳で卒業生総代(en:Valedictorian)として高校を卒業した[4]。
その後、女優業を本格的に目指し、演技の仕事を定期的に確保するため、カリフォルニア州ロサンゼルスに引っ越した。グレンデール・コミュニティ・カレッジで演劇を勉強し、2005年に短期大学士を得て全米優等生名簿(en:Dean's List)に名を連ねた。そして、2007年にUCLAを卒業して学士を得た(専攻は英語学[4])。
女優業
[編集]数本のCMに登場した後、『マルコム in the Middle』、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』、『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』、『Summerland』、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの『アイドル追っかけ大作戦!』などのテレビ作品に出演。Lifetime局の『Sex and the Single Mom』と『Mom at Sixteen』、およびHBO局のミニシリーズ『追憶の街 エンパイア・フォールズ』にも出演した。特に、『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-』では若手アーティスト賞(en:Young Artist Award)を受賞した。
また、『ウエスト・サイド物語』『PIPPIN』『Once Upon A Time』『Beauty Lou and the Country Beast』でミュージカルの舞台にも立った。
2005年、『スカイ・ハイ』と『ヘレンとフランクと18人の子供たち』の2本の全米公開映画に出演。
2007年、『Home of the Giants』にハーレイ・ジョエル・オスメント、ライアン・メリマンとともに主演。また、『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』ではケビン・コスナー演じる主人公の娘役を演じた。
ディズニー・チャンネルのオリジナル・ムービー『私の日記はベストセラー』では、妹ケイ演じる”ジェイミー”が自分に基づいて創作した”イズ”というキャラクターを演じた。
CBS系列のテレビドラマ『SHARK カリスマ敏腕検察官』(2006年 - 2008年)では、主人公スターク弁護士(通称”シャーク”)の娘ジュリー・スターク役でレギュラー出演した。エピソードによっては1つか2つのシーンでしか登場せず、全く登場しないエピソードも3本あるが、出演クレジットとしては主演ジェームズ・ウッズに次ぐ2番目の扱いである[5]。
『13日の金曜日』(2009年版リメイク)では、ジャレッド・パダレッキとともに主要キャラクターの1人(ジェナ)を演じた[6]。
2010年、『クレイジーズ』と『ザ・ウォード/監禁病棟』に出演[7]。
受賞・評価
[編集]- 2004年 - 『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-』で、ゲスト女優部門の最優秀若手アーティスト賞(Young Artist Award)を受賞。
- 2005年 - 『Searching for David's Heart』で、テレビ向け映画・ミニシリーズ部門の最優秀若手アーティスト賞を受賞。
- 2010年 - 『マクシム』誌の「ホット100」特集で第83位。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
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2005 | スカイ・ハイ Sky High |
レイラ・ウイリアムズ | |
2005 | ヘレンとフランクと18人の子供たち Yours, Mine and Ours |
フィービー・ノース | |
2007 | Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 Mr. Brooks |
ジェーン・ブルックス | |
2009 | 13日の金曜日 Friday the 13th |
ジェナ | |
2010 | クレイジーズ The Crazies |
ベッカ | |
ザ・ウォード/監禁病棟 The Ward |
サラ | ||
2012 | バッド・ガール Girls Against Boys |
シェイ | |
ピラニア リターンズ Piranha 3DD |
マディ | ||
2014 | タイムシャッフル Time Lapse |
キャリー |
テレビ
[編集]年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
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2003 | マルコム in the Middle Malcolm in the Middle |
キャシー・マクカルスキー | 1エピソード |
CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation |
少女 | 1エピソード | |
堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン- The Guardian |
サマンサ・グレイ | 1エピソード | |
5人の女刑事たち ザ・ディヴィジョン The Division |
メリッサ・リングストン | 1エピソード | |
2005 | LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit |
キャリー・リン・エルドリッジ | 1エピソード |
2006 - 2008 | SHARK カリスマ敏腕検察官 Shark |
ジュリー・スターク | メインキャスト 38エピソード |
2008 | 弁護士イーライのふしぎな日常 Eli Stone |
ゲニー・クラーク | 1エピソード |
2009 | グレイズ・アナトミー 恋の解剖学 Grey's Anatomy |
ケルシー・シモンズ | 1エピソード |
2010 | ミディアム 霊能者アリソン・デュボア Medium |
サマー・ローリー | 1エピソード |
ファミリー・ガイ Family Guy |
ヒラリー | 声の出演 1エピソード | |
LAW & ORDER:LA Law & Order: LA |
チェルシー・セネット | 1エピソード | |
CHASE/逃亡者を追え! Chase |
カリーナ・マシューズ | 1エピソード | |
2011 | メンフィス・ビート 〜南部警察 人情派〜 Memphis Beat |
シスター・キャサリン | 1エピソード |
2011 - 2013 | ダニーのサクセス・セラピー Necessary Roughness |
ジュリエット・ピットマン | 5エピソード |
2012 | GRIMM/グリム Grimm |
アリエル・エヴァーハート | 1エピソード |
2012, 2014 | リーガル・バディーズ フランクリン&バッシュ Franklin & Bash |
ボニー・アッペル | 2エピソード |
2012, 2013 | BONES Bones |
オリヴィア・スパーリング | 2エピソード |
2013 | マッドメン Mad Men |
デイジー・マククラスキー | 1エピソード |
ザ・グレイズ ~フロリダ殺人事件簿 The Glades |
ホリー・ハーパー | 1エピソード | |
2014 - 2015 | ARROW/アロー Arrow |
ケイトリン・スノー | 3エピソード |
2014 - | THE FLASH/フラッシュ The Flash |
ケイトリン・スノー | メインキャスト |
脚注
[編集]- ^ “Danielle Panabaker @ Filmbug”. Filmbug.com (2010年2月21日). 2011年1月2日閲覧。
- ^ “Danielle Panabaker”. NNDB. 2012年10月12日閲覧。
- ^ a b “Kay Panabaker”. NNDB. 2012年10月12日閲覧。
- ^ a b “Danielle Panabaker - Biography”. Official Site of Danielle Panabaker. 2010年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月12日閲覧。
- ^ Andreeva, Nellie; Nordyke, Kimberly (2006年3月29日). “Grammer to direct; Brady set to 'Flirt'”. Hollywood Reporter. オリジナルの2007年10月11日時点におけるアーカイブ。 2007年1月10日閲覧。
- ^ “'Shark' Co-Star Floats to 'Friday the 13th'”. The Hollywood Reporter (Zap2it). (2008年4月16日) 2008年4月18日閲覧。
- ^ “Danielle Panabaker Talks The Crazies and John Carpenter's The Ward”. Dreadcentral.com (2010年2月19日). 2011年1月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ダニエル・パナベイカー - allcinema
- ダニエル・パナベイカー - KINENOTE
- Danielle Panabaker - IMDb
- Danielle Panabaker (DaniellePanabaker) - Facebook
- Danielle Panabaker (@dpanabaker) - X(旧Twitter)
- Danielle Panabaker (@dpanabaker) - Instagram