ダイヤモンド社
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ダイヤモンド社 本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒150-8409 東京都渋谷区神宮前6-12-17 ダイヤモンドビル |
設立 | 1933年(昭和8年)5月25日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2011001032632 |
事業内容 | 雑誌・書籍の発行 |
代表者 |
石田哲哉(代表取締役社長) 久米功(代表取締役専務) |
資本金 | 1億4,000万円 |
売上高 |
134億円 (2023年3月期) |
純利益 |
11億9,156万1,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
220億8,581万2,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 206名(2023年3月現在) |
関係する人物 | 石山賢吉(創業者) |
外部リンク | https://www.diamond.co.jp/ |
株式会社ダイヤモンド社(ダイヤモンドしゃ、英: DIAMOND, Inc.)は、主に経済やビジネスなどの書籍や雑誌等を出版している日本の出版社である。1913年(大正2年)に、『経済雑誌ダイヤモンド』を創刊して設立。本社は東京都渋谷区に所在する。
「ダイヤモンド社」あるいは「ダイヤモンド」を社名とする会社は日本全国に複数存在するが、それらとの関係はない。
概要
[編集]経済・経営・ビジネス関連の書籍および雑誌を中心に、幅広いジャンルの出版物を発行し、ウェブメディア事業、研修・テスト事業なども展開する総合出版社。「経済雑誌ダイヤモンド」創刊以来、2013年(平成25年)に創業100周年を迎えた[2]。
沿革
[編集]- 1913年(大正2年)5月 - 石山賢吉が創業、月刊の「ダイヤモンド」誌を創刊[2]。
- 1918年(大正7年) - 麹町区内幸町(現千代田区霞が関)に新築移転
- 1918年(大正7年)10月 - 印刷工場の操業を開始
- 1933年(昭和8年)5月25日 - 株式会社化し、商号を株式會社經濟雑誌ダイヤモンド社に変更
- 1944年(昭和19年)6月 - ダイヤモンド印刷(現ダイヤモンド・ファンド社)を設立
- 1945年(昭和20年)11月 - 「ダイヤモンド」誌を復刊
- 1946年(昭和21年)9月 - 「ダイヤモンド」誌を旬刊化
- 1955年(昭和30年)3月 - 「ダイヤモンド」誌を週刊化し「週刊ダイヤモンド」に。
- 1969年(昭和44年)3月 - P.F.ドラッカー著『断絶の時代』を刊行、ベストセラーとなる。子会社ダイヤモンド・ビッグ社を設立[3]。
- 1970年(昭和45年)
- 4月 - 資本金1億4000万円に増資
- 4月 - 米フリードマン社との合弁によりダイヤモンド・フリードマン社を設立
- 1971年(昭和46年)5月 - 商号を株式会社ダイヤモンド社に変更
- 1972年(昭和47年)
- 4月 - ダイヤモンド・ピーアール・センターを設立
- 9月 - ダイヤモンド・グラフィック社を設立
- 9月 - ダイヤモンド・セールス編集企画(現ダイヤモンド・ビジネス企画)を設立
- 1976年(昭和51年)8月 - 米「Harvard Business Review」誌との提携により「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビュー」誌を創刊\
- 1978年(昭和53年)9月 - 自動車雑誌「カー・アンド・ドライバー」創刊
- 1979年(昭和54年) - ダイヤモンド・ビッグ社から旅行ガイドブック「地球の歩き方」を初刊行[3]
- 1987年(昭和62年)9月 - テレビ情報誌「TVステーション」を創刊
- 1990年(平成2年)4月 - ダイヤモンド・デザイン・マネジメント・ネットワーク機構を開始
- 1993年(平成5年)5月 - ダイヤモンド経営者倶楽部を開設
- 1999年(平成11年)8月 - 渋谷区神宮前に本社移転。
- 2000年(平成12年)
- 3月 - 月刊誌「ダイヤモンドZAi」を創刊
- 6月 - ダイヤモンド・エグゼクティブ・ラーニング(現ダイヤモンド・コミュニケーションズ)を設立
- 10月 - 「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス」誌を「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」に誌名変更し、月刊に移行
- 2001年(平成13年)8月 - 特約店会ダイヤモンド・パートナーズ・クラブを設立
- 2003年(平成15年)7月 - 「ダイヤモンド経済小説大賞」(のち城山三郎経済小説大賞に改称)創設
- 2007年(平成19年)
- 6月 - 「ダイヤモンド経済小説大賞」を改め、「城山三郎経済小説大賞」として再スタート
- 10月 - ビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」開始
- 2009年(平成21年)12月 - 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』出版。創業以来初のミリオンセラー[4]、及びダブルミリオンとなる。「もしドラ」は10年の流行語大賞にもノミネート、11年にはテレビアニメ(NHK)、映画化もされ、270万部を超える空前のヒット作品となる
- 2013年(平成25年) - 「ダイヤモンド」創刊から100年。
- 2019年(令和1年)
- 2020年(令和2年)
- 7月 - オンラインメディア「DIAMOND SIGNAL」を創刊
- 2021年(令和3年)
主な出版物
[編集]- 週刊ダイヤモンド
- DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
- ダイヤモンドZAi
- テレビステーション
- カー・アンド・ドライバー(日本版・2020年5月号まで)
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 嫌われる勇気
- ナシーム・ニコラス・タレブ
主なウェブ事業
[編集]- ダイヤモンド・オンライン
- ザイ・オンライン
- ザイFX!
- DIAMOND SIGNAL
- ダイヤモンド不動産研究所
- ダイヤモンドクォータリー
メディア放送・掲載
[編集]- 2017年(平成29年)3月19日 「Story 〜長寿企業の知恵〜 #006」 - ダイヤモンド社 15代目 石田哲哉[8]
出典
[編集]- ^ a b 株式会社ダイヤモンド社 第110期決算公告
- ^ a b ““長寿”雑誌と雑誌の起源 | 出版科学研究所”. shuppankagaku.com. 2021年8月6日閲覧。
- ^ a b c “「地球の歩き方」事業譲渡 コロナで海外旅行状況が変化:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年8月6日閲覧。
- ^ “ダイヤモンド社『もしドラ』冊子と電子で初の100万部に”. 文化通信デジタル (2010年7月22日). 2021年8月6日閲覧。
- ^ “「地球の歩き方」出版社が変更、海外旅行の事業環境に変化 : エンタメ・文化 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2020年11月17日). 2021年8月6日閲覧。
- ^ “「地球の歩き方」譲渡は違法 元社長3人が提訴―東京地裁:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2021年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月6日閲覧。
- ^ “「地球の歩き方」譲渡適法 元社長の請求棄却”. 産経新聞 (株式会社産経デジタル). (2023年2月21日) 2023年3月17日閲覧。
- ^ “Story ~長寿企業の知恵~ #006 (2017年3月19日(日) 9:00 - 9:36)FRESH!(フレッシュ)”. サイバーエージェント. 2020年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月1日閲覧。(※放送内容については公開終了で視聴不可)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ダイヤモンド社 公式サイト
- 週刊ダイヤモンド
- ダイヤモンド・オンライン
- DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
- ザイ・オンライン
- ザイFX!
- DIAMOND SIGNAL
- ダイヤモンド不動産研究所
- ダイヤモンドクォータリー
- ドラッカー日本公式サイト
- 週刊ダイヤモンド編集部 (@diamondweekly) - X(旧Twitter)
- ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) - X(旧Twitter)
- DIAMOND SIGNAL (@d_signal_jp) - X(旧Twitter)
- ダイヤモンド社 - メディア芸術データベース