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和歌山タウン情報アガサス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

和歌山タウン情報アガサス(agasus)は、和歌山紀北泉南地域)の情報をメインとしたタウン情報誌である。

概要

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誌名のアガサス(agasus)とは、和歌山弁で”自分”のことを「あが(我がの転訛)」と呼び、それを「指す」ことに掛けているという説もあったそうだが、アガサスの社員によると「会食」という意味を持つ「アガペー」と「関係、結び付き」を示す「ネクサス」をミックスして「みんなで楽しく会食する」という意味の造語。和歌山を食卓と見立てて「みんなで集まって賑やかに」という想いが込められているそうである。

1986年に創刊され、和歌山県を中心に配布されていたが、2010年にフリーペーパーとなり、2018年に休刊。

2019年に新たに『アガサス・ビィ』(agasus b)が創刊された。2020年より紙版の発行は終了し、webマガジンとして発行されている。

アガサス・ビィ

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2019年より編集事務所「M to W」(元アガサス編集長による事務所)が、『和歌山タウン情報アガサス・ビィ』を発行している。当初は隔月で、2020年より季刊になった。

旧アガサスのwebサイト『アガサス+』を引き継いでいたが、2020年に『もっと和歌山』にリニューアル。

月刊アガサス

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月刊アガサスは、毎月25日に発行されていた月刊誌である。2008年当時の発行部数は28,500部、価格は300円。

2010年2月号(2010年1月25日発売号)をもって有料誌としてのアガサスは終了し、2010年3月号(2010年2月25日発刊)よりフリーマガジンとして新たに創刊された。紀北地域では和歌山リビング新聞社が発行するフリーマガジン 「Lism」と並ぶ有力フリーマガジンだったが、2018年に休刊。

タウン情報全国ネットワーク(TJネットワーク)に加盟していた。

和歌山ラーメンを纏めた別冊本や、和歌山泉南の飲食店を纏めた『tasty』、ブライダル情報誌『PURE』なども発行していた。

発行元の(有)アガサスは2019年に破産した[1]

歴史

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  • 1986年 創刊。200円。
  • 1987年 「ミスアガサスコンテスト」を実施
  • 1989年 210円に値上げ
  • 1990年 リニューアル。ロゴがカタカナの「アガサス」からアルファベットの「Agasus」に
  • 1991年 250円に値上げ
  • 1993年 AB判からB5判にサイズ変更
  • 1997年 300円に値上げ
  • 1998年 ロゴが全部小文字の「agasus」に
  • 2001年 判型がAB判に
  • 2008年 ウェディング特集。後にウエディングマガジン「PURE」を創刊。
  • 2010年 3月号よりフリーマガジンに。判型がB5判になる。
  • 2018年 1月号をもって休刊。
  • 2019年1月 新たに『和歌山タウン情報アガサス・ビィ』を創刊。
  • 2019年8月 (有)アガサスが破産。
  • 2020年 『アガサス・ビィ夏号』(2020年3月発行)をもって、紙媒体のアガサスが終了。『アガサス・ビィ夏号』(2020年6月25日発行)よりWebマガジンとなった。

関連項目

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外部リンク

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参照

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  1. ^ (有)アガサス(和歌山)/破産手続き開始決定 倒産情報-JC-NET(ジェイシーネット)