ソントン食品工業
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(ソントン食品から転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場(以下は、過去のデータ) |
本社所在地 |
日本 〒135-0016 東京都江東区東陽6-3-2 イースト21タワー |
設立 | 1948年(昭和23年)6月11日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 5010001034818 |
事業内容 | 業務用・家庭用フィリング(素材食品) |
代表者 | 石川紳一郎(代表取締役社長) |
資本金 | 2,270百万円 (2012年3月末現在) |
売上高 |
連結:25,333百万円 単独:25,332百万円 (2012年3月期) |
総資産 |
連結:31,298百万円 単独:29,891百万円 (2012年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:513名 単体:444名 (2012年3月31日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | ソントンホールディングス株式会社 100% |
主要子会社 | やくらいフーズ、和田山農産 |
関係する人物 |
石川郁二郎(創業者) J. B. Sonton(社名の由来となった人物、日本にピーナッツバター製造を伝えたアメリカ人宣教師) |
外部リンク |
www |
ソントン食品工業株式会社(ソントンしょくひんこうぎょう)は、業務用及び家庭用のジャム類、フィリング類(パン・菓子等の詰め物)を製造販売する食品メーカーである。日本国内では初めてピーナッツバター、ピーナッツクリームを製造した会社として知られている。
社名とマスコットキャラクター
[編集]社名はキリスト教信者であった創業者の石川郁二郎にピーナッツバターの製法を教えた宣教師ジェッシー・B・ソーントン(1875-1959)に由来する。石川は敬愛するソーントンを「ソントン先生」と呼んだ。
ソントンの「トン」を取り、「トンちゃん」と呼ばれるピーナツ(落花生)を擬人化したキャラクターが、会社のマスコットマークになっていて、一時期テレビ広告等で大々的に世に出る。トンちゃんには、おいしいジャムが大好きであるという設定が存在する。なお、トンちゃんの名前の由来となった「ソントン」と言う社名が現れたのは1950年になってからであるものの、創業者がピーナッツバターの製造を開始したのが1942年であるため、トンちゃんの下に「SINCE 1942」と記されていることもある[注釈 1]。
沿革
[編集]- 1942年 - 兵庫県氷上郡(現・丹波市)において、ピーナッツバターの製造を開始。
- 1948年 - ソントン食品工業の前身、(株)山吉商会を東京都中央区木挽町(現在の銀座の一部)に設立。
- 1950年 - 社名をソントン工業(株)に変更。
- 1954年 - 石岡第一工場(当時。茨城県石岡市)稼働。
- 1961年 - 社名をソントン食品工業(株)に変更。
- 1964年 - 石岡第二工場稼働。
- 1966年 - 大阪工場稼働。
- 1972年 - 本社を中央区日本橋茅場町に移転。
- 1994年 - 石岡第三工場(現在の石岡第一工場)稼働。
- 1999年 - 本社を文京区千石に移転。
- 2012年 – マネジメント・バイアウトを実施。代表取締役社長の資産管理会社及びその子会社が全株式を取得[1][2]、同時に、現在の東京証券取引所スタンダードでの上場廃止。
- 2013年 - 持株会社制を採用し、ソントンホールディングス株式会社を設立。
- 2014年 - 本社を江東区東陽に移転。
- 2015年 - CI導入、ロゴマークを一新。
商品
[編集]各種ジャム、ピーナッツクリーム(瓶詰の高級品からプラスチックパック、紙パックの廉価品まで)、業務用ホイップ、フィリング、トッピング、折り込み用シートなど。
事業所
[編集]- 本社:東京都江東区東陽
- 支店:東京、大阪
- 営業所:札幌、仙台、神奈川、名古屋、広島、福岡
- 工場:石岡第一、石岡第二、大阪
連結子会社
[編集]- (株)やくらいフーズ
- (株)和田山農産
注釈
[編集]- ^ 参考までに、2017年4月現在のソントン食品工業のホームページに表示されているトンちゃんの画像にも「SINCE 1942」と入っている。
出典
[編集]- ^ MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ – ソントン食品工業株式会社 2012年8月3日
- ^ 定款変更につき通知公告(全部取得条項設定に関する事項)及び全部取得条項付普通株式の取得に関する基準日設定公告 – ソントン食品工業株式会社 2012年11月12日