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Sony Aquarium

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソニーアクアリウムから転送)
ソニースクエアに設置された大水槽(2009年)

Sony Aquarium(ソニーアクアリウム)は、東京都中央区銀座ソニービル等で、1966年の開業からほぼ毎年[注 1]、夏に開催される移動水族館である[1]ソニー水族館とも呼ばれる[2]沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)が監修する[3][4][注 2]新型コロナウイルス感染症が流行した2020年、また銀座ソニーパークが一時閉園した2021年以降、開催はされていない。

概要

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ソニービルは東京都中央区銀座の数寄屋橋交差点にあり、ビル前のソニースクエア(屋外イベントスペース)に大型水槽を設置する。大型水槽には沖縄美ら海水族館から運び込まれた魚類を展示する[1]

ソニービルは2017年3月31日に閉館し建て替え中のため、2017年のSony Aquariumは、ソニーショールーム/ソニーストア 銀座及び有楽町駅前広場で開催された[7]

展示

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2013年の例では、屋外イベントスペ−スにニセゴイシウツボや、レモンザメ、沖縄県の県魚タカサゴなど、15種類約870匹を入れ替わりで展示した。水槽は、2008年に製作した縦1.5×幅5×奥行き1.8m、容量14トンの大型水槽[8]が前回に続き用いられた。海水は伊豆から運んだ天然海水である[8]

ビル1階のエントランスホールにも水槽が設置され、イロブダイタテジマキンチャクダイサザナミヤッコ等の沖縄のサンゴ礁に住む16種類約400匹が展示された[9][10]

同ビル8階のコミュニケーションゾーン OPUSでは、ナンヨウマンタなどの魚類のほか、チョウ、西表島の生き物、竹富島の国立公園の情景などを撮影した4K映像の作品『手織りの鳴る島』が200インチスクリーンで上映された[11]

展示用の魚類は、沖縄から2泊3日のフェリーで移送され、千葉県鴨川シーワールドで休息し、のちに銀座に移動した。展示された魚は、夏の展示が終了すると鴨川シーワールドに引き取られて飼育され、翌年以降もSony Aquariumで展示される場合もある[12]

脚注

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注釈

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  1. ^ 施設点検等の理由で開催されなかったことが2年だけある[1]
  2. ^ 2007年までは協賛[5]で、2008年以降が監修[6]

出典

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  1. ^ a b c 45th Sony Aquarium 2012年7月開催予定”. ソニー企業株式会社. 2013年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月11日閲覧。
  2. ^ “目玉は3Dハイビジョン! 銀座の 「ソニー水族館」で気分は沖縄”. 日経トレンディネット (日経BP社). (2008年7月22日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080722/1016883/ 2018年3月11日閲覧。 
  3. ^ “「46th Sony Aquarium」開催 美ら海からやってきた色鮮やかなお魚を、今年も銀座でお披露目 2013年7月19日(金)初日オープニングイベントレポート”. MSN産経ニュース. オリジナルの2013年7月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130719143651/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130719/prl13071916590104-n1.htm 2018年3月11日閲覧。 
  4. ^ 銀座 ソニービル 「Sony Aquarium 2006」”. ソニー企業株式会社. 2006年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月10日閲覧。
  5. ^ 40th Sony Aquarium 2007 ハイビジョン沖縄美ら海水族館”. 2007年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月11日閲覧。
  6. ^ 「41st Sony Aquarium 2008 -ハイビジョン沖縄美ら海水族館 -」夏休みイベントハイビジョン沖縄美ら海水族館 開催”. ソニー企業株式会社. 2018年3月11日閲覧。
  7. ^ Sony Aquarium 2017 - ソニーアクアリウム 2017”. ソニー企業株式会社. 2018年3月11日閲覧。
  8. ^ a b “目玉は3Dハイビジョン! 銀座の 「ソニー水族館」で気分は沖縄”. 日経トレンディネット (日経BP社). (2008年7月22日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080722/1016883/?P=1 2018年3月11日閲覧。 
  9. ^ “東京都・ソニービルに大型水槽が登場する「Sony Aquarium」開催”. マイナビニュース. (2013年7月17日). https://news.mynavi.jp/article/20130717-a204/ 2018年3月11日閲覧。 
  10. ^ “銀座ソニービルに沖縄「美ら海」の生き物お目見え-「4K映像」も”. 銀座経済新聞. (2013年7月19日). https://ginza.keizai.biz/headline/2331/ 2018年3月11日閲覧。 
  11. ^ “ソニービルで、4K/ハイレゾを体験できる「沖縄美ら海水族館」が開幕 - AV Watch”. AV Watch. (2013年7月19日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/608318.html 2018年3月11日閲覧。 
  12. ^ スタッフレポート|46th Sony Aquarium - ソニーアクアリウム”. ソニー企業株式会社. 2013年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月10日閲覧。

外部リンク

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