セクシー・オールナイト
セクシー・オールナイト | |
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ジャンル | お色気番組・深夜放送 |
放送方式 | 収録(トークは生放送) |
放送期間 | 1982年10月2日 - 1984年3月31日 |
放送時間 |
土曜 25:00 - 26:00 (日曜 1:00 - 2:00) |
放送局 | ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI) |
出演 | アン(覆面パーソナリティ) |
テーマ曲 | 「Mi Corasong」セルジュ・ゲンスブール(ジュスト・ジャカンの映画「Madame Claude」へのサウンドトラックより) |
提供 | #主な番組提供社 |
セクシー・オールナイトは、ラジオたんぱ(現:ラジオNIKKEI)第1放送で1982年10月2日から1984年3月31日の間放送された、深夜放送のお色気番組である。
概要
[編集]土曜深夜(日曜1:00 - 2:00、一時1:00 - 3:00に拡大)の時間帯、しかも短波放送というコアな聴取者層をターゲットとし、現代詩風のモノローグ、テレホンセックス[1]、体験談や官能小説のラジオドラマ[2]、性感占い等、当時の放送基準の限界に挑戦する内容でセンセーションを起こした。
番組初期は“覆面パーソナリティー”の「アン[3]」と「Mr.X[4]」の2名が進行役だったが、一部の批判を受けて赤裸々な内容は次第に薄められ、両者は途中降板。その後はロマンポルノ女優が交替で担当するようになり、ソフト化された後番組『アイ・ラブ・ナイト』に引き継がれて行った。
BCLブームが一段落した時期で、短波ラジオの売り上げも下火になっていたが、同番組の人気沸騰で家電店から廉価な短波ラジオの在庫が一掃されたという。遠距離まで伝搬する短波の特質によって、海外にも愛聴者が少なからずいた。
ジングルは女性の嬌声をサンプリングしたもので、タンゴ、ボサノバ、シャンソン、アダルト・コンテンポラリーからクラシック音楽に至るまでBGMにも意が凝らされ、にっかつロマンポルノ制作陣の協力[5]で都会的に洗練された構成がなされていた。
番組エンディングには、米黒人ジャズ・ピアニスト、ソニー・クラークの代表的名盤として知られる「Cool Struttin'」(BlueNote)から、B面二曲目(最後)収録の"Deep Night"が選曲され、流れていた。
影響
[編集]文化放送は土曜深夜26:30 - 27:00(日曜日2:30 - 3:00)に『今夜はそっとくりいむレモン』を放送、土曜深夜のお色気番組の元祖であるニッポン放送の『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』でも、一時期過激なラジオドラマコーナー(ミッドナイトストーリー)を設けて対抗した。
主な出演者
[編集]- 他
主な番組提供社
[編集]- ポルノ映画制作・配給会社:にっかつ、新東宝映画[6]、ジョイパックフィルム[7]等
- アダルトビデオメーカー:宇宙企画[8]、VIPエンタープライズ、東映ビデオ等
- アダルト雑誌:リイド社[9]
- コンドームメーカー:不二ラテックス[10]
- ラブホテルチェーン:クイーンエリザベス石庭
- カーラジオメーカー:クラリオン[11]
脚注
[編集]- ^ 『ロマンポルノ テレホンインタビュー』。「Mr.X」と名乗る男性がポルノ女優の新作番宣と併せて担当。リスナー参加の場合もあった。
- ^ 『サウンドレイプ 耳から直撃』。オリジナル作品の他、ポルノ映画のサウンドトラックも流された。
- ^ 風祭ゆきだという説あり。
- ^ 同局で『ヤロメロワイド』の司会も務めていた二つ目時代の桂幸丸が、公式ホームページで「Mr.X」だった事を事実上告白。“出演実績”. 2008年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月18日閲覧。
- ^ 「制作協力:ランダSS」とアナウンス。
- ^ 『隣のお姉さん』シリーズ。
- ^ 『バビロンピンク』。
- ^ 『素人生撮り』シリーズ。
- ^ 『ヴィジュアル映画マガジンACTRESS』。
- ^ ニューゼリアコート。
- ^ たんぱカーラジオ。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 記憶に残る!? 伝説の深夜番組「セクシー・オールナイト」ラジオNIKKEI開局60周年記念特設サイト「この一瞬を未来へ」2014年12月19日