コスモス6号
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(スプートニク16号から転送)
任務種別 | レーダーターゲット 技術 |
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ハーバード命名 | 1962 Alpha Delta 1 |
COSPAR ID | 1962-028A |
特性 | |
宇宙機種別 | DS-P1衛星 |
製造者 | ユージュノエ設計局 |
打ち上げ時重量 | 355 kg |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 1962年6月30日 16:00(UTC) |
ロケット | コスモス2I 63S1 |
打上げ場所 | カプースチン・ヤール マヤーク発射施設 |
任務終了 | |
減衰日 | 1962年9月8日 |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
近点高度 | 261 km |
遠点高度 | 348 km |
傾斜角 | 48.90° |
軌道周期 | 90.6分 |
コスモス6号(Kosmos 6、ロシア語:Космос 5)またはDS-P1 No.1は、科学調査と技術実証を目的とした人工衛星であり、ソビエト連邦により1962年に打ち上げられた。西側ではスプートニク16号(Sputnik 16)とも呼ばれる。弾道弾迎撃ミサイル用のレーダーターゲット衛星のプロトタイプである。6機目のコスモス衛星であり、2機目のDS衛星として、コスモス1号に次いで打上げられた。主目的は、宇宙船のレーダー追跡に不可欠な技術の実証であり、将来人工衛星をターゲットとして用いることを可能とした。ユージュノエ設計局で初めて作られた太陽電池衛星であった[1]。
コスモス2I 63S1ロケットの7度目の打上げとなった[2]。1962年6月30日16:00(UTC)にカプースチン・ヤールのマヤーク発射施設第2発射台から打ち上げられた[3]。
近地点261 km、遠地点348 km、軌道傾斜角48.90°、軌道周期90.6分の低軌道に乗せられた[1]。1963年9月8日に軌道減衰した[4]。
コスモス6号は、DS-P1衛星のプロトタイプで、4機打ち上げられたうちの1機目となった[1]。他の3機のうち、1機は打上げ時に失われ、残り2機は、コスモス19号及びコスモス25号として軌道への投入に成功した[5]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b c Wade, Mark. “DS-P1”. Encyclopedia Astronautica. 10 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。23 May 2009閲覧。
- ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 23 May 2009閲覧。
- ^ Wade, Mark. “Kosmos 2”. Encyclopedia Astronautica. 8 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。23 May 2009閲覧。
- ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 23 May 2009閲覧。
- ^ Wade, Mark. “DS”. Encyclopedia Astronautica. 31 March 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。23 May 2009閲覧。