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サンダーキャット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンダーキャット
Thundercat
基本情報
出生名 Stephen Lee Bruner
生誕 (1984-10-19) 1984年10月19日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル 電子音楽R&Bジャズファンクスラッシュメタル
担当楽器 6弦ベースベースボーカルギター
活動期間 2000年 - 現在
レーベル ブレインフィーダー
公式サイト www.brainfeedersite.com

サンダーキャットThundercat)として知られるスティーブン・リー・ブルーナーStephen Lee Bruner1984年10月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のベーシスト音楽プロデューサー、及びボーカリスト[1]。サンダーキャット名義でのソロ活動のほか、フライング・ロータススイサイダル・テンデンシーズケンドリック・ラマーの作品への参加等で知られている。 『ローリング・ストーン』誌が選んだ「史上最高のベーシスト50選」に選ばれている[2]

経歴

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ライブで演奏するサンダーキャット(2018年)

ドラマーのロナルド・ブルーナー(父)とロナルド・ブルーナー・Jr(兄)を家族に持ち、音楽一家で育つ[3]。幼少期からベースを演奏し始め、16歳の時に兄のロナルド・ブルーナー・Jrと共にスイサイダル・テンデンシーズへ加入。バンド活動のかたわら、セッション・ミュージシャンとしても活動を行い、エリカ・バドゥの『ニュー・アメリカ パート・ワン (第4次世界大戦)』(2008年)やフライング・ロータスの『コスモグランマ』(2010年)へと参加した。

2011年に初のソロ・アルバム『ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・アポカリプス』をフライング・ロータスのレーベルブレインフィーダーからリリース[4]。作風にはスタンリー・クラークジョージ・デュークなど1970年代のフュージョン音楽からの影響が見られる。

同年にスイサイダル・テンデンシーズを脱退し、その後はスタジオでのレコーディング活動に専念。フライング・ロータスの『アンティル・ザ・クワイエット・カムス』(2012年)と『ユーアー・デッド!』(2014年)への参加のほか、自身2作目となるソロ・アルバム『アポカリプス』を2013年にリリースしている[5]

Bestivalに出演するサンダーキャット(2018年)

2015年にケンドリック・ラマーのアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』にベーシストとして参加。2016年には同アルバム内の楽曲「These Walls」がグラミー賞最優秀ラップ/サング・コラボレーション賞に選出されたことにより、グラミー賞受賞者となった[6]

ライブで演奏するサンダーキャット(2018年)

2017年には3作目のアルバム『ドランク』をリリース。サンダーキャット自身が尊敬するミュージシャンとしてラジオで挙げたことがきっかけで共演が成立したケニー・ロギンスマイケル・マクドナルドのほか、ケンドリック・ラマーやフライング・ロータスなども参加している。同年4月、初の単独来日公演を行い、7月にはフジロックフェスティバルにも出演した[7]

2020年4月3日、4作目のアルバム『イット・イズ・ホワット・イット・イズ』をリリースした[8]

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・アポカリプス』 - The Golden Age of Apocalypse (2011年)
  • 『アポカリプス』 - Apocalypse (2013年)
  • 『ドランク』 - Drunk (2017年)
  • 『イット・イズ・ホワット・イット・イズ』 - It Is What It Is (2020年)

EP

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  • The Beyond / Where the Giants Roam (2015年)

プロダクション参加作品

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  • The Young Jazz Giants (2004年)
  • 『ザ・エピック』 - The Epic (2015年)
  • 『コスモグランマ』 - Cosmogramma (2010年)
  • 『アンティル・ザ・クワイエット・カムス』 - Until the Quiet Comes (2012年)
  • 『ユーアー・デッド!』 - You're Dead! (2014年)
  • 『フラマグラ』 - Flamagra (2019年)
  • 『アーリー・ライザー』 - Early Riser (2014年)
  • 『ニュー・アメリカ パート・ワン (第4次世界大戦)』 - New Amerykah Part One (4th World War) (2008年)
  • 『ニュー・アメリカ パート・ツー (リターン・オブ・ザ・アンク)』 - New Amerykah Part Two (Return of the Ankh) (2010年)
  • 『ザ・ハリウッド・レコーディングス』 - The Hollywood Recordings (2007年)
  • 『ニュークリアー・エヴォリューション、ザ・エイジ・オブ・ラヴ』 - Nuclear Evolution: The Age of Love (2009年)
  • 『ノー・マーシー・フール!/ザ・スイサイダル・ファミリー』 - No Mercy Fool!/The Suicidal Family (2010年)
  • 『13』 - 13 (2013年)
  • 『ナイジェリアン・ウッド』 - Nigerian Wood (2008年)
  • 『エアータイトズ・リヴェンジ』 - Airtight's Revenge (2010年)

来日公演

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脚注

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外部リンク

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