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ジーザス・ディアマンテ〜夢の王の夢〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジーザス・ディアマンテ〜夢の王の夢〜』(ジーザス・ディアマンテ ゆめのおうのゆめ)は、1990年宝塚歌劇団星組[1]により上演された草野旦作・演出によるグランド・ショー(形式名)[1]。24場[1]

併演はミュージカルアポロンの迷宮[1]

公演期間と公演場所

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構成

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※「()」の人物は配役。

  • 第1場 エリュシオン(天国)
  • 第2・3場 ジーザス・ディアマンテ   
    エリュシオン(天国)より一粒のダイヤモンドが落ちてくる。
    王冠の中から夢の王たち(日向薫毬藻えり紫苑ゆう麻路さき)が現れる。
  • 第4・5・6場 愛の宝石
    夢の巡礼(麻路さき)が妖女(稔幸)の館に迷い込む。
  • 第7・8・9場 童夢戦争
    ウエスト・サイド物語』のメロディーに乗って、王ソール(日向薫)と 王妃マール(毬藻えり)が夫婦喧嘩。王は王妃をなだめるために2人の子供時代〈少年時代のソール(紫苑ゆう)・少女時代のマール(洲悠花)〉の話を始める。
  • 第10・11・12・13・14場 夢の戴冠式
    マグダラのマリア花愛望都)がアリアを歌いジーザス(日向薫)を称える。ジーザスを中心に夢のダンサー・夢のシンガーたちがゴージャスに歌い踊る。
  • 第15場 夜の亡霊
    宝石を求めて夜の亡霊たちが墓を掘ると、墓の中より宝石を食う女(毬藻えり)が現れる。
  • 第16・17場 コーイヌール
    コーイヌール歌手(一樹千尋)が歌う中、血塗られたダイヤモンド・コーイヌールを巡り、夢の王(紫苑ゆう)と宝石を食う女(毬藻えり)の激しいデュエットダンスが繰り広げられる。
  • 第18・19場 エリュシオン(天国)
    ジーサス(日向薫)を中心に精霊たちが歌い踊る。
  • 第20場 ジーザス・ディアマンテA
    ジュエリー・シンガー(紫苑ゆう)が宝石を手に歌う。
  • 第21・22場 ジーザス・ディアマンテB・C
    ジュエリー・ロケットたちのロケットダンス。
  • 第23場 ジーザス・ディアマンテD
    天国のシンガー(花愛望都)の歌に乗せて、天国のダンサー(日向薫・紫苑ゆう・毬藻えり)が踊る。
  • 第24場 ジーザス・ディアマンテE
    エトワール(洲悠花)の歌に始まり、出演者全員による豪華なフィナーレ。

主な配役

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※下記の配役は宝塚・東京共通。

スタッフ

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※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。

脚注

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  1. ^ a b c d e 80年史 1994, p. 342、348.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 80年史 1994, p. 342.
  3. ^ a b c 80年史 1994, p. 348.

参考文献

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  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5