Zeekr
現地語社名 | 极氪 |
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種類 | 公開会社 |
業種 | 自動車 |
設立 | 2021年 |
創業者 | 浙江吉利控股集団 |
本社 |
中国 |
製品 | 自動車 |
売上高 | 7.28 人民幣 (2023年) |
営業利益 | 1.15 アメリカ合衆国ドル (2023年) |
利益 | 1.16 アメリカ合衆国ドル (2023年) |
総資産 | 3.82 アメリカ合衆国ドル (2023年) |
所有者 | Geely Automobile Holdings Ltd |
従業員数 | 16,600 (2023年) |
ウェブサイト |
zeekrlife |
Zeekr (ジーカー、极氪) は、吉利汽車が所有する中国の自動車ブランドである。2021年に設立され、プレミアムセグメントの電気自動車(EV)の開発・製造・販売を行っている。2024年5月、ニューヨーク証券取引所に上場した。
沿革
[編集]2021年3月、 吉利ホールディンググループ (浙江吉利控股集団、ジーリー) によって、電気自動車(バッテリー駆動車)のプレミアム・ブランドとして設立された[1]。吉利はグループ傘下のボルボ、ポールスター、ロータス、スマート、Lynk & Coなどで高級EV市場に対して既に積極的なアプローチを試みている[2]。
これらのブランドとの差別化として、フォルクスワーゲングループの元デザイナーで吉利のデザイン責任者であるステファン・シーラフは「プレミアムな外観と雰囲気を、豪華絢爛とは異なる方法で表現する」というコンセプトを掲げた[2]。
車体には独自開発のEV用プラットフォーム「SEA」(Sustainable Experience Architecture)が採用されている[3]。
2021年12月、ZeekrがWaymo(Google傘下)と協力して米国向けの完全電気式自動運転車を開発することが発表される[4]。 さらに、2022年1月、ZeekrとMobileyeの協力が発表された。2024年までにレベル4の自動運転車を生産することを目標としている[5]。
2024年5月10日、米ニューヨーク証券取引所に上場した[6]。
2024年8月、翌25年に日本へ進出することを、陳禹副総裁が日本経済新聞の取材で明らかにした[7][8]。
2024年8月までに全世界で30万台の販売を達成した[9]。2023年から1年余りで既に約30の国と地域で海外展開を行っている[10]。
モデル
[編集]- Zeekr・001 - 2021年4月の上海モーターショーで発表された最初のモデル[11]。2021年10月に中国本土市場で発売された。2022年からは中国国外でも販売されている[12]。
- Zeekr・009 - 2022年発売の高級大型MPV
- Zeekr・X - 2023年発売のサブコンパクトクロスオーバー SUV[注 1]
- Zeekr・007 - 2023年12月発表のセダン
- Zeekr・Mix - 2024年発表のコンパクトMPV
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Zeekr 001
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Zeekr 009
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Zeekr X
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Zeekr 007
コンセプトカー
[編集]-
M-Vision
子会社
[編集]その他
[編集]- ブランド名は Generation Z(Z世代)とgeek(ギーク)[注 2]を組み合わせた造語である[13]。
- Zeekrは市場投入の初年度に中国で6,000台を販売した[14]。
- 2024年に発表されたZeekr 001の新型では、0~100km/h加速が3.3秒、航続距離675km(ロングレンジモデルは750km)を実現し5分間の充電でも256km分の航続が可能とされる。またモービルアイと共同開発した自動運転支援システム「ZEEKR AD」が搭載される[15]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Stefan Leichsenring (22 March 2021). “Geely gründet Elektromarke Zeekr, um gegen Tesla und Nio anzutreten”. insideevs.de. 27 April 2021閲覧。
- ^ a b DIGITAL, AUTOCAR. “世界を揺るがす中国新興EVブランド「Zeekr」の野心 あと2年で年間65万台へ”. AUTOCAR JAPAN. 2024年9月7日閲覧。
- ^ “中国・吉利汽車「新型プラットフォーム」の狙い”. 東洋経済オンライン (2020年10月6日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ Mick Chan (29 December 2021). “Zeekr, Waymo collaborate to develop autonomous ride-hailing electric vehicle for the United States” (英語). paultan.org. 5 January 2022閲覧。
- ^ Danny Tan (5 January 2022). “Zeekr, Intel's Mobileye to collaborate on autonomous cars – goal is world's first consumer L4 AVs by 2024” (英語). paultan.org. 5 January 2022閲覧。
- ^ “中国・吉利傘下の高級EV「ZEEKR」が米上場 初日終値は35%高で時価総額1兆円超に | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア” (2024年5月14日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ “中国の高級電気自動車「Zeekr」、2025年日本進出 吉利傘下”. 日本経済新聞 (2024年8月12日). 2024年8月25日閲覧。
- ^ “中国Zeekrが25年に日本参入へ、「右ハンドルEV2車種から」”. 日経クロステック(xTECH) (2024年8月14日). 2024年8月25日閲覧。
- ^ “ZEEKRのEV、世界販売30万台達成…欧州では新型車も発表予定”. レスポンス(Response.jp) (2024年8月29日). 2024年9月7日閲覧。
- ^ “中国Zeekr、日本進出の勝算は 爆速の海外展開はや30カ国 - 日経モビリティ”. NIKKEI Mobility(日経モビリティ):日経グループの新しいモビリティ産業の動きを伝える専門メディア (2024年9月5日). 2024年9月7日閲覧。
- ^ Sven Kötter (20 April 2021). “Zeekr 001 (2021): Reichweite & Zero Concept”. autozeitung.de. 27 April 2021閲覧。
- ^ Sebastian Henßler (17 April 2021). “Geelys Zeekr 001 bietet 700 km Reichweite, eigenes Ladenetz & mehr”. elektroauto-news.net. 27 April 2021閲覧。
- ^ Mark Andrews (29 December 2021). “Zeekr 001 exclusive first test drive” (英語). carnewschina.com. 29 December 2021閲覧。
- ^ Matthew H Tong (7 January 2022). “Geely sold 1,328,029 cars in 2021, up 1% from 2020” (英語). paultan.org. 7 January 2022閲覧。
- ^ “0-100km/h加速3.3秒で航続750km、高性能EVジーカー『001』新型を発表”. レスポンス(Response.jp) (2024年2月29日). 2024年9月8日閲覧。