コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ジョン・ボーズ (第10代ストラスモア=キングホーン伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第10代ストラスモア=キングホーン伯爵、1800年以降。

第10代ストラスモア=キングホーン伯爵ジョン・ボーズ英語: John Bowes, 10th Earl of Strathmore and Kinghorne1769年4月14日1820年7月3日)は、スコットランド貴族

生涯

[編集]

第9代ストラスモア=キングホーン伯爵ジョン・ボーズメアリー・エレノア・ボーズ英語版の長男として、1769年4月14日に生まれた[1]。1776年3月7日に父が死去すると、ストラスモア=キングホーン伯爵の爵位を継承した[1]。1786年から1790年頃までイギリス陸軍に従軍した[2]

1796年から1806年までと1807年から1812年までスコットランド貴族代表議員を務めた後[2]、1815年に連合王国貴族であるストリートラム城のボーズ男爵に叙された[1]

死の前日にあたる1820年7月2日、メアリー・ミルナー(Mary Milner、1860年5月5日没、J・ミルナーの娘)と結婚した[1]。2人は庶子を1人儲けており、結婚は庶子を嫡出子にするためだったが、第10代ストラスモア=キングホーン伯爵夫婦がスコットランドに住んでいなかったことが根拠となり、1821年6月29日に庶子のままとの裁定が下された[2]

1820年7月3日に死去、弟トマスがストラスモア=キングホーン伯爵の爵位を継承[1]、ボーズ男爵の爵位は断絶した[2]。未亡人のメアリーは1831年3月16日にウィリアム・ハット英語版と再婚した[1]

競馬

[編集]

馬主であり、下記の優勝馬を所有した。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. p. 1925.
  2. ^ a b c d Cokayne, George Edward, ed. (1896). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (S to T) (英語). Vol. 7 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 290.
  3. ^ Muir, J. B. (1890). Raciana, Or, Raiders' Colours of the Royal, Foreign, and Principal Patrons of the British Turf from 1762 to 1883 (英語). London: J. B. Muir. p. 185.

外部リンク

[編集]
スコットランドの爵位
先代
ジョン・ボーズ
ストラスモア=キングホーン伯爵
1776年 – 1820年
次代
トマス・ライアン=ボーズ
イギリスの爵位
爵位創設 ボーズ男爵
1815年 – 1820年
廃絶