ジャン=ピエール・レオ
表示
(ジャン=ピエール・レオーから転送)
ジャン=ピエール・レオ Jean-Pierre Léaud | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2000年、第25回セザール賞にて | |||||||||||||||||
生年月日 | 1944年5月28日(80歳) | ||||||||||||||||
出生地 | フランス国 パリ | ||||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
『大人は判ってくれない』(1959年) 『男性・女性』(1966年) 『夜霧の恋人たち』(1968年) 『恋のエチュード』(1971年) 『アメリカの夜』(1973年) 『ママと娼婦』(1973年) | |||||||||||||||||
|
ジャン=ピエール・レオ(Jean-Pierre Léaud, 1944年5月28日 - ) は、フランスの俳優[1]。「ジャン=ピエール・レオー」とも表記される。
来歴
[編集]1944年5月28日、パリに生まれる[2]。父は脚本家ピエール・レオ(Pierre Léaud)、母親は女優ジャクリーヌ・ピエルー(Jacqueline Pierreux)という恵まれた家庭に生まれ育ち、幼い頃から俳優になることを夢見る。13歳の時にフランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』の主役のオーディションに自らの強い意志で応募。トリュフォーから「誰よりも本気だった」との評価を得て主役の座を射止める。
『大人は判ってくれない』の成功とトリュフォーからの寵愛を得たことから、ヌーヴェルヴァーグの監督達の様々な作品に出演。ヌーヴェルヴァーグを代表する俳優となった。トリュフォーの死の前から、ゴダールとトリュフォーの板挟みに苦しみ精神的に不安定な時期を経て復帰した。以後、現在に至るまで活躍し、2016年には第69回カンヌ国際映画祭において名誉パルム・ドールを受賞している[3]。
フィルモグラフィー
[編集]- 大人は判ってくれない Les Quatre cents coups (1959年)
- オルフェの遺言-私に何故と問い給うな- Le testament d'Orphée, ou ne me demandez pas pourquoi! (1960年)
- 並木道 Boulevard (1960年)
- 二十歳の恋 L' Amour à vingt ans (1962年)
- 気狂いピエロ Pierrot le Fou (1965年)
- アルファヴィル Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution (1965年)
- 男性・女性 Masculin féminin: 15 faits précis (1966年)
- メイド・イン・USA Made in U.S.A. (1967年)
- 愛すべき女・女たち Le Plus vieux métier du monde (1967年)
- 出発 Le Départ (1967年)
- 中国女 La Chinoise (1967年)
- ウイークエンド Week End (1967年)
- 夜霧の恋人たち Baisers volés (1968年)
- サンタクロースの眼は青い Le père Noël a les yeux bleus (1969年)
- たのしい知識 Le gai savoir (1969年)
- 豚小屋 Porcile (1969年)
- 家庭 Domicile conjugal (1970年)
- 恋のエチュード Les Deux anglaises et le continent (1971年)
- アウト・ワン Out 1 : Noli me tangere (1971年)
- ラストタンゴ・イン・パリ Ultimo tango a Parigi (1972年)
- アメリカの夜 La nuit américaine (1973年)
- ママと娼婦 La Maman et la putain (1973年)
- 逃げ去る恋 L'amour en fuite (1979年)
- ゴダールの探偵 Détective (1985年)
- 映画というささやかな商売の栄華と衰退 Série noire: Grandeur et décadence d'un petit commerce de cinéma (1986年)
- 肉体と財産 Corps et biens (1986年)
- ボラン/復讐の銃口 Boran - Zeit zum Zielen (1987年)
- アニエスv.によるジェーンb. Jane B. par Agnès V. (1988年)
- ヴァージン・スピリト 36 fillette (1988年)
- 誰かが知っている La couleur du vent (1988年)
- バンカー・パレス・ホテル Bunker Palace Hôtel (1989年)
- コントラクト・キラー I Hired a Contract Killer (1990年)
- パリ・セヴェイユ Paris s'éveille (1991年)
- ラヴィ・ド・ボエーム La Vie de bohème (1992年)
- 愛の誕生 La Naissance de l'amour (1993年)
- だれも私を愛さない! Personne ne m'aime (1994年)
- 百一夜 Les Cent et une nuits de Simon Cinéma (1995年)
- 私の男 Mon homme (1996年)
- イルマ・ヴェップ Irma Vep (1996年)
- 男と女と男 Pour rire! (1996年)
- 趣味の問題 Une affaire de goût (2000年)
- ふたつの時、ふたりの時間 Ni neibian jidian (2001年)
- ポルノグラフ Le pornographe (2001年)
- ドリーマーズ The Dreamers (2003年)
- ヴィザージュ Face (2009年)
- ル・アーヴルの靴みがき Le Havre (2011年)
- カミーユ、恋はふたたび Camille redouble (2012年)
- ルイ14世の死 La mort de Louis XIV (2016年)
- ライオンは今夜死ぬ Le lion est mort ce soir (2017年)
脚注
[編集]- ^ Jean-Pierre Léaud, IMDb. 2020年9月10日閲覧。
- ^ “Jean-Pierre Léaud”. AlloCiné. 2015年9月21日閲覧。
- ^ “The honorary Palme d’or awarded to Jean-Pierre Léaud”. Cannes. 2016年5月23日閲覧。