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ジェフ・ダウンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェフ・ダウンズ
Geoff Downes
エイジア - USAノーウォーク公演 (2006年9月)
基本情報
出生名 Geoffrey Downes
生誕 (1952-08-25) 1952年8月25日(72歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド チェシャー州ストックポート
ジャンル プログレッシブ・ロックシンセポップエレクトロ・ポップ
職業 ミュージシャンキーボーディスト音楽プロデューサー
担当楽器 キーボード
活動期間 1974年 -
レーベル EMIアメリカ、フロンティアーズゲフィンユニバーサル
共同作業者 ニュー・ダンス・オーケストラ
バグルス
イエス
エイジア
グレン・ヒューズ
ウェットン/ダウンズ (Icon)
ダウンズ・ブレイド・アソシェイション
公式サイト www.geoffdownes.com

ジェフ・ダウンズ[1]Geoff Downes1952年8月25日 - )は、イングランド出身のロックミュージシャンキーボーディスト音楽プロデューサー

主にプログレッシブ・ロックの分野で活動。バグルス時代に楽曲「ラジオ・スターの悲劇」がヒット、その後結成した「エイジア」で世界的な成功を収める。2010年代から同国のトップグループ「イエス」に復帰した。

経歴

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イエス - USA・トロント公演 (2013年4月)

1979年、「ラジオ・スターの悲劇」がヒットしたシンセポップバンドバグルス」のメンバーとして音楽シーンに登場。その翌年、バグルスのもう一人のメンバーであるトレヴァー・ホーンと共に「イエス」に加入(イエスとバグルズが同じマネージメント事務所に所属していた関係があった)。

1980年にイエスのアルバム『ドラマ』でキーボードを担当。イエスのメンバーとして欧米をツアーするものの、翌年ツアー終了時にイエスは解散。

1981年、イエスの同僚だったスティーヴ・ハウや、ジョン・ウェットンカール・パーマーと共に「エイジア」を結成。ファースト・アルバム及びシングル「ヒート・オブ・ザ・モーメント」が大ヒットする。その後、他のオリジナル・メンバーが次々に脱退し、ダウンズはエイジアの唯一のオリジナル・メンバーとして中心人物となった。

1986年、スティーヴ・ハウが参加した「GTR」のアルバムをプロデュース。

1998年グレン・ヒューズと共作アルバムを発表。

2004年、23年ぶりに「バグルス」メンバーが集結し、チャリティー・コンサートに参加。

2005年、旧友ジョン・ウェットンとデュオ・ユニット「ウェットン/ダウンズ (Icon)」を結成し、アルバム『アイコン』を発表[2]

2007年、「エイジア」をオリジナル・ラインナップで再編成。

2010年、「バグルス」名義で初のフルライブを開催。

2011年、30年ぶりに「イエス」へ復帰。アルバム『フライ・フロム・ヒア』を発表し、ツアーに参加[3]

2012年、クリス・ブレイドとデュオ・プロジェクト「ダウンズ・ブレイド・アソシェイション」を結成し、アルバムを発表[4]

2017年、盟友のジョン・ウェットンが死去[5]。これにより「エイジア」のオリジナル編成や、ユニット「Icon (ウェットン/ダウンズ)」の活動が不能となった。

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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  • 『ザ・ライト・プログラム』 - The Light Program (1987年、Geffen) ※ニュー・ダンス・オーケストラ名義
  • 『ヴォックス・ヒュマーナ』 - Vox Humana (1992年、JIMCO/Blueprint) ※ニュー・ダンス・オーケストラ名義
  • 『エヴォリューション』 - Evolution (1996年、Blueprint)
  • 『ザ・ワールド・サービス』 - The World Service (1999年、Blueprint) ※ニュー・ダンス・オーケストラ名義
  • 『シャドウズ・アンド・リフレクションズ』 - Shadows & Reflections (2003年、Voiceprint)
  • 『ザ・コレクション』 - The Collection (2003年) ※コンピレーション。ニュー・ダンス・オーケストラ名義
  • Live at St. Cyprian's (2003年) ※ライブ
  • 『ザ・ブリッジ』 - The Bridge (2006年、Blueprint) ※ニュー・ダンス・オーケストラ名義
  • Electronica (2010年) ※ニュー・ダンス・オーケストラ名義 フィーチャリング・Anne-Marie Helder
  • 『ライド・ザ・タイガー』 - Ride The Tiger (2015年、Manticore) ※with グレッグ・レイク

バグルス

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イエス

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スタジオ・アルバム
  • ドラマ』 - Drama (1980年)
  • フライ・フロム・ヒア』 - Fly from Here (2011年)
  • 『ヘヴン&アース』 - Heaven & Earth (2014年)
  • 『フライ・フロム・ヒア:リターン・トリップ』 - Fly from Here: Return Trip (2018年) ※2011年作をリミックスし、歌唱を元ボーカルのトレヴァー・ホーンが担当した作品
  • 『ザ・クエスト』 - The Quest (2021年)
ライブ・アルバム
  • 『ライヴ・イヤーズ』 - The Word is Live (2005年) ※1980年ツアーの数曲を収録
  • 『“イエス・サード・アルバム”&“究極”完全再現ライヴ〜ライヴ・イン・ブリストル 2014』 - Like It Is: Yes at the Bristol Hippodrome (2014年)
  • 『“危機”&“こわれもの”完全再現ライヴ〜ライヴ・イン・アリゾナ 2014』 - Like It Is: Yes at the Mesa Arts Center (2015年)
  • 『“海洋地形学の物語”&“ドラマ”〜ライヴ・アクロス・アメリカ』 - Topographic Drama - Live Across America (2017年)
  • 『50周年記念ライヴ』 - Yes 50 Live (2019年)
  • The Royal Affair Tour: Live from Las Vegas (2020年)

エイジア

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ヒューズ / ダウンズ

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  • 『ザ・ワーク・テープス』 - The Work Tapes (1998年) ※旧邦題『アーカイヴ・テイプス』

ウェットン/ダウンズ (アイコン)

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  • Wetton Downes (1996年) ※デモ・アルバム
  • 『ウェットン・ダウンズ』 - Wetton / Downes (2002年)
  • アイコン』 - Icon (2005年)
  • 『アイコン〜アコースティック・アルバム』 - Icon Acoustic TV Broadcast (2006年) ※ライブ
  • 『ネヴァー・イン・ア・ミリオン・イヤーズ〜アイコン・ライヴ!』 - Icon Live - Never in a Million Years (2006年) ※ライブ
  • 『ルビコン』 - Icon II: Rubicon (2006年)
  • 『アイコン3』 - Icon 3 (2009年)
  • Heat of the Rising Sun (2012年) ※ライブ
  • 『アーバン・サールム〜ライヴ』 - Urban Psalm Live (2017年) ※ライブ

ダウンズ・ブレイド・アソシェイション

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  • Pictures of You (2012年)
  • Suburban Ghosts (2015年)
  • Skyscraper Souls (2017年)
  • Live in England (2019年) ※ライブ
  • Halcyon Hymns (2021年)

参加アルバム

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  • トラピーズ : Welcome to the Real World (1993年)
  • ホワイト : 『ホワイト』 - White (2004年)
  • Various Artists : 『ザ・プログ・コレクティヴ』 - The Prog Collective (2012年)

脚注

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外部リンク

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