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石倚潔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シー・イージェから転送)

石 倚潔[1]シー・イージェ、せき きけつ、中国語: 石 倚洁[2]、Yijie Shi[3]1982年9月6日)は、中国出身の声楽家テノール)。日本東邦音楽大学に学んだ。

経歴

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上海市東部の張江鎮(現在は浦東新区の一部)に生まれ[4]1997年から声楽を学ぶ[3]。2002年に、上海音楽学院への進学を試みたが、不合格となり、日本へ留学する[4][5]2006年[6]東邦音楽大学を首席卒業後、同大学院に進み、特別研修生としてオーストリアに留学し、グラーツ音楽院に学ぶ[3]

2007年に、ヨーロッパ各地の国際声楽コンクールで優勝を重ねて注目され[1]2008年以降はヨーロッパを中心にオペラの舞台に立っている[3]。 子どもが双子の女の子がいる。 2009年には、アルベルト・ゼッダの意向により、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭で『オリー伯爵』の主役に抜擢された[3]

日本での初リサイタルは、2012年7月18日に行なわれた[2]

CD

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出典・脚注

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  1. ^ a b “新鋭歌手2人、本場で飛躍 ロッシーニ・オペラ・フェスで好演”. 朝日新聞・夕刊: p. 7. (2008年9月12日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  2. ^ a b 7月18日(水) シー・イージェ(石倚洁) 日本デビュー・リサイタル!(本大学院修了生/東邦音楽大学後援)”. 東邦音楽大学. 2012年11月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e 水谷彰良. “ベルカント・テノールの新星による 待望の日本初リサイタル シー・イージェ テノール・リサイタル”. 東京プロムジカ. 2012年11月24日閲覧。
  4. ^ a b 陈唯正 (2010年12月12日). “石倚洁:站在国际舞台上的上海男高音”. 新芭网. 2012年11月24日閲覧。
  5. ^ 石倚洁:飙高音不是歌唱家唯一的追求”. 上観新聞 (2018年11月23日). 2019年2月22日閲覧。
  6. ^ プロフィール 詳細情報 シー・イージェ”. 東京フィルハーモニー交響楽団. 2012年11月24日閲覧。
  7. ^ オペラ・アリア名曲集/シー・イージェ テノール”. fontec (2012年7月4日). 2012年11月24日閲覧。

外部リンク

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