シルヴィー・グラール
シルヴィー・グラール Sylvie Goulard | |
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2019年7月26日 | |
生年月日 | 1964年12月6日(59歳) |
出生地 | フランス ブーシュ=デュ=ローヌ県マルセイユ |
出身校 |
エクス=マルセイユ大学 パリ政治学院 フランス国立行政学院 |
前職 | 外交官 |
所属政党 | 共和国前進 |
配偶者 | ギヨーム・グラール |
子女 | 3人 |
公式サイト | Sylvie Goulard |
内閣 | 第1次エドゥアール・フィリップ内閣 |
在任期間 | 2017年5月17日 - 2017年6月19日 |
大統領 | エマニュエル・マクロン |
シルヴィー・グラール(フランス語:Sylvie Goulard、1964年12月6日 - )は、フランスの政治家。エマニュエル・マクロン政権で第23代国防・軍事大臣を務めた。
人物
[編集]1964年12月6日にマルセイユにて誕生する。出生時の姓名はシルヴィー・グラッシである(Sylvie Grassi)[1]。
エクス=マルセイユ大学で法律を学び、1984年に大学を卒業した後、1986年までパリ政治学院に学び、続いてストラスブールのフランス国立行政学院で1989年まで学んだ。
1989年にフランス外務省に入職し、法務担当としてドイツ最終規定条約の交渉、調印及びドイツ再統一(1990年)などに関わる。
2001年から2004年まで欧州委員会第10代委員長のロマーノ・プローディの下で政治顧問を務めた[2]。
2006年から2010年までは欧州国際運動の代表を務める[3]。
2009年欧州議会議員選挙にグラールはフランス西部地区選挙区で出馬し、当選を果たした[4]。欧州議会では欧州自由民主同盟に所属し、経済・金融情勢に関する欧州議会委員会のメンバーとして、欧州と日本やその他の外国との経済問題を担当した[5]。
2016年にエマニュエル・マクロンが旗揚げした政党「共和国前進」に参加した[6]。
2017年5月、フランス共和国大統領に就任したマクロンの下、エドゥアール・フィリップ首相が組閣した内閣に国防・軍事大臣として入閣した[7]。しかし欧州議会議員時代に所属していた政党・民主運動に欧州議会の公金を不正流用した疑惑が持ち上がり、グラール自身も捜査対象となる可能性が出てきたことを受け、わずか1ヶ月後の6月20日に辞任を発表した[8]。軍事大臣の後任は同じエナルクのフロランス・パルリとなった。
脚注
[編集]- ^ Biography Sylvie Goulard
- ^ SYLVIE GOULARD, LA PÉDAGOGUE DE L’EUROPE lhemicycle Posted on 2 mai 2015
- ^ Qui sommes-nous ? Mouvement-Europeen France
- ^ Résultats des élections européennes 2009 Ministère de l'Interieur interieur.gouv.fr
- ^ Sylvie GOULARD Parlement européen Députés
- ^ Pourquoi je soutiens Official Twitter 17 novembre 2016
- ^ UPDATE 1-Macron emphasises EU in French foreign, defence ministry postings Reuters Wed May 17, 2017
- ^ “仏国防相が辞任表明、マクロン大統領が先月任命”. AFPBB News (フランス通信社). (2017年6月20日) 2017年6月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- Sylvie Goulard
- シルヴィー・グラール (@GoulardSylvie) - X(旧Twitter)
- シルヴィー・グラール (sgoulard) - Facebook
公職 | ||
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先代 ジャン=イヴ・ル・ドリアン 国防大臣 |
フランス国防・軍事大臣 第23代:2017年5月17日 - 2017年6月19日 |
次代 フロランス・パルリ |